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陣痛の始まりってどんな痛み? 症状・間隔を知って痛みの対処法を

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陣痛が始まったらどうしたらいい? 陣痛の痛みに耐えられる?という不安は、初めて妊娠、出産するママならだれもが感じること。いざというときにあわてないためにも、陣痛の始まりや症状、間隔について予習しておきましょう。

陣痛が始まるときの前兆

お産が近づいてきたという兆候は人それぞれです。胃腸への圧迫感がなくなって食欲が出る人もいれば、尿意や便意を頻繁に感じる人、逆に便秘しやすくなる人もいます。また、おなかや腰が張りやすくなりますが、子宮が収縮しやすい状態で、陣痛が始まる準備が整いつつあるということです。さらに、赤ちゃんの体が骨盤までおりてきて、胎動を感じにくくなるうえ、おりものもこれまで以上に多くなります。このようないくつかの体の変化が見え始めたらお産ももうすぐです。

陣痛の始まりの痛み方と特徴

臨月に入ったら、いつお産が始まってもおかしくない状態。お産が始まるサインにはおしるし、前期破水、陣痛(前駆陣痛〈ぜんくじんつう〉)の3つがあり、いずれかのサインが現れます。なかでも、陣痛(前駆陣痛)でお産が始まる場合、どんなタイミングで産院に連絡をしたらいいか、初めて出産するママは心配ですね。陣痛かも!?というときの見きわめ方と入院までの流れを紹介します。

不規則なおなかの張りが前駆陣痛

予定日近くになると、本格的な陣痛の前に「お産がもうすぐ始まるサイン」として、不規則なおなかの張りを頻繁に感じることがあります。これは前駆陣痛と呼ばれ、陣痛の予行練習のようなもの。今までとは違うおなかの張りや痛みがあるものの、間隔もまばらで、そのうちしだいに遠のいていき、治まってしまいます。ただし、すべての人に前駆陣痛が現れるわけではなく、人それぞれです。もしおなかの張りが頻繁に起こり、気になったら、時計で間隔を計ってみましょう。間隔が不規則であれば、様子を見ていいですが、不安な場合は産院に連絡を。

前駆陣痛と本陣痛の違いと陣痛の間隔

前駆陣痛と本陣痛の違い

前駆陣痛と本陣痛の違いは痛みが起こる間隔の長さです。前駆陣痛は、今までとは違うおなかの張りや痛みがあるものの、間隔もまばらで、そのうち次第に遠のいていき、治まってしまいます。

10分間隔になったら本格的な陣痛の始まり

おなかの張りや痛みが強まり、10分間隔で規則的に繰り返し起こるようになったら本格的な陣痛の始まりです。間隔とは、張りや痛みが始まったときから、次の痛みが始まるまでの時間。10分間隔になったタイミングで産院に連絡しましょう。陣痛が始まるとあわててしまいがちですが、息をつめずにリラックスすることが大切です。また、初めてのお産の場合、陣痛の始まりから赤ちゃんの誕生までは約11~17時間かかるといわれています。陣痛が始まったときに1人でいても、落ち着いて産院や家族に連絡をして入院の準備をしましょう。

陣痛の始まりで感じる痛み以外の症状

出産が近づいてきた兆候として、陣痛以外に自覚できる症状もいくつかあります。以下の症状が感じられたら「そろそろかも…」と心の準備をしておくといいでしょう。
○おなかの張り
○頻尿
○腰痛
○むくみ
○おりものが増える
○それまでよりも胎動を感じにくくなる

陣痛の痛みを上手に乗りきるには

赤ちゃんがスムーズに生まれてくるためには、子宮が収縮して赤ちゃんを押し出さなくてはなりません。この子宮の収縮が陣痛のこと。陣痛があるからこそ、赤ちゃんが誕生できるのです。陣痛は子宮口が全開大になり、赤ちゃんが出てくるまで続くため、長時間に及びます。痛みはつらいですが、ずっと続くのではなく、波があり、初めは短い痛みの波が、徐々に長く強い痛みの波になっていくイメージです。この波に合わせて過ごすことが、陣痛を乗りきるポイントになります。

お産が進むにつれ、陣痛の間隔は短く

陣痛はお産が進むにつれ、1回が長く強く、次の陣痛が来るまでのが短くなっていきます。進み方は人それぞれ違い、個人差がありますが、陣痛が10分間隔になってから、子宮口が3cmくらいになるまでの間に5分間隔に。さらに子宮口が7cmくらいになるころには陣痛は2~5分間隔、そして子宮口が全開大になると1~2分間隔になっていきます。

自分の楽な姿勢を探し、陣痛の合間はリラックスを

赤ちゃんが下りてくるのにともなって、陣痛の痛みもだんだんと下へと移っていきます。下腹部や腰、肛門(こうもん)など痛みが出てくる部位はさまざまです。痛む場所に合わせて、自分が楽な姿勢を探しながら、あれこれ試してみましょう。また、痛みで体を緊張させると、余計に痛みを感じるだけでなく、疲れも増し、お産を長引かせることにも。痛みに耐えて息を止めてしまうと、赤ちゃんに十分な酸素も届きません。息は止めないで、ゆっくり吐くようにしましょう。痛みが遠のいたら、意識的に力をぬき、深呼吸をしてリラックスを。

陣痛時に役立つ姿勢

○あぐらをかく
○椅子やクッションに前かがみにもたれる
○横向きに寝て、足をくの字に曲げ、まくらやクッションを挟む
○手足をついてうつぶせになる姿勢。

まとめ

陣痛と聞くと、「痛い」ことばかりに目を向けてしまいがち。だれしもが不安に思うことですが、恐怖心ばかりでは余計な力が入り、体力も消耗してしまいます。「もうすぐ赤ちゃんに会えるんだ!赤ちゃんも頑張っているんだ!」「赤ちゃんと一緒に山登りをするんだ!」という気持ちで前向きに考えてみてはどうでしょうか。
(文/たまごクラブ編集部)

監修
日本赤十字医療センター 周産母子・小児センター顧問
東都文京病院 院長 杉本充弘先生

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