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楽しい離乳食ライフを送るために 離乳食をスタートしたら意識したい3つのこと【専門家】

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混乱の女の赤ちゃんを食べる
M-image/gettyimages

赤ちゃんは生まれながらに母乳やミルクを吸って飲む力があります。しかし、「食べること」は、練習が必要です。離乳食は、赤ちゃんがいろいろな食べ物を食べられるようになるための練習。相模女子大学の教授であり、保健学博士、管理栄養士の堤 ちはる先生に、離乳食を始めたら意識してママやパパに心がけてほしい3つのポイントを聞きました。

【ポイント1】生活リズムを整え、おなかをすかせよう

生活リズムが乱れていると、食事の時間もバラバラになる経験をママやパパもしているのではないでしょうか。赤ちゃんのおなかがすく時間がある程度定まるように、生活リズムを見直してみるのも大切です。

「赤ちゃんだって大人と同じ、おなかがすかないと食欲がわきません。早起き・早寝を心がけ、日中はできるだけ活動的に過ごし、生活リズムを整えましょう」(堤先生)

【ポイント2】「食事は楽しい」と伝えよう

「離乳食で大切なのは、食事=楽しい、と感じてもらうこと。『おいしいね』など声がけをしながら、おおらかな気持ちで離乳食を進めましょう」(堤先生)

離乳初期や中期は、赤ちゃんだけの食事時間になっていることが多いかもしれません。しかし、離乳後期に3回食になると、ママやパパ、上の子どもがいればその子どもと赤ちゃんの食事時刻が同じころになってきます。大人数で食事をしたほうが楽しいのは大人も赤ちゃんも同じです。みんなで一緒に食卓を囲むと赤ちゃんの気分も上がるかもしれません。

【ポイント3】栄養バランスは2~3日単位で考えよう

「1回や1日の離乳食から栄養バランスを完璧にしなくても、2~3日単位で考えればOKです。とくに離乳初期や中期のころは、食べる練習の意味が強いので、栄養素等の摂取は母乳・ミルクからがメインです。2~3日単位で考えるのも離乳後期以降で大丈夫です」(堤先生)

離乳食を残したり、ひとつの食材しか食べてくれなかったり、栄養バランスは心配になりがち。けれど、1回・1日単位の赤ちゃんの食べる様子に一喜一憂することなく、数日単位で考えればいいと捉えて、ゆったりとした気持ちで離乳食を進めましょう。

お話・監修/堤 ちはる先生 取材・文/ひよこクラブ編集部

毎回の食事を完璧にしようと思ったり、ほかの子と比べたりしてしまいがちですが、堤先生のアドバイスのように、赤ちゃんが自ら「食べたい!」と思えるような環境づくりを第一に考えれば、心が軽くなります。あせらずゆっくりと親子での食事を楽しみましょう!

『ひよこクラブ』2021年5月号には、別冊付録「飲む&食べる量がわかる 赤ちゃんの栄養ガイド 完全版」がついてきます。離乳食のほかに、授乳回数の目安や、授乳と離乳食の量とバランスを詳しく紹介しています。


参考/『ひよこクラブ』2021年5月号「飲む&食べる量がわかる 赤ちゃんの栄養ガイド 完全版」

堤 ちはる先生(つつみちはる)

Profile
相模女子大学 栄養科学部健康栄養学科 教授。保健学博士、管理栄養士。「授乳・離乳の支援ガイド策定に関する研究会」委員を務め、多くの乳幼児の栄養指導を行っている。

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