あの頃の私に伝えたい…二世帯住宅ってあり?なし? うまく進めるにはコツがあった!
結婚してからの暮らし方というのは十人十色。夫婦二人で暮らすという場合もあれば、どちらかの両親と一緒に暮らす二世帯住宅の場合もあります。家族ではあるけれど、血のつながらない“他人”とも言える存在。そんな人たちと一緒に暮らすのはどのような変化があるのでしょうか。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちは二世帯住宅についてどのように考えているのか、声を集めてみました。
二世帯住宅はナシ!
「同居を決め『きっと大丈夫』と考えた24年前の自分を呼び出して「やめとけ」と言ってやりたい!!夫と子どもたちだけだったら、もっともっと楽しく自由に生活してたのにな。私には長年の「同居嫁仲間」たちがいます。同じように同居で苦労してる人たちと、愚痴って盛り上がって発散!これが一番の気分転換」
「同居前から絶対上手くいかないだろうと思ってたら案の定です。強引な義父に夫が折れてしまいました。まだ若い私はしぶしぶ付いていくしかなく…。自分から同居希望したくせに、文句ばっかなんですよ、その義父が!!すっごいストレス」
「私も住む前はスープの冷めない距離でうまくいっていたんです。それが二世帯に新築同居して15年。あの時の自分にやめておきな!義母どうしようもないぞ!!と言ってやりたい。今では殆ど顔を合わせないようにして、何とか気持ちを保っています。触らぬ神でホントに関わらないのが一番」
二世帯住宅もアリ!
「うちの辺りは田舎で『親世帯と長男世帯が敷地内同居』というお宅が結構あります。うちも含めて、うまくいくかどうかは、『親次第』だなぁと感じています。親世帯が過度に干渉しない、元気で自立してる、この二点に尽きるな、と。親世帯が過干渉で辛い、介護がしんどい。うちは今のところどちらもないので、良好です。しかし、いずれ介護はくるので、覚悟はしています」
「敷地内でなく、二世帯住宅(ドア一枚で繋がってる)での同居ですが、比較的うまくいっている方だとは思います。基本的にはお互いに干渉し過ぎないのが、1番問題なく過ごせるのだと思います。とはいえ、近くにいるので関わらなく過ごすのは無理ですし、顔を合わせる機会も増えていくかと思います。
気になることがあっても、ある程度見ないふり。あれやこれや言われても気にしない。スルースキルが必要ですかね。でも、どうしてもダメなことはダメと言うのが大事」
「私は、よく言えば大らか、悪く言えば大雑把でズボラ。だから細かいことが気にならず、基本的に何ごともラッキーと前向きに捉える方なので上手くいってます。義両親も基本的にお金は出すけど口は滅多に出さないので、これまた助かります。義母にはチクリと嫌味を言われることもありますが、私は一晩寝たら忘れるタイプなので気になりません。それより、お金が浮く方がメリットです」
細かいことが気にならない、口を出さない、など、自分たちと義両親の性格が大きく関係あるようです。もし、二世帯住宅を検討することになったら、自分の気持ちを大切に、納得できる選択ができる状況を作りたいものですね。
(文:ふくだりょうこ)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。