4Dエコーで初めて見たわが子の顔! 先生が撮った最高の1枚
4歳の男の子と1歳の女の子を子育て中のママライター、未来です。
妊娠を希望していた私は、アロマサロンのボディセラピストの仕事からデスクワークへ転職。30歳を過ぎてから妊活を始めて、33歳で妊娠をしました。
穏やかにすごした最初のマタニティライフでは、健診で赤ちゃんの姿を見ることは毎回驚きと喜びに満ちていて、出産までの何よりの楽しみでした。エコー写真を振り返りながら、当時の体験をお伝えします。
<妊娠初期(妊娠4~15週)>
妊娠初期の経過を、エコー写真で振り返ります。
妊娠8週目 初めて姿が見える
妊活中に私は持病の慢性じんましんが突然ひどくなり、皮膚科に行く前に、念のため、妊娠検査薬を試してみました。検査薬の使用タイミングよりフライングでの検査でしたが、陽性反応でした。その後、病院で胎嚢や心拍が確認できるまでは不安でしたが、妊娠8週目にエコーで初めてはっきりと赤ちゃんの姿が…。私はとても感動しました。
これはその時のエコー写真です。しかし、同時に黒い部分に血の塊があり、これ以上塊が大きくなると心配だと先生に言われました。幸いにも、少し出血はあったものの血の塊が多くなることはなく、次の健診時には消えていました。
妊娠10週目 人間の形になった
妊娠10週での健診。前回から2週間ほどしか経っていないのに、急激に人らしい形になっていて驚きました。時折ポーズが変わり、動いていることも実感しました。左側に頭が来ていて、小さな手足も確認できます。
この後もつわりは全くなかったのですが、じんましんは毎日ひどくなる一方…。薬が飲めなかったので、保冷剤で冷やすなどの対処しかできませんでした。
<妊娠中期(妊娠16~27週)>
妊娠中期の経過を、エコー写真で振り返ります。
妊娠18週目 4Dエコー画像で見る姿
妊娠18週目。通院していた病院では4Dエコーも導入しており、この日は初めて4Dの画像を見ることができました。通常のエコー画面よりも立体的に見える赤ちゃんの姿は、何とも言えず不思議な様子でした。
上が4Dエコー、下が普通のエコーの写真です。元気に動いていて、下の写真の右側では頭をこちらに向けていたので、両目と鼻の先がはっきりとわかりました。
妊娠21週目 ついに性別が判明
妊娠21週目の健診。エコー画面が映し出されてすぐに、「あれ、これはもしかして」と思い、先生に確認したところ「男の子だね」と言われました。ばっちり脚を開いたポーズを決めていて、「男の子だよ」とアピールしているかのようでした。
この頃は私のおなかもふっくらとしてきて、じっとしている時などごくたまにツンツン、とおなかの中が引っ張られるような感覚があり、「胎動かな?」と気づくようになりました。
<妊娠後期(妊娠28~40週)>
妊娠後期の経過を、エコー写真で振り返ります。
妊娠30週目 赤ちゃんの顔がはっきり! 最高の1枚
妊娠30週目の健診での赤ちゃんのEFW(推定体重)は1973gで、経過は順調でした。毎回の健診で4Dエコーでも診ていただいていましたが、いつも腕や手で顔が隠れてしまうポーズで、はっきりと顔が見えたことはありませんでした。そのことを院長先生に伝えると、いろいろな角度を試して、初めて顔を捉えた1枚を撮っていただくことができました。
その後は大きくなって画面に入りきらなくなったこともあり、こんなに綺麗に写ったのはこれっきり、最高の1枚になりました。顔の手前に腕が見え、うつむき加減になっています。
妊娠40週目 出産直前、予定日のエコー写真
妊娠40週目、予定日に行った健診で撮ったものです。体が大きくなり、全身を見ることはできませんが、一番上の4D エコーでは目元と鼻が写っています。
毎日痛いくらいに元気な胎動を感じていました。出産の兆候はなく、体調も普通でしたが、この日計った血圧は急激に上昇していて、高血圧の域に。先生と相談の結果、翌日に入院をして出産をすることとなりました。
40週1日で、緊急帝王切開!
予定日の翌日、妊娠40週1日で緊急帝王切開で生まれた息子は、推定体重よりも少し小さい3284gで、身長は50.0cmでした。元気な胎動そのままにキック力が強く、新生児室では毎回タオルを蹴って落としていました。4歳になった今でも、冬でも布団を蹴り飛ばし、何もかけずに寝ています。
そして、院長先生が撮った1枚はまさに今の寝顔そのままで、鼻の形も目元もほとんど変わっていません。おなかの中で芽生えた命が少しずつ形になり、今は目の前でより大きく育っていることに、奇跡的な不思議さと、大きな喜びを感じています。
[未来*プロフィール]
いつも一生懸命な男の子と、食べるのが大好きな女の子を育てています。毎日がドタバタで、あっという間の日々。今は子育てに全力ですが、頑張っている世のママさんたちにリラックスの時間をお届けするのが夢です。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。