パパの自覚はママ次第なの!? 立ち会い出産を経てパパも子どもと一緒に成長
ライターのCha-mamaです。27歳で結婚し、30歳の時に第1子の男の子を出産しました。妊娠・出産・子育ての段階をへると、夫に対する気持ちにもいろいろな変化があるものですね。「どっちが子ども?」とイライラすることもあるけれど、やっぱり、夫婦で子どものことを分かち合えるのは幸せなことだと感じます。私の経験だと、パパの自覚はママ次第なのかもしれません。
つわりで苦しむ私と、飲み会に行く夫
私の場合、つわりがあったのは、妊娠3ヶ月の後半から5ヶ月ぐらいまでの約2ヶ月間。わりと軽い方で時間限定のつわりでした。夜の9時過ぎくらいから、急に気分が悪くなり動けなくなる毎日。夫は、さすがに少しずつ状況を理解したのか、その時間までにあれこれ済ませられるよう手伝ってくれるようになりました。
つわりのとき一番イヤだったのが、夫が飲み会に出掛けること。「ただでさえこっちはつらいのに、自分は飲み会?」というイライラと、飲み会から帰ってきた後の匂いがイヤでした。タバコとお酒と食べ物の入り混じった何とも言えないあの匂い…。飲み会の後だけは、精神衛生上近づかないでもらうようにしました。
妊娠中に夫の転勤で引越し! 夫婦間で温度差が…
妊娠7ヶ月の時、夫の転勤で引っ越すことになりました。引っ越し準備に加え、病院を変えたり、子育て支援のことを調べたり…。頭では分かっていたものの、環境の変化で思った以上のストレスがありました。
そんななか、夫はと言うと、「何とかなるでしょ」と楽観的。引っ越し先や引っ越し業者も決まっていないのに、職場で送別旅行に参加するなど勝手なものでした。結局のところ、決め事から手続きからすべて私が行うことに。
この時ばかりは、本当に感情が爆発してしまい、転勤についていくのをやめようかとも思ったものです。その後、少し私の気持ちに気づいてくれたのか、直前の引っ越し準備と引っ越し当日はテキパキと動いてくれました。
父親の自覚に繋がるかも!? 出産に立ち会うということ
妊娠当初から、夫には立ち会い出産をお願いしていました。父親になるからには、一度は立ち会うべきだと考えていたからです。
入院から出産まで28時間の長丁場でしたが、夫はちゃんと立ち会ってくれました。途中、隣のソファで寝ていたりもしましたが、お願いしていたビデオ撮影もちゃんとこなしてくれたので合格点でした。
一番嬉しかったのは、無事に出産した直後、「お疲れさま、ありがとう」と言ってくれたことです。頑張った甲斐があったというものです。後から聞いたところ、立ち会ったことが父親としての自覚にも繋がったそうです。
パパを赤ちゃんのお風呂係に任命!父親の自覚を促す
産後1ヶ月半ほどの里帰り中、自宅に戻ってからどうやって夫に子育てに参加してもらおうかと、いろいろ考えました。そして、お風呂タイムを「パパのお仕事」と位置づけ、可能な限り担当してもらうことに。そうすることで自ずと子どもと接する時間が持て、かつ、お風呂タイム以外でも時間があれば積極的に子どもと遊んでくれるようになりました。
また、子どものことは夫に相談しながら一緒に考えるように心がけています。これも自覚に繋がっていると感じます。今のところ子育てには積極的で子どもにとっていいパパです。まぁ、その分家事全般にノータッチなことは、大目にみるとしましょう。
私は、子どもを授かっておなかの中で育てている10ヶ月の間で、母親としての自覚がどんどんと芽生えていったように感じます。でも、やっぱり夫は父親になる自覚が芽生えるまで、少しタイムラグがあったような気がします。どんな風に子育てに携わってもらうか、子どもが生まれる前からどのように父親としての自覚を持ってもらうか、これはもしかしたら、先に親になる感覚を持ちやすい女性にかかっているのでは?と私は思いました。子育て同様に、少しづつ成長するパパの自覚はママ次第なのかなと、私は感じました。
[Cha-mama*プロフィール]
Cha-mamaです。2歳と0歳の男の子の子育てに日々奮闘中です。旦那さんの転勤が多いこともあり、在宅ワークが向いていると感じ、記事の執筆等を行っています。自分の経験をこのような形でアウトプットできる機会に、とてもやりがいを感じています。まだまだ駆け出しですが、楽しんでいろいろなことに挑戦していこうと思っています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。