妊娠28週でマイコプラズマ肺炎に!第3子エコー体験記
現在、6歳長女・4歳長男・2歳二女の3人を育てながら、食品メーカーで企画や営業の仕事をしているさっちんです。結婚後に受けたブライダルチェックで、私たち夫婦は自然妊娠で子どもを授かることが難しいということが判明。すぐに不妊治療を開始し、つらい治療期間を経て長女・長男に出会うことができました。その後、これ以上出産することはないからと、ベビーグッズや子ども服を捨てた翌月に、3人目を自然妊娠していることが判明! 医者からも「ちょっと信じられないけど」と、驚かれてしまいました。二人のやんちゃな保育園児を育てながらの3人目妊娠中のドタバタをエコー写真とともにお伝えしたいと思います。
<妊娠初期>
妊娠5週目 おなかの中にやってきた3人目の赤ちゃん!
上の子を二人とも不妊治療によって授かったこともあり、まさか自然に妊娠するとは思ってもいませんでした。体調不良も「夏カゼでもひいたかな?」と思っていたのですが、もしかしたらと思い妊娠検査薬で検査をしたところ、まさかの陽性! その時は、喜びよりも「なぜ?」とびっくりする気持ちの方がが強かったのを覚えています。病院のエコー検査で、ちゃんと胎嚢が確認できたとき、「ようこそ、ママのおなかへ!」と湧き上がる喜びでいっぱいでした。
妊娠10週目 ぴこぴこ動くかわいらしい手と足
妊娠10週目。この頃には、つわりが始まっていました。不妊治療で授かった第1子、第2子のときもつわりで悩まされてきましたが、第3子のときが一番つらかった気がします。上の2人のお世話は、夫や実母に任せきりとなり、申し訳ないやら、情けないやら複雑な気持ちでした。ベッドで横になって過ごす毎日の心の支えは、母子手帳とマタニティマーク、そしてエコー写真の元気な姿の赤ちゃんでした。それをみて、「がんばろう!」という気持ちになっていました。
妊娠12週目 産院決定。初めての4Dも確認
妊娠12週目。上の子どもたちを出産した時と同じ大学病院での出産を希望したところ、人気があったために、初診まで1ヶ月もかかってしまいました。人気の産院はもっとかかるらしいことを聞いたことがあったので、無事に決定して一安心しました。この頃のエコー写真から、赤ちゃんの背骨や大腿骨などの大きな骨がしっかりと映るようになり、成長を実感できるようになりました。4Dエコーを見た夫が「この子は鼻筋がキレイ」と言っていました。早くも親バカです。
<妊娠中期>
妊娠16週目 おなかの中は少し窮屈なのかな?
妊娠16週目のエコー写真です。安定期と言われる妊娠5ヶ月に入り、戌の日に水天宮へお参りに行きました。そして職場の同僚にも妊娠を報告。さすがに3人目の赤ちゃんは珍しいようで、「おめでとう!」よりも、「え、3人目?」という反応が多かったです。この時のエコーの赤ちゃんは足を屈伸させて両手でのびをしていたので、「もう狭くなってきちゃったかな?」なんて、私は考えていました。
妊娠20週目 胎動を感じながら過ごす日々
妊娠20週目。私の体も妊娠に慣れてきたのか、おなかが大きくなるスピードがとても速く感じられました。妊娠20週からは健診の時に、推定体重も教えてもらえるようになりました。この頃から、会社の同僚や保育園のママ友からも「おめでたですか?」と聞かれることが増えてきました。妊娠5ヶ月の中ごろから始まった胎動が、ずいぶんと激しくなり、「妊娠10ヶ月までおなかが持つかしら…?」と思うほどで、少し心配になっていました。
妊娠26週目 2歳長男とこれから生まれてくる赤ちゃん
妊娠26週目の健診。この日は先生から「少し大きめに育っているね」と言われました。上の二人も同じように頭が大きくて会陰切開が必要だったので、「今回も同じかな」と観念しました。その後に、先生の話で女の子とわかり、早速名前を考えるのが楽しみになりました。少し前まで赤ちゃんだった2歳の長男が、「ぼくね、“にいに”になるの」と言ったとき、私はその姿を誇らしく思い、そして愛おしくて、ぽろっと涙が出ました。
<妊娠後期>
妊娠28週目 免疫力低下? マイコプラズマ肺炎に…
妊娠28週目。ちょうど妊娠8ヶ月に入ったところで、私はマイコプラズマ肺炎にかかってしまいました。上の子どもたちの相手をすることもできず、おなかの赤ちゃんへの影響も心配。病院の先生からは、赤ちゃんに影響のない抗生剤を処方していただきましたが、仕事もしばらくお休みしなければなりませんでした。その頃は、昼夜を問わず動き回る、元気のいい胎動だけが心の支えでした。
妊娠31週目 マタニティフォトで最後の妊娠を家族で記念撮影
妊娠31週目の健診では、赤ちゃんは推定体重1737gまで順調に成長。おなかが急速に大きくなり、行き場をなくした胃が押し上げられ、後期つわり(逆流性食道炎の症状)も激しくなってきたころです。エコーの赤ちゃんも窮屈そう。そして、妊娠9ヶ月に入ると、家族4人でマタニティフォトを撮りに行きました。もう少しで5人家族になるんだと思うと、なんだか不思議な気持ちでした。予定日まであと1ヶ月ほど。妊娠35週目から産休に入ります。これまでできなかった出産の準備を始めようと、あれこれ考えていました。
その後、産休から4日後に突然の破水! 急いで病院へ行き、到着後すぐに子宮口が全開して、28分の超スピードで次女が生まれました。妊娠35週目の早産児でしたが、体重2676g、身長 46.5cmで無事に出産。まだ体温調節がうまくできないようで、ちいさな帽子をかぶせてもらいました。何度経験しても妊娠・出産にはたくさんのドラマがあるのだと実感しました。まさに、十人十色。今回も思いがけない妊娠で生まれた3人目の赤ちゃんですが、約9ヶ月を一緒に乗り越えてくれました。「ママのところに来てくれてありがとう!」という感謝の気持ちでいっぱいです。
[さっちん*プロフィール]
長女、長男、二女の保育園児3人のママとして、また食品メーカーで企画や営業の仕事をしているフルタイムのワーキングマザーです。個性豊かで元気いっぱいの3人に手をやきつつも、にぎやかで楽しい生活を送っています。長女が来年から小学生なので、少し楽になるといいな… と淡い期待をしています!
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。