3日間の陣痛の末に出産! エコー写真で綴る初めての出産
2人の育児をしながら、フリーでライティングや動画編集などの在宅ワークをしている30代ママ“あつみん”です。
29歳で結婚し、30歳で娘、32歳で息子を出産しました。実家から離れたアウェーな土地での初出産は不安がいっぱいでしたが、健診のエコーで確認する赤ちゃんの姿を見るたびに勇気づけられました。
今回は、第1子の出産体験をエコー写真とともに綴ります。
<妊娠初期(妊娠4~15週目)>
妊娠初期の経過を、エコー写真で振り返ります。
妊娠8週目 まめつぶのような姿の赤ちゃんにびっくり
写真左側の小さな黒色の袋(胎嚢)の中に赤ちゃんが見えます。私は初めて出会う赤ちゃんの姿に感動しました。赤ちゃんが、まめつぶのような姿だったので、「まめちゃん」と愛称で呼ぶようになりました。これから人間らしい姿へ変わっていく様子を見るのが、楽しみでしかたありませんでした。
この頃、私は妊娠初期からつわりがあり、柑橘系の酸っぱいガムやしょっぱいお菓子ばかりを食べて、一気に体重が4kg増えました。
<妊娠中期(妊娠16~27週目)>
妊娠中期の経過を、エコー写真で振り返ります。
妊娠16週目 かわいらしい顔が見えました
妊娠16週目。エコー写真上部から順に、頭・首・体が見えます。3Dで顔の目・鼻・口がはっきり確認できるほど成長しました。かなり人間らしい姿で、大きくなった様子が分かります。
こちらへ顔を向けて、左手で「Good!」と親指を立てている姿に夫婦で爆笑。この頃から安定期に入り、おなかもぽっこり大きくなりました。
この頃に「自分は妊婦なんだな」と、私の意識がだんだんと変化してきました。
妊娠26週目 女の子らしい顔つきになってきました!
妊娠26週目。写真左側が両手、右側が顔。両手を合わせてすやすやと眠る姿が見えます。優しい顔つきを見て、夫と「きっと女の子だろうね」と予想しました。この時期から、マタニティスイムやヨガの教室へ通い、呼吸法でリラックスして力を抜く練習をして出産に備えました。
これは、増えすぎた体重管理にも役立ちました。大きいおなかで寝苦しい時、抱き枕がとても便利でした。
<妊娠後期(妊娠28~40週目)>
妊娠後期の経過を、エコー写真で振り返ります。
妊娠29週 推定体重が1000gを突破!
妊娠29週目の健診。赤ちゃんを真正面から見たエコー写真です。右上から斜めに頭・首・身体の順に見えます。EFW(胎児推定体重)がついに1000gを越えました!
胎動もだんだん活発になり、赤ちゃんの胎教に音楽を聴いたり、おなかを叩いて赤ちゃんと遊ぶ「キックゲーム」をしたり、いろいろと試しました。おなかにいる赤ちゃんとコミュニケーションがとれるなんて、不思議な気分でした。
これは同じ日の別写真。右から見た横顔になります。
左手を添えてなにか考えているようにも見えます。会うたびに違うポーズをとってくれる赤ちゃんがおもしろく、次の健診が待ち遠しくなりました。
妊娠39週 大きく成長。おなかの中でちょっと窮屈そう
妊娠後期には、週1回通院してNST(ノンストレステスト)のチェックが始まりましたが、毎回赤ちゃんの元気な鼓動を聞くのが楽しみでした。赤ちゃんはますます成長し、頭の大きさは9.2cm、EFW(胎児推定体重)はもうすぐ3000g!
このエコー写真は左から見た横顔です。赤ちゃんは、かわいい姿を見せてくれました。
これも妊娠39週目の同じ日の別写真で、体の下部から撮った写真です。
この頃は赤ちゃんが夜動いて寝付けないこともありましたが、おなかの中でのびのびと過ごしてくれていることは幸せなこと!
好きな音楽を聴いたり、温かい飲み物を飲んだりして乗り切りました。
出産予定日の夜、高位破水で即入院!そして…
その後、妊娠40週目での出産予定日の夜、おなかの中で小さく破裂する音が聞こえました。高位破水の可能性があるとのことで、即入院です。しかし、陣痛は続くものの子宮口が開かず、なかなか赤ちゃんが下りてきません。
とうとう破水から4日目の朝に陣痛促進剤を打ち、夕方に女の子を出産!体重2788g、身長49cmの立派な姿を見せてくれました。3日間の陣痛に耐えたのに、分娩はたったの40分間。
娘が物心ついた頃に、エコー写真を見ながら思い出話を語りたいと思っています。
[あつみん*プロフィール]
地方在住の一姫二太郎の母。1歳と3歳の子どもたちを自然の中で育てながら、在宅ワークとの両立に勤しむ日々を送っています。「食」の社会問題に関心を持ち、消費生活協同組合(生協)の組合員としても活動しています。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。