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副乳、搾乳、あわや乳腺炎…激痛のおっぱいアクシデントと試行錯誤の日々

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母ポンプや母乳をフィード
blanscape/gettyimages

4歳の長女と、生後7ヶ月の長男の子育てに奮闘中のママライター、“はやし なお”です。現在は子育て中心の生活をしながら、在宅ワークで学生の勉強の手伝いをしています。29歳で長女、33歳で長男を出産しました。私の体験をお話ししたいと思います

妊娠後期から少しずつ、授乳準備を始めた私のおっぱい

妊娠7ヶ月を過ぎたころから、何となくおっぱいが大きくなってきたような感覚がありました。とはいっても、生理前の少し張ったような状態と同じ程度。

そのころ、入浴後に体が温まったあとに、下着の乳首があたる部分にうっすら水のようなものがにじむことがありました。

不思議に思って調べてみると、「おっぱいが授乳の準備を始めている証拠」だと書いてありました。水っぽく、うっすら白いミルクのような感じ。

ちょうど、おなかが大きくなってきたことを実感していた時期で、「いよいよ出産が近づいてきたんだ!」と身の引き締まる思いがしたのを覚えています。

おっぱいが出た喜びと、副乳の激痛とともに退院

無事に出産してすぐ、赤ちゃんに初乳を与えたときのことは今でも忘れられません。分娩室で胸に赤ちゃんを抱くと、自然とおっぱいを探して口にくわえる姿。「あぁ、母になったんだ!」と感動的な瞬間でした。

でも、そんなに簡単におっぱいは出てくれませんでした。出産翌日から3時間おきの授乳が始まりましたが、最初の2日間は少しにじむ程度。授乳の前後で赤ちゃんの体重を測り、その差からおっぱいを飲んだ量を計算するのですが、わずか数グラム。これしか出ていないのかと悲しくなりました。

赤ちゃんもまだ上手には吸えないので、毎日お互いが試行錯誤。しっかりとおっぱいが出てくれるようになったのは出産から3日目でした。でも、その日から脇の下の副乳が腫れて痛み出し、冷やして痛みを和らげても耐えられないほどの激痛に襲われました。

順調におっぱいが出るようになったことは嬉しかったのですが、その一方でひどい副乳の痛みに耐えながらの退院となりました。

1ヶ月で軌道に乗った授乳。あわや乳腺炎で危機一髪

退院してからも、さまざまなおっぱいトラブルに見舞われることに…。いちど出始めたおっぱいは、もうとどまることなく出続けていたのですが、すぐには赤ちゃんも上手に飲めませんでした。

赤ちゃんの飲む量が増えるまでは、おっぱいが作られ過ぎている状況になり、搾乳をすることに。さらにわが子の場合は、おっぱいを飲むとあっという間に寝てしまいます。

両方のおっぱいをあげることができず、いつも片方だけ。片方は常にパンパンで、まるで板が入っているようでした。あわや乳腺炎という状況になったこともあり、難しさを痛感しながら授乳と格闘する日々でした。

タイミングを見て、搾乳をしながらの授乳を行い、1ヶ月ほどで赤ちゃんの飲む量と、おっぱいが作られる量のバランスがとれてきました。食べたものによって、おっぱいがつまって苦労するという話を聞いて心配していましたが、幸いなことに、私の場合は何を食べてもそれほど大きな影響はなし。食事とおやつタイムが、ストレス発散の時間になっていました。

長女は予定日より早い出産となり、妊娠39週で、身長46.5cm、体重2630gで元気に生まれてきました。初産だったこともあり、実際に授乳を始めるまでは、本当におっぱいが出るのだろうかと不安も感じてました。けれども、赤ちゃんが生まれると、体が自然に反応しておっぱいを作ってくれました。妊娠中は念入りにおっぱいケアをしたということはありませんでしたが、入浴の際に乳首マッサージや乳頭のお掃除などはしていました。出産後は授乳のたびに、助産師さんがおっぱいの状態などもチェックしながら授乳の仕方を丁寧に教えてくれたので、不安なくのぞめたと思います。

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[はやしなお * プロフィール]
将来の夢は保育士さんになることと言っていたほどの子ども好き。学生時代は教員免許も取得し、塾講師や家庭教師といった仕事も長年経験してきました。在宅で少しずつ仕事をしながらも、子育て第一に子どもたちとの時間を大切に過ごしています。

■関連:赤ちゃんの様子に合わせて母乳の成分が変わるって本当?!母乳育児専門家に聞きました

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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