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ペットから感染症がうつる?!妊娠中も安心してペットと暮らすために【産科医】

Indeed/gettyimages

感染症などを予防するために、妊娠中はペットとの接し方にも注意が必要です。これからも共に仲よく暮らすために、注意すべきポイントを知っておきましょう。
産科医の杉本充弘先生に詳しくお聞きしました。

ペットからうつる感染症に要注意!

妊娠中は、ペットからうつる感染症に要注意です。ペットの口の中や排せつ物に存在する病原菌には、妊娠中に感染すると危険なものもあります。とはいえ、衛生管理をきちんとしていれば、過度に恐れる必要はありません。

ペットを飼っている人の3カ条

1. ペットのお世話をしたら手を洗う

トイレの始末をしたあとはもちろんのこと、ペットと触れ合ったあとは手を洗いましょう。

2. 口うつしでエサを与えない

ペットとの口うつしやキスは避けましょう。

3. ペットも人も検査を受ける

ペットは動物病院で検査をし、必要に応じてワクチン接種をしておきましょう。妊婦さん自身も産院でトキソプラズマの抗体検査を受けましょう。

ペット別お世話の注意ポイント

ペットそれぞれに特有の病原菌やお世話のポイントを理解して、上手につき合いましょう。

犬はパスツレラ菌、歯周病菌に注意

犬の口の中やつめに存在するパスツレラ菌による感染症が、パスツレラ症。かみ傷やひっかき傷からも感染します。人間が感染すると、傷口が熱をもち、腫れて痛みます。

また、犬の口の中にいる歯周病菌にも要注意。妊娠中は口の中に歯周病菌が増えると、流産・早産のリスクが高くなります。顔や口をなめさせるなどのスキンシップはできるだけ控えて。

猫はパスツレラ菌、トキソプラズマに注意

パスツレラ菌は猫の口の中やつめに存在します。感染を防ぐため、ひっかかれないように注意しましょう。

また、トキソプラズマは、猫のふんや生肉に寄生する原虫で、猫のトイレ掃除のほか、ガーデニングなどの土いじり、加熱が不十分な肉を食べることなどから感染します。妊娠中に初感染すると、赤ちゃんに影響する恐れがあります。ただし、外に出たことがなく、生肉を食べていなければ、猫がトキソプラズマに感染している心配は少ないでしょう。

鳥はふんの飛び散りに注意

インフルエンザのような症状が出るオウム病の病原体や、食中毒を起こすサルモネラ菌が、ふんに含まれていることがあります。飛び散ったふんを吸入すると感染の恐れがあるため、ケージの中はこまめに掃除を。ケージを低いところに置くと、汚れが室内に飛び散る心配はなくなります。

カメはサルモネラ菌に注意

ミドリガメなどの爬虫類はサルモネラ菌を保菌している場合があり、人間の口に入ると嘔吐、下痢、高熱などの食中毒症状を起こすことがあります。ペットを触ったあとや水槽の掃除をしたあとは、石けんでしっかり手指を洗いましょう。

観賞魚の水槽ケアは家族にまかせて

魚の水槽には雑菌がたくさんいます。手を入れたりしたあとは、石けんで手洗いを。また、水槽の掃除や水替えは重労働なので、家族にお願いしましょう。

監修/杉本充弘先生 取材・文/栗本和佳子

参考/『最新! 初めての妊娠・出産新百科』2021年
(ベネッセ・ムック たまひよブックス たまひよ新百科シリーズ)

ペットからの感染リスクも予防ポイントを押さえておけば、過度に恐れる必要はありません。ペットとの上手なつき合い方を実践しましょう。

杉本充弘先生
Profile
東都文京病院院長。日赤十字社医療センター周産母子・小児センター顧問。

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