妊婦さんどんなお茶を飲んでますか?カフェインレスドリンク
●5月17日は「お茶漬けの日」、お茶の製法を発明した永谷さんの命日。
永谷園が最初に発売したおなじみの商品「お茶づけ海苔」が2012年に60周年を迎えたのを記念して、5月17日を「お茶漬けの日」に制定しました。
永谷園のルーツは、江戸時代にお茶の製法を発明した永谷宗七郎(宗円)にさかのぼり、永谷園創業者の永谷嘉男は、永谷宗七郎からつながる家系だそうです。「お茶漬けの日」は、その永谷宗七郎の業績をたたえ、命日の5月17日となりました。
妊婦さんにおすすめのカフェインレスTEA
ムカムカする二日酔いの翌朝や食欲のない時にサラサラッと食べられるお茶漬け。つわりの時でも食べられる一品ではあるけれど、お茶漬けといえばお茶が主役。
でも、お茶は、妊婦さん要注意のカフェインが入っています…。
カフェインは、鉄分の吸収を阻害する可能性が指摘されており、胎児の発達にも影響が出るとも言われ、妊婦さんにカフェイン摂取は控えることが望ましいというのが一般的になっていますよね。
でも、夏の暑い日には冷たいお茶を飲みたくなるし、おやつタイムにはコーヒーも飲みたくなるものです。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、妊婦さんから「ノンカフェインの麦茶も飽きてしまい、毎日飲む物に困っています」という声が。
そこで、妊婦さんおすすめのお茶を聞いてみました。
一番おすすめで多かったのが“ルイボスティー”
「ルイボスティーは飲みやすくていいですよ。ドラッグストアで安く売れているものを買っています。子どもも大好きで麦茶よりも飲んでくれます」
「カフェインレスですし、ビタミン・ミネラルが豊富らしいので、妊娠中は毎日飲んでいました」
「いろいろなメーカーの中でも、コストコのルイボスティーと、H&F BELXのハニーブッシュが美味しかったです」
ルイボスティーは豆科の植物の葉から作られるお茶。口当たりがよく人気ですが、ルイボスティーには、ポリフェノールが含まれています。妊娠後期の大量摂取で胎児に影響が出る報告例もあるため、水替わりに毎日たくさん飲むのは控えましょう。
コーヒー派も!
「結婚前からほぼコーヒー中毒。同じコーヒー好きの先輩ママにたんぽぽコーヒーを勧められました。母乳促進も期待できるので、出産後の授乳中にも続けて飲んでいます」
「コーヒー大好きなので、カフェインレスのコーヒーはなんだか物足りなく感じます…。そんな中でも、スタバのディカフェが一番美味しい! でも、お値段が高くて頻繁には手が出ないので、毎朝飲む分はスーパーに売ってるカフェインレスのコーヒーで我慢しています」
コーヒーのカフェインの量は、紅茶の約2倍だと言われています。どうしてもがまんできず、1杯だけお医者さんから許可をもらったとしても、できればカフェインレスやノンカフェインを選んだ方が安心ですね。
紅茶派なら…
紅茶は、コーヒーよりカフェインは少ないものの紅茶にも100ml当たり約30mgのカフェインが含まれているので要注意。
ノンカフェインの紅茶を選んだり、ハーブティーに替えるママが多いようです。
「ハーブティーは子宮を収縮させるなど妊娠にリスクがあるものも多いので、お医者さんに相談したところ、ペパーミントは少量ならつわりが軽くなるかもと言われ飲んでいました」
「冷えや便秘やむくみにローズヒップティーがいいみたい」
妊婦さんが飲んではいけないハーブティーは、子宮を収縮させる“セージ”や“ジャスミン”。ほかにも要注意ハーブがあるので、ハーブティ専門店のスタッフや主治医の先生に相談を。
緑茶派なら?
「緑茶にはコーヒーの倍近いカフェインが含まれているものもあると言われたので控えてはいるけれど、和菓子にはやっぱり緑茶ですよね。ペットボトルのカフェインゼロの緑茶が定番でした」
ほかにも、杜仲茶や、香ばしい香りの黒豆茶などを愛飲している妊婦さんが多いようです。
妊娠中はマイナートラブルなど、なにかとストレスがたまりやすいもの。ティータイムでリラックスは大切ですよね。
カフェインは授乳中にも控えたく、まだまだ先は長いので、カフェインレス生活と上手につき合っていきたいですね。
(文/井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。