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上の子育児で忙しい毎日…エコー写真で蘇る第2子妊娠記憶

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小学2年生と3才、ふたりの男の子を子育て中のフリーライター“MAKO”です。上の子がいると、妊娠中でもつい無理をしてしまう毎日。次男の妊娠期は、長男の育児、仕事、家事に追われ、あっという間に過ぎていきました。でもエコー写真とスマホの写真を照らし合わせて見ていたら、おなかの赤ちゃんに長男が話しかけた言葉や、家族みんなで名前を話し合った日のこと、当時の自分の気持ちを思い出し、おもわず涙が…。私の第2子妊娠・出産エピソードをエコー写真とともに振り返ります。

<妊娠初期>妊娠4週~15週

妊娠5週目 この気持ち悪い感じって… もしかして、つわり?

第2子である次男を妊娠したとき、胎嚢が確認できる1ヶ月も前からつわりが始まり、すぐに「妊娠した!」と気付きました。でもその時は、長男の子育て、仕事、家事で忙しい毎日を過ごしていたためか、この時期のエコー写真は残っていませんでした。すでにつわりが始まってはいたものの、まだ実感も薄く、思い出作りは後回しになってしまったのかもしれません。

妊娠9週目 丸い胎嚢が、あっと言う間に人のカタチに!

D:24.0mm

前回のエコーには、丸い袋しか映っていなかった記憶があるのですが、妊娠9週目のエコーでは、もうすでに赤ちゃんの姿になって映っていました! 手足をばたつかせて泳ぐ姿がかわいくて感極まり、思わず涙が…。そして私はこの日、「私が守ってあげなくちゃ!」と、強く思ったのでした。

妊娠13週目 ひたすら眠い…

D:55.0mm

<妊娠中期>妊娠16週~27週

この時期は、昼夜問わず、強い眠気に襲われ、オフィスのお手洗いの個室で眠ってしまった日もありました。帰宅後も、家事の前にひと眠りするのが日課となっていました。ただ、ひとり残された長男に「寝ないで~」と起こされたときは、本当につらかった…。一緒に遊んであげることができず、寂しい思いをしている長男を可哀想に思い、悲しくなることもあり、この時は特に心身ともにつらい時期でした。

妊娠17週目 つわりが落ち着き、長男と遊べるように

D:130.0mm

妊娠17週目。眠気が落ち着き、つわりもピークを過ぎた頃。「動くと体が楽だ!」と気付き、週末には長男を連れて公園へ出掛け、のんびりと散歩をして過ごしました。

妊娠21週目 つわりからの解放、食欲が少しずつ戻る

D:150.8mm

妊娠21週目のエコー写真です。すでにつわりが落ち着き、食欲も出てきた頃で、マタニティマークをつけていなくてもバスの席を譲ってもらえるほど、おなかが目立ってきていました。そのせいもあるのか、この時期は腰痛になってしまい、骨盤ベルトを常に締めて過ごしていました。

妊娠25週目 胎動が弱い!? 急遽、病院へ

D:213.0mm

妊娠25週目のある日、胎動が急に弱くなったように感じた私は、不安になり、翌朝病院へ向かいました。しかし、機械を当てると力強い心音が聞こえ、「所見も異状なし」とのこと。この日は日曜日だったので、先生に「お騒がせして…」と謝ると、先生は「赤ちゃんを守れるのはお母さんだけなんだから、大丈夫!」と笑顔で送り出してくれました。私はこの日、赤ちゃんが無事である安堵感と先生の優しさにつつまれ、温かい気持ちで帰宅することができました。

<妊娠後期>妊娠28週~40週

妊娠28週目 出産前に、家族で1泊旅行へ

D:244.5mm

妊娠28週目。この頃は、騒々しく感じるほどの胎動に耐え、体力を奪われる日々が続きました。そんな中、長男の誕生日のお祝いということで、一泊旅行へ出かけました。肺が圧迫されるのか、動くとすぐに息が上がってしまったため、移動には無料送迎などをフル活用しました。

妊娠32週目 血圧上昇に、長男の怪我。急遽、仕事を辞めることに

D:272.3mm

妊娠32週目での健診日には、血圧が少し上がってしまい、先生から「注意するように」と、言われました。そんな矢先、花火をしていた長男が足にやけどを負い、毎日病院へ通院することに…。このままだと体の負担が大きくなってしまうということで、夫と話し合って、少しでも体を休めるためにと、退職を1ヶ月早めることに決めました。

妊娠34週目 予定日が近づき、気持ちが落ち着かない日々

D:295.5mm

妊娠34週目の健診日。仕事を辞めたせいか、幸いにも血圧は平常値に。安静を心がけ外出は控えましたが、運動不足の解消を兼ねて、ベビーベッドの組み立てやベビーアイテムの収納作りをして過ごしていました。

妊娠36週目 激痛! 卵膜剥離

D:317.8mm

内診を受けていると、突然の激痛が! 思わず声を上げた私に、先生は言いました。「今、卵膜剥離の処置をしたよ」と。子宮にくっついた卵膜を剥がし陣痛を促すための処置とのことでしたが、これがも~ほんとに痛い! 帰宅後もジンジンとした痛みは続き、少量の出血もありました。

その後、「卵膜剥離」の処置の1週間後に自宅で破水し、翌日、陣痛促進剤を使って自然分娩しました。生まれたのは、体重3082g、身長45.3cmの男の子。今では、年間通して風邪ひとつひかない、元気いっぱいの3歳児になりました。妊娠・授乳・子育て中は、イライラしたり、落ち込んだり、肉体的にだけでなく精神的にもつらいこともあり、自分が自分でないような感覚もありました。でも、そんな時に私を癒してくれたのは、長男の優しさと、次男のユーモア、そして二人が仲良く笑って遊んでいるのを眺めることでした。

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[MAKO*プロフィール]
おいしいものに目がなく「食べたいものは作る!」をモットーに、調理師の夫と互いに料理を作り合うのが趣味。8歳と3歳の男の子を育てながらフリーで働いています。現在は第3子妊娠中。

■関連:おなかの中はどうなっていくの? エコー写真で振り返る、高齢ママのはじめての妊娠生活

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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