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栄養不足?お菓子に頼って体重増加した妊娠中の失敗談…

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2人姉妹を育てるママライターの“愛華”です。私が長女を妊娠したのは31歳のときでした。妊娠初期からなかなか体重が増えず、悩んだ末にお菓子による体重増加をはかった、決して真似をしてほしくない残念な体験をお話します。

放置していた、ママも胎児も体重が増えない事実…

妊娠初期、私の体重は増えませんでした。赤ちゃんの体重も、ずっと成長曲線の下の方を進んでいました。もともと私は食が細い方であり、体型もやせ型。つわりと夏バテの時期も重なっていたので、妊娠初期は体重増加が少なくても、あまり気にしていませんでした。

妊娠中期に入っても体重はあまり増えないまま。多少気にしつつも、「増えすぎるよりはいいよね。赤ちゃんも曲線内に一応おさまっているし、医師も何も言ってないし」と、あまり対策をしませんでした。

しかし、妊娠週が進んでおなかが大きくなっていくのに対して、自分自身の体重が増えないことが、次第に気がかりになるようになりました。今思えば、栄養不足だったのだと思います。

体重増加を狙い、お菓子を食べまくった失敗談

振り返ってみると浅はかな考えだと思うのですが、当時の私は「お菓子を食べれば手っ取り早く体重が増えるのではないか」と、昼食後や退社前には必ずお菓子を食べるのが習慣に。妊娠してから控えていたお菓子を倍返しのごとく食べまくりました。

結果、もちろん自分自身の体重は増加。しかし、赤ちゃんの体重はあまり変化がなく、曲線の下の方を進み続ける現象が起きました。「おかしいな」と感じながらも、そのままに…。

そして、一度始まったお菓子の習慣を止めるのは難しく、甘いものを食べることは止められませんでした。当然のごとく、尿糖にプラスが出るようになり、血液検査の血糖値でも引っかかりました。

今なら「野菜や肉魚などの食事量を増やせばよかったんだ」と単純なことがわかるのですが、当時の私には気が付けなかったのだから不思議です。

母親学級の受講が遅れ、栄養管理ができてなかった…

栄養不足に気が付いたのは、仕事にかまけて受け忘れていた母親学級を受講したとき。そこで学生時代に家庭科の授業でやったような栄養バランスの話がありました。

最初は「なつかしいな~」とボンヤリ聞いていましたが、「やばいな。聞けば聞くほど栄養バランスなんて完全無視した食事しているな、私…」と、だんだん冷や汗ものに…。

そして、私がその母親学級を受講したのは、妊娠後期の目前。同じ回で受講した人の中では一番、妊娠週数が進んでいました。妊娠中期に入ったらすぐ受講できたのだから、もっと早く話をきいて栄養管理を意識する必要があったと思いました。

栄養管理を学んだ今から振り返ると、明らかに当時は栄養バランスや食事量がおかしく、私も赤ちゃんも体重が増えなくて当然だったと感じます。

病院食は本当にすごい! 入院中の体重増加ゼロ

お菓子を食べまくってグングン体重が増えた妊娠後期になんと約2ヶ月間、切迫早産で入院しました。入院中に多少の増減はあったものの、入院開始時と退院時の体重は、ほぼ同じ。決して食事量が少ないわけでも、病院食がまずくて食べられなかったわけでもありません。

むしろ、おいしいし、量も多くて、最初は食べるのに頑張っても30分以上かかってしまうほどでした。あまりにも苦しくて病院にお願いしてお米の量を減らしてもらったくらいです。ここでいかに普段の食事量が少なかったのかを痛感しました。

ベッドに寝たきりで運動もできないのに、間食をせずに栄養管理の行き届いた食事をとっていると、こんなにたくさん食べても太らないのかと本当に驚きました。病院食のおかげで増え続けていた体重も落ち着きました。

一時退院をして出産まで10日間ほど実家で過ごす間に、みるみる1.5㎏増加してしまった経験も含め、病院食は本当にすごいなと感じました。

体重管理に食事量も大切ですが、食事の内容がものをいうのだと実感しました。食事はもちろん、飲料やお菓子など口にするもの全てが対象だと実体験から痛感しています。妊娠中に口にするものが母体だけでなく、赤ちゃんが成長するための栄養になるということを忘れず、正しい知識を身につけることが大切だと学びました。その知識は産後の子どもの栄養管理にもつながるように感じています。

■その他のママライター体験談はこちら

[愛華*プロフィール] 
フェイシャルエステティシャンを経て34歳で2人目を出産。出産を機にライターの世界へ足を踏み入れました。日々新しいことにチャレンジしながら子育てと両立、新鮮で楽しい毎日を過ごしています。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

■関連記事:  赤ちゃんが低体重で生まれることも!「妊婦の栄養」やりがちNGはコレ!

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