マタニティアクア・ヨガの経験が出産の大きな助けに 私の妊娠出産体験記
9歳の女の子1人を育てるママライターのくらゆぅです。妊娠は結婚して1年半が過ぎた28歳の時でした。「そろそろ子どもを」と、妊娠するために基礎体温計で体温管理をしていました。使いはじめて半年後に生理が遅れていたので、「もしや」と思い妊娠検査薬を試すと陽性反応が出ました。
人気の病院は妊娠判明と同時に押さえるのがポイント
翌日、夫と私の仕事がお互い休みだったので、二人一緒に個人の産婦人科を受診し、妊娠の確定診断をもらいました。その個人病院はもうお産を扱っていなかったので、同じ街にある海の見える総合病院を予約してもらい、受診しました。
病院を選んだ決め手は、立ち会い出産が可能な事、家からの通院時間がかかっても15分以内だった事、比較的きれいだった事です。妊娠5週目だったので、まだ病院を選ぶ事ができましたが、お産を扱う病院が少なく、もっと遅くに気が付いていたら病院を選択できない状態でした。
総合病院では無痛分娩も選択できましたが、「痛みを経験してみたい」と思い自然分娩を選びました。
つわりが落ち着いてからはジム通いしてリフレッシュ
妊娠がわかって1週間位でひどいつわりに襲われ、飲み食いできない日々が3日間続きました。その後は仕事も続けながら、「つわりはおなかの赤ちゃんが育っている証拠だ」と思い、前向きに捉えていました。
体を動かす事が好きなので、仕事が休みの日は「ヨガをやりたいな」と思い、マタニティクラスのあるジムに通い始めました。妊娠15週目位で医師に診断書(承諾書)を書いてもらいました。ジムにはヨガの他に、エアロビクス、アクアと3種類あり一通り試してみました。
結果、仕事が休みやすい曜日がヨガとアクアでしたので、その2つを中心に通いました。食べつわりがあったおかげで、体を動かしていても体重は増加するばかり。2週間で1kgずつ増えていた時期には、さすがに先生からお叱りをうけました。
逆子体操やおっぱいマッサージを続けた妊娠後期
戌の日には近隣の水天宮に行き安産祈願をしてもらいました。また、大好きなディズニーランドでも、ミッキーにおなかをなでてもらい安産祈願しました。そのおかげか?おなかにいた娘は、ディズニーが大好きです。
25週目からは市のプレママ教室に参加。同じ街で同じくらいに出産予定のママたちとママ友になる事ができました。今でも家族ぐるみのお付き合いです。逆子と言われた期間が少しありましたが、“胸膝法”という四つん這いになってお尻を高くあげる方法をやったらすんなりと治りました。
32週目になると個人病院から総合病院の方へ転院し、他には、プレママ教室で教えてもらったおっぱいマッサージを行うようにして、母乳の出を促したりして出産に備えました。
破水が心配で早めに病院へ行くも“フライング”
予定日の前日の健診で「“おしるし”があるからそろそろだね」と言われ、その言葉を信じきって、なんとなくその晩に陣痛らしきものが起こったように感じました。そのため、様子を見てから、予定日でもあった翌日の朝4時に病院へ行きましたが、“フライング”だったため、一旦帰宅しました。
それでも、出産予定日でもあったその日は、終始落ち着かず、散歩して気分を紛らわせました。早く赤ちゃんに出てきてほしい気持ちがありました。
その夜12時頃になると再び陣痛が始まりましたが、今度は「またフライングで帰宅になることを避けたい」と思ったので、5分おきにはっきりとした陣痛がくるまでじっくりと待機して、朝8時に入院。破水するのを待ちました。
立ち会い出産の場合は個室でないとダメな病院だったので、テレビをみながら夫とその時をのんびりソワソワしながら待ちました。
12時頃になると、頻繁な陣痛が来てその間は悶え苦しむ状態。夫に「さすって」とお願いするも、位置が違いイライラ。そこへちょうど母が来たので変わってもらうと一気に楽になり、気持ちもリラックス。「出産経験がある人はやはり違うな」と感心でした。13時頃に破水し、いざ分娩室へ車いすに乗り移動。その後はマタニティアクアで習ったお産法を使い、妊娠40週1日のほぼ予定日に、身長47.4cm体重2855gの元気な女の子を産む事ができました。入院してから半日でのスムーズなお産は、ヨガやアクアに通った賜物だと思っています。
[くらゆぅ*プロフィール]
神奈川の坂が多い街に在住。9歳の娘と夫の3人暮らし。娘に溺愛しつつ、ジムやテニスと体を動かす時間や、幼稚園来のママ友たちとのランチや飲み会、大好きなアーティストのコンサートに行ったりと、自分の時間も大切にしています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。