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塾やクラブだけじゃない!中学以降の子どもの出費こんなにかかるの!?

更新

厳しい生活費に落ち込む日本人女性
takasuu/gettyimages

家計の中で、住宅ローンと同じく大きな比重を占めるのが教育費。よく、中学以降はお金がかかると言われますが、塾や部活のことでしょうか? 学費は公立か私立かでピンきりですが、学費以外に何にどのくらいのお金がかかるの?
口コミサイト『ウィメンズパーク』の先輩ママの投稿からリサーチしてみました。

中高生は食べ盛り! 伸び盛り!

「中学生になってものすごく食べるようになりました。ご飯の他におやつ、カップラーメン、牛乳などなど、想定外に食費が爆上がりです」

「食費ですね。中学の時は毎日牛乳1リットル飲んでましたから。それだけでも月約6000円!」

「食費! 成長期なので男子の胃なんてザルのよう。すぐにお腹が空くので、朝食からの朝練後の弁当からの昼の弁当と部活後のおにぎり持参に帰宅後の夕食、で夜食。一日6食!」

「給食がなくなり毎日の弁当代はバカになりません。週に2回はパンを食べたいというので、毎回500円持たせてるのも地味にボディブローが効いてきます」

さすがに伸び盛りの子への食費は切り詰められませんよね。母はスーパーのチラシとにらめっこです。

中学生から一気に料金アップ!

「家族旅行は大人料金、通学の交通費は学割はきくもののもろもろ一気に高額になりました」

「高校からの医療費が3割負担の地域です。ちょっとした風邪でも医療費がとてもかかるようになりました」

食べ放題の店でも、交通費でも、映画や旅行も小学生料金から比べると値段が跳ね上がり、かかる費用が桁違いになってきます。

おしゃれに目覚めるお年ごろ

「娘は高校に入ってからはコンタクトレンズを利用し始めて年に2万円超え。メガネなら1回買えば済むのに…」

「娘の衣服費に比べたら安いものだけど、息子はスポーツブランドのいいものを欲しがるようにあり、スニーカーや靴も高い!」

「しゃれっ気が出てシャワーが長い。朝シャンもして水道料金アップ。夜ふかしするから電気代アップ。毎日の積み重ねが結構大きいのです」

「息子は年々身体が大きくなり、私服は年単位で買い直し。娘は中学ともなるとオシャレにもうるさくなり2ヶ月に1度は美容院でカット」

「小学生の頃は西松屋など安いものでも着られたらいいという子でしたが、中学でおしゃれに目覚め服代がかかりました」

娘を持つ身としては、かわいい服を着せてあげたいというのが親心。でも、母はユニクロなのに、娘の服は数倍の値段!

あれも欲しい! これも欲しい! 物欲が止まらない

「スマホやPCを欲しがる子も多く、通信費がはねあがる。物欲が激しくなる時期ゆえに洋服が欲しい、ヘッドホンが欲しい、CD買いたいと欲しがるものの金額が桁違いになってきます」

「友だちと出かけるにもお金がかかるのが地味に大変。とにかくお小遣いがいくらあっても足りないのが中高生です。友だちつき合いも大切だけど、昔と違い友人と遊ぶだけでかなりのお金が必要に」

「中学生の息子のお小遣いは1000円なんですが『安すぎ!』と、子どもに言われます。携帯電話の最新機種持ってる友だちもかなりいて、各家庭の格差は子どもも敏感になってきますね」

「高校は進学校なのでバイトができないのがネック。小遣い1万円の出費は大きい…」

小学生の頃と違い、お友だち同士で遊びに行くようになるためお小遣いの額は大幅アップ!

こんなにかかる授業料外の出費

「中学や高校の修学旅行で海外となると月の積み立てが数千円じゃききません!」

「制服・体操服・シューズは10万でおさまればマシ。高校は教科書代、電車通学の定期代、給食がなくなり弁当代もそれなり。入学で何十万飛んでったことか」

「学校で実施される模試、英検、漢検などの検定料。電子辞書や検定のための問題集など、想定外の出費でした」

入学時に揃える制服などはよしとして、模試や検定費は、確かに想定外! 予備費として貯めておかないとならないようです。

部活動に年間20万は当たり前!?

「高校のコーラス部です。コーラスは道具がいるわけじゃないし、そんなにお金はかからないだろうと思ってましたが、いやいや何の。部費は専門家のレッスン費などで4万、衣装が5万、コンクールへの遠征費ほかで総額20万円という感じ」

「高校の陸上部です。陸上なんてぺらっぺらのランニングと超短パンとシューズくらい。が、競技会の参加費、外部からのスポーツトレーナー費などで年間18000円! さらに年に1万以上の靴を数回買い換え、合宿は年2回。年間だと20万はかかってます」

「道具はここで買わなきゃイカンみたいなスポーツ店しばり。定価プラス高校名刺繍でけっこうな額でしたが、あとからネットで調べたら型落ちも型落ち! 学校つながりで儲けてる店多いんだろうなぁ。」

「沖縄県なので、地方大会、全国大会全て飛行機。インターハイ、新人大会、その他大会全てに数万単位でお金がかかる。それが一年生の時から年に4~5回。年末年始に北海道まで合宿しに行き20万。これが一年生の時から毎年。私立高校の学費並みの部活費です」

部活動は、道具を揃える初期費用がけっこうキツイ。運動部は道具の消耗も早く、車と同様、最初だけではなく常にお金をかけて維持していくイメージ。遠征があれば数万単位でさらにプラス。

小学生の習い事とは桁違いの塾

「塾は1年間で60万超えの出費!」

「大学受験のための塾は、模試代とか入れると破格の値段です。ものすごくお金かかるのは受験を控えた高校生になってからですね」

「塾は上限ナシ。どこまでかけるかは親御さんとお子さん次第ですね」

「大きな出費はズバリ塾です。入塾初期費用15万、月謝、テキスト、長期休みの講習で1年でざっと70万。こんだけ出すなら私立の附属に行かせても変わらないんじゃないかと思うくらいです」

「大学受験前は、センター過去問だけでも相当かかります。オープンキャンパスへの旅費、中には学校案内と受験資料も有料。大学受験料、受験会場への交通費、宿泊費。大学受験のための費用だけでも膨大が額です」

いろいろな機関が大学までの教育費の総額が算出されていますが、授業料の他にも塾代、部費、検定代、お小遣い、食費などなど、小学生までとは桁違いに想定外の出費が大きく家計に影響してくるようです。学校を卒業するまでは、なんとか踏ん張るしかなさそうです。


(文・井上裕紀子)

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