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安産祈願で巻くだけじゃない!妊婦の“腹帯”の役割とは

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赤秋の公園でウォーキング カジュアルな服装の若い妊婦のポートレート、クローズ アップ
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安産祈願でおなかに巻くイメージのある“腹帯”。実は、妊娠中、変化するおなかや腰を支えてくれるお役立ちアイテムでもあるんです。「腹帯って?」「どんなタイプがあるの?」「しないとダメ?」etc.“腹帯”について助産師の小檜山敦子先生にお話を聞きました。

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“腹帯”は妊娠中の心と体を支えてくれるアイテム

日本独自の風習に、「戌の日」があります。犬がたくさんの赤ちゃんを産み、安産なことにあやかって、ママが妊娠5カ月になった最初の戌の日に、神社で妊娠生活と出産の無事を祈願します。神社では、お清めされた「さらし」の腹帯を巻きます。腹帯にはそうした「縁起物」の側面に加え、機能的にも、おなかの冷えを防ぎ、外部からの衝撃や刺激などを緩和してくれる役割が。おなかをやさしく包み下から持ち上げるようにサポートすることで姿勢が整い、腰への負担が軽減します。

約9割の妊婦さんが“腹帯”を着用

たまごクラブデータ※によると、87%のママが妊娠中に“腹帯”を着用していたと回答しています。また、着用し始めた時期は、妊娠5カ月ごろがもっとも多く44%でした。

「腹帯のおかげで、おなかの張りがやわらいだ気がした」

「妊娠時期が寒い季節だったので、冷え予防に」

「腹帯をすると腰への負担が減り、長時間歩くのも苦になりませんでした」


※たまひよインターネット調査(0カ月~1才11カ月の赤ちゃんのママ412名対象/2019年7月実施)

人気のタイプは腹巻きタイプ※

※たまひよインターネット調査(0カ月~1才11カ月の赤ちゃんのママ412名対象/2019年7月実施)

約9割の妊婦さんが着用している“腹帯”ですが、いろいろな腹帯が展開されていて、その中から自分に合ったものを選ぶのはなかなか難しいかもしれません。人気の「腹巻きタイプ」も含めた4つのタイプの特徴を紹介します。


腹巻きタイプ

ゆったりとしたつけ心地で、保温がメインの腹巻きタイプ。外部からの衝撃や刺激からおなかを保護する役割も。着脱がラクなので、妊婦健診時に着用していくのもおすすめです。

おすすめの目的・シーン
●締めつけ感が苦手な人
●就寝時などリラックスタイムに
●妊娠初期~後期の人


パンツタイプ

ショーツのようにはくだけで自然とおなかを支え上げることができ、サポート感を得られやすいパンツタイプ。動いてもずれにくく、股部分が綿で白いものであれば1枚ばきもOK。

おすすめの目的・シーン
●ずり上がるのが嫌いな人
●パンツスタイルの日に
●妊娠初期~中期の人


サポートベルトつきタイプ

腹巻きの安心感とベルトのサポート感を兼ね備えた使い勝手のいいタイプ。ベルトを調節して自分好みのつけ心地に。腹巻きとベルトをわけて使えるタイプもあります。

おすすめの目的・シーン
●しっかり支えたい人
●腰痛が気になる人
●妊娠初期~後期の人


さらし帯タイプ

優れた通気性・吸汗性で肌にやさしい「さらし生地」を使用。体形やおなかの大きさにかかわらず装着でき、自分で巻き加減を調整できるのもいいところ。半分の幅に折って使います。

おすすめの目的・シーン
●おなかの大きさや体形を選ばない
●敏感肌が気になる人
●妊娠初期~後期の人

“腹帯”Q&A

Q
腹帯をしたほうがいい人はいるの?
A
おなかの冷えや、重みに問題があったら

おなかが冷えている場合やおなかの重みが原因と思われる腰痛や背中痛、恥骨痛を訴える場合に、助産師が腹帯の着用をすすめることがあります。おなかを支え、姿勢を正しく保つことで改善することがあるからです。立ち仕事をしている人もしたほうがラクであればおすすめです。

Q
「している」「していない」は妊娠経過に影響する?
A
妊娠経過に直接影響することはありません

腹帯の役割はおなかを冷えから守り、支えること。「していない」から妊娠経過に何か問題があるということはないでしょう。ですが、腹帯で冷えを予防し体を温めることで血流がいい状態になれば、間接的におなかの張りの予防につながることもあるかもしれません。


Q
腹帯の合う・合わないはどうすればわかる?
A
窮屈だったり、あとがついたりしたら合っていないのかも

締めつけられるだけで気持ちよくないときや、おなかや太ももにあとがつくようなときは、サイズが合っていないのかもしれません。トイレや立ったり座ったりの姿勢の変化にも支障がないかどうか、本格的に着用する前に一度、試しばきする機会があると安心です。

関連:妊娠中のセックス、どこまでOK?どうすればいい? 

気になる“腹帯”のタイプはありましたか? “腹帯”は、妊婦さんの心と体を“お守り”してくれるアイテム。「している」「していない」が妊娠経過に影響することはないようですが、着用することで安心し、心地よさを感じている妊婦さんも多いもの。妊娠中ならではのアイテムなので、迷っている場合はマタニティ用品店などで試着してみるのもいいかもしれませんね。

(文・松田祥子、たまごクラブ編集部)

■監修/小檜山敦子先生
文京学院大学 准教授

国際医療福祉大学院博士課程修了後、開業助産師、東京医科大学医学部看護学科助教などを経て、現職。医学的根拠に基づきながら、妊婦さんの気持ちや体に寄り添ったアドバイスが好評です。

■出典/たまごクラブ2019年11月号特集「目的別・シーン別 腹帯の選び方」

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