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立ち会い出産は感動or後悔?メリットとデメリットを先輩ママに聞く

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Gorodenkoff/gettyimages

夫と一緒に我が子の誕生を喜び合える「立ち会い出産」。「感動した」、「絆が深まった」という声を聞く一方で、やらなきゃよかった…と後悔しているという声も。もし、あなたがどちらにしようか迷っているなら、先輩ママの声を聞いてみるのがいいかもしれません。そこで今回は立ち会い出産を行ったママと、しないことを選択したママ、両方の声をまとめてみました。産後の夫婦関係にも関わる場合があるようです。

関連:「立ち会い出産」するorしない? 迷ったら読むべき!

立ち会い出産って実際どうやるの? まずは出産の流れを知ろう

立ち会い出産をする方が多くなってきた昨今ですが、どの産院でも可能とは限りません。まずは出産予定の産院が対応しているかどうかを確認しておきましょう。一般的には陣痛が10分間隔になると産院へ連絡し、医師(助産師)の判断を仰いでから入院となります。お産までの時間は個人差があり、とくに初産となると10時間以上かかることも。立ち会い出産というと夫婦で分娩室に一緒に入るだけのイメージがありますが、陣痛の始まりからサポートを行うことも大切な要素です。希望者には両親学級などでレクチャーを行う産院もありますので、出産を迎える前に夫婦で学び、シミュレーションをしておくといいですね。

立ち会い出産のメリット・デメリットは?

立ち会い出産をしたママの声を聞いてみると、メリットはやはり「心強かった」という点。いつ終わるともしれない分娩の間、手を握り励ましてくれる夫の姿は頼もしく感じると思います。立ち会いをすることで「出産は夫婦の共同作業」という認識になるのではないでしょうか。そして「父親の自覚が芽生えたように思う。」という意見も目立ちました。およそ10カ月間、お腹で赤ちゃんの成長を感じ取ってきたママと違い、いきなり父親となるパパは、出産に立ち会うことで気持ちが大きく変わるのかもしれません。

立ち会い出産のデメリットはどんなところ?

対してデメリットでは、「産後女性として見られなくなった。」という意見が多くありました。立ち会い出産では夫を妻の頭側に立ってもらうように配慮する産院が多いようですが、妻が苦しむ姿や、出血する様子が夫の心に残ってしまう場合もあるのでしょう。ママからの意見としては「分娩室に入っても何をしたらいいか分からずオロオロしていたのが嫌だった。」というものも。見ていてイライラしてしまう気持ち、ちょっとわかるような気がしますね。

関連:事前準備が大切! 立ち会い出産のメリット・デメリット

感動or後悔?立ち会い出産をしたママの声

立ち会い出産をして良かったか、それとも後悔しているのか。実際に行ったママさんの声を口コミサイト『ウィメンズパーク』で探してみました。

【口コミピックアップ】
・夫は私より感動して号泣していました。出産に立ち会うと、妻を女として見られなくなると言う人もいますが、うちはむしろ立ち会ったからこそ、女である妻を尊敬して、より愛しく、より大切に想えるようになったって言います。もちろん子どものこともすごく可愛がっています。だからメリットはたくさんあったけど、デメリットはなかった。立ち会ってもらって良かったです。

・立ち会い出産しました。入院中は仕事の合間に「息子の写メ送って。」と連絡があり、息子に会いたいから早く仕事終わらせて、毎日会いに来てくれました。里帰りも「家事は俺が全部するから早く帰ってきてくれ。」と。期待してなかったので、主人の変化にびっくりしています。息子が産まれて父親としての自覚が出てきたということですかね。

・立ち会い中に貧血を起こし、分娩室を出た後に廊下で倒れて失禁して空き部屋で寝かされていました…。旦那さんが血苦手でしたら、本当によく相談した方がいいと思います。私の旦那への評価は、出産後に「めちゃめちゃ頼りない人」になり、いざという時は絶対当てにしない、と強く思うようになりました…。

・立ち会い出産しました。後悔しています。分娩室では、とくに具合が悪くなることもなく、助産師さんの指示通り汗を拭いたり、いきみの時に背中を支えてくれたりしました。でも、その後、夫が拒否してセックスレスになりました。ずっと頭側にいたし、下半身にはカバーがかかっていたので、グロテスクな部分は見ていません。だから、セックスレスの原因が立ち会い出産かどうかは分かりません。でも分からないからこそ可能性としてずっと残るわけで、私は苦しんでいます。

痛みに耐えられるかな、無事に生まれてきてくれるかな…と赤ちゃんの顔を見るまでは不安でいっぱいです。そんな時にパパが寄り添ってくれるだけで安心できた、というママ。しかし、血が苦手なパパには難しい部分もある様子。気になる産後の夫婦関係も「女として尊敬して、より大切に想えるようになった。」と、絆が深まる家庭もあるものの、立ち会い出産がその理由だと特定できないまでも、セックスレスに陥る場合もあるようです。

「立ち会い出産しない」を選んだママの意見は?

