第一子を出産した、“マナカナ” 三倉茉奈 「両親学級も中止のなか、心強いのは先輩ママである妹」臨月時インタビュー
テレビドラマ『ふたりっ子』(1996年/NHK)で双子の妹・佳奈さんと一緒にデビューした、女優・三倉茉奈さん。’20年12月に第1子女児を出産されたばかり。妊娠8カ月当時に、オンラインのヨガ教室や育児グッズの用意など、コロナ禍での妊娠生活について教えてもらいました。
コロナ禍の妊娠、オンラインでのあることが気分転換に
私は出産というより、お産を迎えるまで、その日までの心配のほうが、今は大きいです。そう思うのは、新型コロナウイルス感染症で落ち着かない日々の影響もありますね。それこそ、妊娠中にある、両親学級などの教室やイベントを楽しみにしていたのですが…。コロナの影響でなくなってしまって、残念。一度だけ、オンラインで両親学級がありました。
今は、オンラインでマタニティヨガをやっています。それがすごくいいですよ。ほぼ毎日やっています。好きな時間に受講できて、大体30分くらい。それをやるようになってから、体調がよくなりましたね。肩凝りのせいで呼吸が浅くなりがちだったのが、改善した気がします。気分転換にもなるし、姿勢もよくなるし、お産のときに必要な呼吸や姿勢、筋力なども教えてもらえるので、勉強にもなっていいですね。 コロナ禍で、気軽に人に会うことが難しい今、こういうのがとても心強いです。
慎重なタイプなので、ベビーグッズの用意もじっくり検討中
健診では、積極的に先生に質問していまます。とくに、妊娠中、食べていいもの・NGなものについて。インターネットだと情報がありすぎて、信ぴょう性に欠けてしまい、何を信じていいか迷ってしまうので。すぐに調べられる分、かえって、気にしすぎてストレスになっちゃいそうだし…。そのため、ネットでは調べないようにして、まずは先生に聞いて、その答えを頼りにしています。
初めての妊娠生活で不安に感じていたこともありますが、元々、性格も慎重派。ベビーグッズの用意も下調べは入念にしています。妊娠8カ月に突入しましたが、まだまだじっくり検討して、慎重に、本当に必要なものを買おうと思っています。
その中でも、すでに購入したものは、授乳クッション。おなかが大きくなってから呼吸が浅くなってきたので、妊娠中も使える授乳クッションを買いました。いすの背もたれの間に挟んで、姿勢を正すのに使っています。
先輩ママでもある、妹の佳奈にはあれこれ聞いています。先日、佳奈と一緒にお店に行き、直々に「これがいる!」「これはいらない」と教えてもらいながら買いました。私は、入院グッズの母乳パッドや産褥シートは必要ないだろうと思っていたのですが、佳奈は「あったほうがいいよ」と言ってましたね。あとは「おしりふきシートは大量に使うよ!」、「おくるみはこのくらいの厚さが使いやすい」など、実体験をふまえて、具体的に教えてくれました。
妊娠生活に出産、産後の育児生活も初めてづくし。これからも悩むことはあると思いますが、そのとき1つずつ試行錯誤しながら解決、乗り越えていけたらと思います。また、佳奈がいることが心強いですね。なんでも相談できる人が身近にいることは、本当にありがたいです。
写真/有坂政晴(STUH) 文/たまごクラブ編集部
後日、妹の佳奈さんにも、ご自身の妊娠・出産・育児についてお聞きしたところ、「姉の茉奈には、私の妊娠から育児まで、そして今もずっと支えてもらっています。だから、今度は私が全力でサポートします!」とコメントが返ってきました。困ったことや不安、悩みなど、なんでも話せる相手がいるのは、本当に心強いですね。
参考/「たまごクラブ」2021年2月号「カバーインタビュー」
三倉茉奈さん
Profile
1986年大阪府生まれ。1996年NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』で双子の妹・三倉佳奈とデビュー。“マナカナ”として人気を博す。以来、女優としてドラマ、舞台、バラエティー、CMなどで活躍。三倉茉奈、佳奈YouTubeチャンネル「マナカナんち」更新中。