マスクのしかけ絵本が話題! 赤ちゃんの脳の発達を促す絵本がすごい【専門家監修】
SNSで話題になっている『ひよこクラブ』の付録、しかけ絵本『マスクの したは どんな おかお?』。赤ちゃんの認知発達のスペシャリストである、中央大学文学部心理学研究室の山口真美先生と一緒に制作した、赤ちゃんが本当に喜ぶ絵本になっています。現在の社会の状況からマスクを題材にしたしかけ絵本に、ママ・パパからは「面白い!」「コロナ禍ならでは」などとたくさんの反響が!
山口先生によると、赤ちゃんの視覚に関連する脳は、“刺激”を受けることで成長します。大人が絵本のページをめくることは、赤ちゃんにとって新しい世界を見ること。つまり、“刺激”につながります。絵本は脳の成長を促すツールといえるのです。
この付録の魅力を、山口先生のコメントとともに紹介します!
『マスクの したは どんな おかお?』の魅力はこれ!
絵本には、赤ちゃんが夢中になる工夫がたっぷりです! コロナ禍で大人がマスクをつけているのが当たり前になっている今、この絵本を使いながら、赤ちゃんと遊びましょう。
赤ちゃんが大好きな「顔」に着目
「赤ちゃんは2つの目と口を結んだ逆三角形が大好き! ですが、最近は大人がマスクを着用することが多く、赤ちゃんは“顔”に気づきにくくなっている可能性もあります」(山口先生)
マスクの下には、目だけではわからないさまざまな表情があることを、伝えることができます。
はっきりした色合いで低月齢の赤ちゃんも興味津々
「月齢の低い赤ちゃんは、淡い色よりも濃い色を好みます。また、コントラストが強い色の組み合わせが見やすいといわれています」(山口先生)
とくに、絵本の主人公であるパンダのような、白と黒に興味津々。しかけや物語はもちろん、ページによって変わるカラフルな世界を楽しんで!
動物たちのさまざまな表情が楽しめる
「絵本の中には、さまざまな動物が登場します。動物たちのマスクの下には、それぞれ違う表情が。赤ちゃんに表情を認識してもらうために、声かけをしながら遊んでみてください」(山口先生)
「ぶたさん、どんな表情をしているかな? あっ、べーってしているね」など、赤ちゃんに声かけをしながら、親子でコミュニケーションを取りましょう!
監修/山口真美先生 撮影・取材・文/ひよこクラブ編集部
絵本は、動画と違い、大人が赤ちゃんのペースに合わせてめくって楽しむことができます。赤ちゃんも視線をはずすことができ、疲れにくいというメリットも。おうち時間に『マスクの したは どんな おかお?』を使ってみてください。
『ひよこクラブ7・8月特別合併号』には、「マスクの したは どんな おかお?」の絵本のほか「ミッキー&ミニーの保冷お出かけバッグ」などもついています。