ママと赤ちゃんを危険に!? きれいなネイルは妊婦にはNGって知ってた?
キラキラなラメが輝くネイルアート。爪がかわいいと気分もあがりますね。でもこのネイルアート、助産師さんたちにはとっても不評なんです。「できれば妊娠したらすぐにやめてほしい」という意見もある、その真相は?
緊急時に、健康状態が把握できない危険性が!
突然の体調不良、トラブルがあったとき、医師は患者の肌の色や、爪の色などからもその人の健康状態をチェックします。
ネイルアートで本来の爪が隠れてしまっていると、大切な医療情報のひとつがシャットアウトされていることに。緊急の場合、助産師さんがあわてて除光液でマニキュアを落とす場合もあるとのこと。除光液で落とせないタイプのネイルをはがして、爪がボロボロになってしまったということもあるそう。
「とくに緊急事態になりやすい出産時は、絶対ネイルはオフして、爪は素の状態にして来てほしい!」という意見は、多くの助産師さんが言っています。
生まれたての赤ちゃんをママが傷つけてしまう危険も!
お産のときにネイルはオフしておいてほしい理由のもうひとつは、生まれてくる赤ちゃんのため。生まれたてほやほやの新生児ベビーのお肌はやわらかくてとってもデリケート。ママが長い爪をしていると、抱っこやお世話をしたときに傷つけてしまう危険性があるのです!
新生児のお世話をするときの基本は、爪を短くした清潔な手だということ、覚えておいてくださいね。
いかがでしたか? 助産師さんがネイルアートにいい顔をしない理由、わかっていただけたでしょうか。妊娠したら、遅くとも臨月に入ったらネイルをオフして、長い爪とはサヨナラを。キラキラしたラメで飾らなくても、きれいに手入れがされた清潔な“ママの手”は、とってもステキです。(文・たまごクラブ編集部)
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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