陣痛ファイナルラウンド【えらいこっちゃ！妊娠生活#38】

瀬戸内海の小さな島、直島に住みつつ
現在５才になる娘の母さんをしています。
まつざきしおりです。

前回のお話で、私がデスメタルボーカルに目覚めた話を書きましたが、
（いや、そんな才能開花したみたいな話ちゃうかったやん）

今回は、私の陣痛の最終段階について書きたいと思います。
それではどうぞー！

【前回のお話】叫べ！デスボイス妊婦

デスボイスも、もはや出ず、
とうとう人ではなくなった私。

深夜の静まり返った病院の一室で
目の焦点があわず、震えながらうごめくゾンビと一緒にいなければならなかった夫。

実際、めちゃめちゃ怖かったそうです(笑)

私自身、ゾンビ状態になりながらも、
（うわ～。今の私めっちゃ怖いわぁ。
　こんなゾンビと一緒にいたくないわぁ。襲ってきそうで怖いわぁ。）
と思っていました。

それにしても、こういう必死な時って、
頭はなぜか冷静で、
けっこう第三者的な目線で自身を観察していたりするのが不思議ですね(笑)

助産師さんに
「あと１時間半がんばって！そうしたら先生呼ぶから！」と言われ、
人生で一番長い１時間半を過ごした私。

ここでランプの魔人が出てきて、願い事を３つ叶えてくれるなら、
「１時間半後に時を進めてほしい」か、「先生を連れてきてほしい」と願うわ。と、
そんなことをひたすら考えながら過ごしていました。

先生が部屋に入ってきた時は、先生に後光がさしているように見えました。

最も苦しい陣痛タイムを終え、いよいよ出産の時…！！
とうとう我が子とご対面なるか…！？

次回もよろしくお願いいたします～！

→「えらいこっちゃ！妊娠生活」今までのお話はこちら

【まつざきしおり】
瀬戸内海の小さな島、直島に移住。
現在は漫画を描きながら、５才の娘みーたんを子育て中。
インスタグラムにて、そんな娘とのゆるい日々を漫画で公開中。

◆島暮らし漫画ブログ
「なおしまぐらし＝瀬戸内海のちいさな島移住まんが＝」

◆趣味に走りまくった、オツなものを紹介する漫画ブログ
「レトロのしおり」

◆コミックエッセイ
「直島古民家シェア暮らし」(KADOKAWA)
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