生まれる前からエコー写真を通して、娘を「お姉ちゃん」にしてくれた次女の存在

2019/06/02 更新

バイリンガル保育士、英会話講師をしながら、7歳と5歳の女の子の子育てを楽しんでいるママライターの“Ami”です。26歳で長女を緊急帝王切開にて出産し、28歳で次女を予定帝王切開にて出産しました。
エコーを通して赤ちゃんを見ることができる超音波健診の日を、私はもちろん、長女もとても楽しみにしていました。長女の時とはエコーの機械が違ったのか、表示の仕方などが違いましたが、映像を通して元気な姿が確認できる安心材料のひとつでした。

＜妊娠初期ごろ＞「ママのおなかの写真？」不思議でたまらないようすの長女

妊娠10週目のエコー写真

胎嚢のなかにすでに人間らしい形に成長している赤ちゃんを発見！　左側に頭、右下のほうが脚のようです。未発達ですが、目や脳と、うっすら白く背骨らしきものが見えます。二度目の生命誕生は、一度目とまた違った感動がありました。

上の画像の拡大です。人間らしい頭と胴体に別れ手足も写っています。ですが、大きさにしてみるとまだまだ33mm。長女は、「あかちゃん？ここ？」と私のおなかとこのエコー写真を、じーっと不思議そうに見ていたのを覚えています。

＜妊娠中期ごろ＞性別判明!?　この膨らみはまさか…

妊娠14週目のエコー写真

こちらは、4D写真です。頭を下にして反対側を向いていました。お顔が見たかったのに、向こう側を見て「指しゃぶりでもしているのかな？」腕もしっかり写っています。

頭からお尻までの大きさが73.97mmにまで成長しました。右側に頭部、どちらを向いているかはわかりませんが、左側の丸っぽいのが脚に見えます。この週から経腹エコーだったので、長女も一緒に診察室に入ってエコー画像を見ることができました。緊張気味の長女もおなかに機械を当てて映し出される画像に目が点でした。

妊娠17週目のエコー写真

約30mmの大腿骨の写真です。推定体重233g！　一度大きくなったおなかだからか、おなかが目立ち始めるのがとっても早く、もう立派な妊婦体型！　おなかの写真を撮るときは、長女もちゃっかり自分のおなかをだして一緒に写真を撮っていました。

妊娠21週目のエコー写真

頭の左右幅は約46mm、推定体重は413gになりました。両方とも4週間前の約2倍になりました。左側に頭部、右側に胴体です。こちらからは横顔が写っているように見えます。少し前から長女との親子スイミングを再開。水中だと長女の体重でおなかに負担がかかることも気にせず、たくさん抱っこしてあげられるので、私たちにとって特別な時間でした。

妊娠25週目のエコー写真

左側の写真は頭部の写真です。推定体重は645g、頭の大きさは約6cm。4週間前から比べると14mm程大きくなりました。まだ片手に収まる大きさでしょうか。右側の写真は大腿骨の写真です。この頃、性別がわかるか聞いてみると、「この丸いのが男の子の象徴かな？　どうかな～？　」という返答でした。

＜妊娠後期ごろ＞性別確定！　徹底的瞬間をエコー

妊娠29週目のエコー写真

すっかり大きくなり、エコー写真には全身が入らなくなっていました。推定体重は1508g。左側は腹部で右側は大腿骨の写真です。この週の健診で、性別がまさかの女の子に確定しました。前回、「男の子かもしれない」というのは何だったのだろう！　とびっくりしましたが、長女は赤ちゃんが女の子だと聞いて喜んでいました。

妊娠33週目のエコー写真

推定体重は2263gになりました。4週間前から760gも成長！　こちらをじーっと見ている次女です。丸い黒いのが目で、三角の白い部分が鼻です。お姉ちゃんの声に敏感なのか、話しかけながらおなかをちょんちょんとすると、よく動きました。エコー写真だけでなく、胎動からも妹の存在を感じられた長女でした。

妊娠36週目のエコー写真

出産前最後のエコー写真です。全体的に黒くて何が写っているのかわかりづらいですが、黒い丸い部分が目で白い部分が鼻なような気もします。推定体重は2776g、ビッグベイビーだった長女と比べると少し小さめでした。2週間後にはこの腕で抱けると思うと、その日が待ち遠しかったです。長女と一緒に忙しい毎日を過ごしていた9ヶ月はあっという間に感じられました。

38週で、3102g・51cmの女の子を出産しました。エコーを通して見る赤ちゃんに興奮する長女を見ているのもとても愛おしく、一緒に成長を見守れた感じでした。まだ小さかった長女にとって、自分の目でエコーに映る赤ちゃんを見たり、おなかの中で動く赤ちゃんに手で触れたりすることで、”本当にここに赤ちゃんがいるんだ”と実感できたように思えます。下の子が生まれて、急にお姉ちゃんになるのではなく、おなかの中の赤ちゃんと一緒に少しずつお姉ちゃんになった長女を見ることができたのも、エコーに写し出された次女の存在のおかげだと私は思います。