「妊婦はいいな」だと…?! 私がブチ切れた 夫の一言
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毎日の家事や育児に追われているママたち。そんな戦いのような日々のなかで、パパの何気ない一言にカチンとくることありませんか? 「家族のためにがんばっているのに!」ママのモチベーションを急降下させる“夫の一言”をママの辛辣な心の声とともにお届けします!
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【食事編】私がごはんを作るのがあたりまえ?
ごはんに関するパパの不用意な発言は、ママの怒りを買いがち…。パパに悪気はないのかもしれないけれど、ママがごはんをつくるのがあたりまえのように言われると、やっぱりイラっとしちゃいます!
「俺のおかんは〜…」
「俺のおかんは味が染みやすいように、おでんの大根は半分に切ってたで」「俺のおかんはおかず10品くらいバーっと並べてたで」数えきれないほどありますが、とりあえずこんな感じです。
「それぐらい作れよ」
買い物中、今日くらいはお惣菜とかダメかな~とウロウロしていると、夫から一言。「それくらい作れよ」じゃあお前が作れよ!! コロッケとかグラタンとかめんどくせぇのばっかり作らせるなよ!!
「カップ麺でいいよ」
朝、夫の弁当を「間に合うかなー」と焦りながらつくっているときに、「いいよカップ麺でも。好きだから」今必死で詰めてるのに…私の弁当よりカップ麺かーい!!! なので、本当に時間がないときは迷わずカップ麺持たせます。
「ごはんは何にする?」
ずーと寝ていて娘の相手なんてしなかった日曜日、昼食直前や夕食直前に起きてきて「ごはんは何にする?」発言。勝手に好きな物でも食べれば? というか寝ていたからおなか減らないでしょう? 私は人手不足で激務の日曜出勤で疲れているんです!
【ヴィジュアル編】互いに歳とってますけど…
夫婦で歳を重ねていくと、出会ったころとはお互いに変わっていくのは当然。あのころの「私」やほかの女性と比べられると、からかって言っているとしてもママの心は傷ついちゃいます…。
「…変わったなぁ〜」
頭の先から足のつま先までじーっと見てから「変わったな~」と言われます。人のこと変わったって言うけど、こっちだって、ハゲ散らかしてる頭に我慢してあげてるんやー!
「おばさん」発言
夫がテレビを見ていて、よくする発言です。女優さんをみて「もうおばさんやん」、「◯◯ってこんなおばさんになったん?!」 え、まだ20代だし、しかもめっちゃかわいいし。これでおばさんなら、アラサーの疲れた主婦の私は完全におばさん…。私に向かって言ってないけど、間接的に傷ついてますからね!
美人を見つけて報告
女性の色気のある後ろ姿を見て大興奮。「いいね~!! 好きよ、あの感じ!!」わざわざ顏を見て報告。「大丈夫!相手にされないから!」と言うと「じゃあ俺が女の子つかまえたらどうするの?」ってやりとりもううんざりです。あなたハゲてますよ。
【育児編】父親としての自覚ある?
こちらも食事編と同様、ママへ任せきりの育児が引き金に。育児は母親がするものとも取れる発言が目立ちます。「もっと父親としての自覚を持って欲しい!」ママの悲痛な叫びが聞こえてきます…!
育児が「楽」発言
寝ているばかりの0歳の子どもを見て「このくらいの子の育児が1番楽だよね」。上の子だけを連れて夫が帰省しているとき「下の子だけだから楽でしょ」。楽って何?とカチンってきちゃうんですよね。寝ているばかりじゃないし!泣いてばかりで全然楽じゃないんですけど?
「この子たちの母親だろ?」
手が空いてないときに「○○ちゃんが、うんちしたよー」、家の中で、子どもが転んだだけで「ちゃんと見てろよ!かわいそうだろ?」「もう少しがんばれよ!この子たちの母親だろ?」。いろいろ言われています!
「妊婦はいいな」?!
私がフルタイムで働き、上の子1歳で、下の子妊娠後期の時期に、やっとのことで家事を終わらせて、横になって上の子の相手をしていたら一言。「いいな、おまえは妊婦で」。やることやってんじゃねーかよー! 今でも根に持っています。
妻としてママとして…犬山紙子さんの意見
2014年に結婚し、現在1児のママである犬山紙子さん。妊娠出産のたいへんさがわかるからこそ、このエピソードには人ごとではいられません!
ーーー(犬山紙子さん)「『妊婦はいいな』だなんて、私も絶対ブチ切れると思います! 妊娠や出産は本当にたいへんなことだし、命がけのこと。それをいいなだなんて、明らかに何もわかっていない…! 子どもは夫婦2人の子どもなのに、母親が命をかけて出産を負担するわけで。正直、妊娠中〜出産後はいたわりすぎるくらいにいたわられて当然くらいのもの。なぜ夫はそんなことを言うのか? それは『無知だから』に尽きます。だからこそ、妊娠中から夫に妊娠・出産・育児のことをしっかり知ってもらうのが大切なんですね。いやもちろん、そもそも夫側が言われなくても調べてくれよって話ですけどね…(汗)」
どのママもパパの余計な一言に怒り爆発寸前…?! どんなに仲の良い夫婦でも、ひとつ屋根の下で生活していると、モヤっとすることはありますよね。抱えきれないときは無理に溜め込まず、「つらい」「かなしい」というママの気持ちと一緒にパパに伝えてみるのもアリかも? 理想の夫婦関係を築き上げるために、今日もママたちは奮闘中です!
(文・清川優美)
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■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。