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体重管理の落とし穴、出産直後より要注意! 油断大敵の「卒乳太り」

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男の子2人を育てながら、在宅ライターとして働いている“ベビオママ”です。28歳のとき長男を妊娠、出産しました。長男出産時の体重管理について、当時を振り返ります。

つらい吐きづわりのため、1ヶ月で1kg体重減少

妊娠前の体重は54kg。妊娠したかなと思い、初めて病院に行ったときの体重は54.6kgでした。なんとなく体がだるくて動けない日が続いていたせいか、体重が少し増えていました。

しかし、この後、急激につわりが悪化。毎日、何度も吐いてしまい、妊娠12週のときには体重が53.7kgに減っていました。

吐き気のつらさもありましたが、何よりもきちんと赤ちゃんに栄養が届いているのか不安でたまりませんでした。

食べづわりの体重増加も、献立報告のおかげで改善

そのころは教師として働いていて、授業が始まれば休むことはできませんでした。「吐きづわり」の次には、空腹になると吐き気を感じる「食べづわり」へと移っていったのですが、とはいえ、ゼリーやクッキーなどを軽く食べるのがやっと。あまり栄養管理に気を遣うことはできませんでした。

「食べづわり」のため、少量でも何かを口にしていることが続いたせいか、今度は体重が増加していきました。

ちょうどそのころ、通っていた産婦人科から食事の指導として「基本は和食の一汁三菜、洋食は脂肪分が高いのでもってのほか」と注意を受けたのです。産後の母乳育児のためには、妊娠中から食生活に気をつけなくてはならないと厳しく管理していく方針の病院で、助産師外来では前日の献立の報告が義務づけられていました。

そのおかげで食事のバランスに気をつけるようになり、健診のたびに体重増加は安定したペースに。出産直前はもとの体重から7kg増の61kgでした。

産後3ヶ月で元の体重以下。授乳は最高のダイエット

出産直後の体重は56kg。産前+2kgです。母乳がよく出る状態をキープしたほうが良いので、すぐに体重を戻さないように指示されました。

母乳育児をしていたので、すぐにおなかがすきました。脂肪分をとり過ぎないように気をつけながらバランスの良い食事をしっかりとるとともに、夜中にも小さめのおにぎりを食べて母乳がしっかり出るように努力しました。

産後3ヶ月ごろには赤ちゃんが飲む量も増えたため、いつの間にか体重が減って52kg(産前-2kg)になっていました。このときは、「妊娠中に体重を増やし過ぎなければ、産後太りの心配はないんだな」と安心していました。

油断大敵! 本当に心配すべきは、“卒乳太り”

長男は離乳食が順調に進み、生後9ヶ月ごろから日中の授乳量が大幅に減っていきました。しかし、私自身はというと、授乳のために多く食べる習慣がついていたため、胃がかなり大きくなった状態。授乳量が減ったので自分の食事の量を減らさなければいけないのですが、なかなか対応できませんでした。

長男が1歳1ヶ月で卒乳したときには、自分の体重は56kg(産前+2kg)になっていました。本当に心配しなければいけないのは、“卒乳太り”と気づいたときにはもうあとの祭り。愕然として、「ダイエットに取り組まなくては」と思ったのですが、すぐに次男の妊娠が発覚。結局、先延ばしになってしまいました。

長男は妊娠39週のとき、身長51cm、体重3303gで出産しました。授乳はかなりカロリー消費されるからと気が緩み、授乳中の食事のバランスには気をつけていても、量にはほとんど気をつけていなかったことが、“卒乳後太り”の敗因でした。また産後は赤ちゃんの体重はこまめにはかっていても自分の体重測定の機会は減っていたことも良くなかったと思います。育児中は急激なダイエットはできません。次男の育児のときには「授乳量と自分の食事量のバランスはしっかりとる。こまめに自分の体重もチェックする」と肝に銘じました。そうして次男のときには、どうにか“卒乳太り”を回避できました。

[ベビオママ*プロフィール]
育児と家事、そして執筆に追われる毎日ですが、いつまでもきれいなママでいられるように体重管理をしっかりしていこうと再認識しました。でも最近は見た目の問題だけではなく、健康問題としても体重管理が重要なお年ごろになったと気づきました。

関連:体重管理や便秘改善に!妊婦に最強の「ハーバード大学式野菜スープ」

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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