宝物の息子とはおなかのなかで対面してた!エコー写真で出会いからこれまでを振り返る
元保育士でライターの【水野谷つむぎ】です。第1子は32歳で妊娠しました。今一番欲しいものは「べびちゃん」…そう、私の赤ちゃん。そんなことを考えていたとき、やって来た私の宝物をおなかに授かっていたころのことを、当時のエコー写真で振り返ります。
大好きなモンテッソーリ幼稚園に勤めていた私でしたが、子どもが欲しくて退職を決意した翌月、妊娠が発覚しました。「仕事は楽しい。でも、ストレスもかかるし、時として体力仕事もある。だから赤ちゃんが来てくれないのかな。年が明けても恵まれなかったら、病院に行こう」と思っていた矢先、コウノトリさんが来てくれたのです。
妊娠初期ごろ おなかに赤ちゃんが来てくれた!
妊娠5週のエコー写真 胎嚢確認
胎嚢が確認できました。しかし、赤ちゃんはいるけれど、まだ小さすぎて心音の確認ができないとのことで、医師から「来週もう一度来るように」と言われました。喜び勇んで行ったこともあり、肩すかしを食らった気分でした。
妊娠6週のエコー写真 心音が確認できた!
心音確認ができました。卵大の子宮の中にいて、1㎝にも満たない大きさだと教えてもらいました。
妊娠7週のエコー写真 本当にいるんだ。生命ってすごい!
仕事の山場が過ぎるのを待ち、職場にも妊娠を報告。たくさんの方に祝福をいただきました。
妊娠8週のエコー写真 少しずつ大きくなっている赤ちゃん
胎児の大きさは1.5㎝くらい。この頃、つわりらしきものを感じ始めました。食の好みが変わることはありませんでしたが、量が食べられなり、とても疲れやすく、帰宅後ご飯を食べたら力尽き、午前3時ごろにやっと起きて、洗い物をするような日々でした。
そんな頃に病院から突然の電話があり、なんと病院が閉院することを聞かされました。そして、「もう妊娠3か月に入るので、急いで別に出産する病院を探して下さい」と言われました。妊娠3か月になったら入院予約、前金入金の病院が多いための指示でした。あまりのことに、電話を切った後、呆然と立ち尽くしましてしまいました。
妊娠中期ごろ 「べびちゃん」と名付け、日常の実況中継が日課
妊娠17週のエコー写真 ずいぶん大きくなった。成長を実感
当時、母乳育児をしたかったため、夜も母子同室でいられる産院を必死で探し、実家から30分程の病院にようやく受け入れてもらうことができました。これは、「べびちゃん」の全身が一枚に収まっていた最後の一枚です。
20週5日のエコー写真 母になる実感が日に日に強くなる
おなかが張りやすいことを伝えたら、医師に「なるべく出歩かないこと。買い物もご主人と行くように」と、自宅安静を申しつけられました。心の中で「それは無理です」と、叫んでいました。
妊娠23週のエコー写真 赤ちゃんの推定体重640g
この日、体重増加の注意が入ってしまいました。(+5kgでした。)けれど、安静指示は解けず、食事量も増えてはおらず、思わず「どうやって体重管理しればいいんですか」と、突っ込んでしまいました。白米を減らすなど、食事の工夫をするようアドバイスされました。
妊娠26週のエコー写真 4Dエコーに感動
初めて4Dのエコーで検査をしました。この日に性別を教えてもらえることになっていたので、とても楽しみに臨んだ検査では、股をしっかり開いて「男の子」を主張してくれました。右側に映るのが赤ちゃんの横顔です。顔がはっきりと見え、嬉しくて何度も見返していました。でも鼻が低いのが私に似ているようで、「可哀そうに」とも思っていました。
妊娠後期ごろ マイナートラブルも出始めました
妊娠28週のエコー写真 赤ちゃんの推定体重1369g
この頃は足がつりやすく、明け方のこむら返りで飛び起きる毎日を送っていました。
妊娠32週のエコー写真 赤ちゃんの推定体重2080g
この頃になると股関節痛が酷くなりました。少し歩いただけで、普通には歩けない状態になってしまい、道端でストレッチをしてしのいでいました。
妊娠35週のエコー写真 赤ちゃんの推定体重2309g
この頃もまだ股関節痛がひどく、医師に相談しました。でも、「出産に向けての準備だから仕方がない」の一言に撃沈。やはりストレッチなどをして、うまく乗り切るしか方法がないようです。「生活に支障が出ているというのに」と、思わずにいられませんでした。
妊娠36週のエコー写真 存在感あるなあ!出産へのカウントダウン始まる
臨月に入って、いよいよ毎週の通院になりました。赤ちゃんが出産に向けて元気であるかどうか調べるNST(ノンストレステスト)も始まり、出産へのカウントダウンが始まりました。
妊娠37週のエコー写真 赤ちゃんの推定体重2598g いつでも出ておいで!
出産するのは実家に近い病院だったこともあり、まだ自宅にいた私は通院回数が増えたことでしんどくなってきていました。でも、まだ里帰りをするのが嫌で自宅で粘っていました。自宅で産気づいたときの対策として、子育てタクシーの対応がある会社へ、今更ながら問い合わせをしました。
妊娠39週のエコー写真
この日が最後の検診になりました。この時点で3000gあると言われていた息子は、この2日後、ついにおなかのなかからでてきてくれました!
妊娠39週5日、息子は体重3308g、身長51.5㎝でうまれてきました。予定日が近づいてきても、いまいちその実感がわきませんでしたが、「みんな乗り越えてきているのだからきっと大丈夫」という根拠のない自信もありました。実際、出産のときは陣痛が強くなると同時に、肝も据わっていくようでした。みなさんも怖がりすぎることなく、ぜひマタニティライフを楽しんで下さいね。
[水野谷つむぎ*プロフィール]
2歳と0歳の息子たちとのラブラブな時間を満喫するモンテッソーリアンです。みなさんも子育てマインドをアップさせて、子どもの「できた」をたくさん見つけて下さい。たくさん集めて子どもとwin & winの関係を築いていけたらと思っています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。