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1人目の教訓をいかした「バースプラン」で私の理想の出産が実現!

更新

妊娠中の女性はノートと医療のドキュメントを見ています。
NataliaDeriabina/gettyimages

現在、4歳の長女と生後半年の長男の子育てに奮闘中のママライター【はやし なお】です。29歳で長女、33歳で長男を出産しました。

1人目出産のときに、私が感じた後悔…

4年前に1人目の出産をしたとき、分娩台に上がってから出産までの約20分間、私にはほとんど記憶がありません。

最後に陣痛が急激にすすんでしまったため、あまりの痛さに、子宮口全開になってからのことをほとんど何も覚えていないのです。呼吸器をつけられ、頭のなかは、「痛い!」、「いきみたい!」ばかり。先生の言葉を冷静に聞いて行動に移すことができませんでした。

無事に生まれた長女を見たときには、それは幸せでいっぱいでした。でもいざ落ち着いて振り返ったとき、最後の瞬間を覚えていないことへの後悔が残ってしまったのです。

2人目妊娠。私の理想の出産とは?

1人目を妊娠したときは時間的にも余裕があり、どんな出産をしたいかと思いをはせていたものですが、2人目では上の子の世話もあり、そうはいきません。提出するバースプランの紙も白紙のまま。

提出直前にやっと考える時間がとれたとき、最初に浮かんだのはやはり1人目の出産のことでした。「今度は赤ちゃんが生まれてくるのをちゃんと感じたい」それが唯一の願いでした。

1人目のときは分娩の直前まで、立ち会いした夫と笑って話せるくらい、わりと余裕がありました。そのまま分娩に入れていたら良かったのですが、いざ分娩のときに、自分が“いっぱいいっぱい”になってしまって…。それまでできていた呼吸法も、ぐちゃぐちゃになってしまったのです。

「次こそは、最後まで冷静に自分のペースで落ち着いて出産に挑みたい」

私のバースプランの軸が決まりました。

迎えた当日。バースプランと実際の出産について

いよいよ出産の日。夫と娘と自宅にいるときに破水し、3人で病院へ急ぎました。陣痛が来ていなかったので、夫は娘を実家に預け、いつ呼ばれてもいいように自宅でスタンバイ。最高の条件で出産を迎えられました。あとは私が落ち着いて出産に挑むだけです。

翌朝、朝食を終えてから陣痛が始まりました。夫と普段どおりに、たわいもない会話をし、携帯で音楽を流し、体を動かして過ごしました。また、リラックスできるように、私が落ち着く香りのアロマオイルをたらしたハンドタオルを手に握ることにしました。陣痛がきつくなってきてからは、ベッドでタオルを目元にあてて、香りをかぐのを意識して深く呼吸をしました。

ビデオ撮影はせず、赤ちゃんを第一に考えて、会陰切開や鉗子などはすべて先生にお任せしました。

どうしたら自分がリラックスして過ごせるか、どうしたら自然に赤ちゃんが安心してうまれてくることができるかを最優先に考えました。これが今回の私のバースプランです。

バースプランが叶えてくれた「理想の出産」

こうしていろいろと工夫した結果、分娩準備をし始めてもまだ余裕で、「もう生まれるんですか?」と助産師さんに聞くほど落ち着いていました。いざ生まれるというときも、いきみながら先生に「ちゃんと、いきめてますか? これでいいですか?」と、確認する余裕がありました。

確実に、赤ちゃんの頭が下りてきているのを感じることができたのです。最後に赤ちゃんが生まれてくる瞬間まで、意識を赤ちゃんの頭に集中させて、そのぬくもりを感じていました。1人目のときには感じられなかった、なんとも言えない幸せな出産でした。

妊娠39週で、予定日より5日早い出産となり、身長46.5㎝、体重2860gで元気に生まれてきました。最後まで自分のペースでいられたことが、幸せな出産だと思えた最大のポイントだったと思います。リラックス条件は人それぞれ違うはず。ぜひ、ひとりひとりが自分にとって何が大切かゆっくり考えることをお勧めします。

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[はやしなお*プロフィール]
小さいころの夢は保育士さん。学生時代は教員免許も取得し、塾講師や家庭教師の仕事も長年経験してきました。子どもたちとの時間を大切に過ごしつつ、在宅で仕事をしています。子どもたちが成長してから一緒に行きたい場所、やりたいことを思い描くのが今の楽しみです。

■関連:[妊娠31週の口コミ]分娩方法、里帰り・・・満足できる出産計画を

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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