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妊娠23週で出産、500gの超低出生体重児。試練を乗り越えて…あるママの体験記

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5歳と4歳になる年子姉妹のママです。私は29歳のときに第一子である長女を妊娠しました。長女は2400gの低出生体重児でしたが、元気に成長してくれたので、妊娠すれば子どもは無事に生まれて育つと思っていました。それが甘い認識だったと気づいた私の「第二子出産体験」をお話しします。

驚きの自然妊娠! そしてまさかの出来事

第二子である次女を授かったのは30歳のとき。第一子の長女を授かるのには時間がかかり、妊活のために通院もしていました。ですが、次女のときは自然妊娠で、しかもすぐに授かったので、喜びと同時に驚きを隠せませんでした。

しかし、それから間もなく想像すらしていなかったことが起きたのです。それは、妊娠3カ月のときの突然の出血!

1歳になったばかりの長女を連れて、急いで病院を受診しました。幸いなことに出血は子宮外からだったため、自宅で安静していれば問題ないとのことでした。その後、出血は止まり、一安心しました。

繰り返す出血の末、ついに緊急搬送されることに

しかし、安心したのもつかの間。再び1カ月後に出血しました。そして、それから何度か出血を繰り返しました。

そして妊娠21週目を迎えたとき、ついに破水してしまったのです。救急車でNICU(新生児集中治療室)のある病院に搬送され、そのまま入院することになりました。

医師から、この時期に生まれる赤ちゃんの生存率や後遺症の可能性などの話を聞きました。「もっと安静にしておけば良かった」「あの日外出しなければ良かった」と、後悔してもしきれませんでした。

毎日涙を流しながら寝たきりの生活をすること8日間。妊娠23週目を迎えました。これ以上お腹の中で赤ちゃんを育てるよりも、NICUで管理する方が良いとのことで、緊急の帝王切開になりました。緊急オペが決まってから約3時間後には、ペットボトルと同じくらいの重さの次女が誕生しました。

3度の手術に、つらい治療や検査

産後、次女はすぐにNICU(新生児集中治療室)に搬送されました。そして生後1カ月になり、体重が約670gのときに、心臓に近い血管の手術をしました。そして、その2週間後にはおなかの手術をしました。危険な状態になり、真夜中に病院から「両親揃ってすぐに来てほしい」と、連絡があった日もあります。さまざまな同意書にサインをしながら、自分を責める日々が続きました。

それでも、生きることを諦めなかった娘は、3度の手術と、その他たくさんのつらい治療や検査を乗り越え、生後半年のときに体重約3000gで退院することができました。その日、生まれて初めて、次女に青い空を見せてあげることができたのです。

次女は肺が弱く、在宅酸素療法ができるよう、退院時に酸素を送るチューブを鼻につけていましたが、1歳過ぎにはそれも必要なくなりました。体は弱く、発達もゆっくりで心配の連続でしたが、現在は外で元気に走り回り、きちんとおしゃべりもできるようになりました。

まだまだ心配なことはありますが、生まれたときの状態からは想像もできないほど、たくましく成長してくれています。この春からは幼稚園に通います。今後の成長も楽しみです。

妊娠23週0日で出産した次女。出産時の体重は503g、身長27.5cmでした。4歳になった今は体重11.5kg、身長96cmと小さめではありますが、成長曲線内に入って順調に成長しています。超低出生体重児の出産・成長を通して、小さな、小さな命がとても大きな命であることを心から実感しました。健康に生まれた長女の出産のときには経験しなかった、命に関わることも経験し、私自身、人間として、母として成長できたと思います。私はこの子たちの母親で本当に幸せです。毎日「生まれてきてくれてありがとう」と思いながら、娘たちとの貴重な日々を過ごしています。

■その他のママライター体験談はこちら

[リトルベビー*プロフィール]
超低出生体重で生まれてきた次女の健康・発達が落ち着いてきたので、昨年から入稿業務・事務作業等を始めた在宅ワーカーママです。春に長女が通園する幼稚園に次女も入園する予定なので、PTA活動にも積極的に参加していきたいと思っています。

■関連:低出生体重児、早産児とは? どんなリスクがあるの?

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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