それでは逆に、「立ち会い出産をしない」を選択したママの声を聞いてみましょう。しなくて正解だった!もしくはすれば良かった、どちらが多いのでしょうか。

【口コミピックアップ】
・私が立ち会いを断りました。最後は壮絶な自分との戦いの場なので、1人で戦えてよかったです。というのも、お産は想定外のものが出てくることがあります。私は出てきてしまいました。そんな場面絶対に見られたくないので、いなくてよかったなとしみじみ思いました

・立ち会いを希望しませんでした。夫も血とかグロテスクに感じるものがが苦手だったので、ちょうどよかったです。結果、よかったですよ。夫とは今でも恋人のように仲良しですし、子どももすごく大事にしてくれています。

・1人目は、立ち合い出産をしました。夫は声をかけてくれたけど、こちらは余裕がなくて。2人目の時は、上の子の面倒を見てもらおうと思って、帰っていいといいました。気楽でした。

立ち会い出産を希望しなかったママは、「出産する姿を見られたくない。」という方が多い様子。痛みに耐える姿をさらけ出すのは、やはり勇気がいりますよね。また、2人目出産の場合などは、上のお子さんをパパに見ていてもらいたいと、立ち会いを希望しなかったパターンもあるようです。

関連:立ち会い出産をするときに夫はどんなサポートをすればよい?

番外編/母親に立ち会ってもらった、旦那に拒否された

番外編として、夫以外の家族が立ち会ったケースをご紹介します。また、夫に「立ち会いたくない」と断られた方は、どう対処したのでしょうか?

【口コミピックアップ】
・夫より早く姑が来ました。また助産師さんが「どうぞ~。」と中に入れてしまったので出てってくださいとも言えず。遅れて到着した夫もそれを見て出てとも言えず、私が促進剤で苦しんでいる姿をずっと見られていました。案の定、姑の視線が気になってしかたなく、ずっとタオルで視界を隠しながら髪を振り乱してうんうんと痛みに耐えるハメに…。

・当時小学二年生と中学一年生の女の子が立ち会いました。二人共すごく感動していて、命の素晴らしさや自分もこうやって産まれたのだと実感したようです。一緒に産んだ気持ちになったようで、赤ちゃんへの可愛さも違うと言っていました。

・血がダメという理由で、夫に立ち会わないと言われました。でも、分娩の前の陣痛室までは一緒にいて、陣痛の波が来るたびに、夫に一晩中マッサージしてもらいました。そして夫は、陣痛の波を測っている機械の仕組みがわかったらしく、陣痛が来るより少し早い絶妙のタイミングでマッサージできるようになりました。私は陣痛が長くて、分娩室に移ってからはそんなに辛くなかったので、これでよかったと思っています。

少数ですが、実母もしくは義母が立ち会ったというママさんもいます。また、ある程度大きくなれば上のお子さんと一緒に出産に臨むのも素敵ですね。自分が生まれた時のことを思い重ね、命の大切さに気付くことができるかもしれません。また、もし夫に「立ち会いたくない。」と言われた場合でも、いざ出産となる少し前までいてもらえると、精神的な支えになってくれるのではないでしょうか。

「立ち会い出産」するかしないか。夫婦ふたりでの話し合いが何より大切

これまで、実際に立ち会い出産を行ったママさんの本音をまとめてご紹介しました。感動や後悔など色々な意見がありましたが、どちらがいいかはママひとりでは決められません。立場が違う夫と妻では意見がぶつかってしまうことがあるかもしれませんが、どちらにとっても大切な赤ちゃんの誕生です。夫婦ふたりでよく話し合い、納得して出産に臨めるといいですね。

(文・Aya)

※参考:たまごクラブ、ひよこクラブ
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※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

関連:【立ち会い出産をより感動的にするポイント#1】助産師さんからのアドバイス

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