1歳・2歳のひとり遊びは成長の宝庫!ひとり遊びで成長を促す4つのポイント
1歳・2歳になると、おもちゃで遊んだり、テレビや動画をじっと見たり、ひとりで遊ぶ時間が増える子も。しかし、ひとり遊びの時間が長いと「ほうっておき過ぎ?」など心配するママやパパもいるようです。1歳・2歳のひとり遊びについて考えてみませんか。
「テレビを見せないと、家事ができないけど1日2時間半は長い!?」。ママの悩み
ひとり遊びをしてくれると、家事などがはかどって助かるけれど、時間が長かったりすると「このままでいいの?」と悩むママやパパもいるようです。1歳・2歳の子をもつママからは、次のような声も。
●離乳食の準備や片づけ、家事をしているとき、ひとりで子ども番組を見せています。時間は1回10分から30分ぐらい。1日・合計2時間半ぐらいです。まだ1歳になったばかりで、こんなにテレビを見せていいのか気になりますが、テレビを見せないと何もできません。
●2歳になってからパズルが好きになりました。朝や夕方の忙しい時間、パズルをしてくれると助かるので「ほかのパズルも買ってあげようかな?」「もう少し難しいパズルもできるかな?」と思うのですが、ひとり遊びでパズルばかりさせていいのかな!?と悩んでいます。
体験談のような悩みは多いのですが、テレビや動画は、1日中、見せっぱなしでなければ大丈夫。子どもの成長には、ひとりで過ごす時間も必要ですが、遊びはかたらないようにしましょう。
大切なのは遊びの質!ひとり遊びで成長を促す4つのポイント
1歳・2歳のひとり遊びは成長の宝庫。脳は「楽しい!」と思い、熱中して遊んでいるときほど、知識が身につきます。そのため1歳・2歳の成長に合っていて、楽しめる遊びを選びましょう。またバランスよく成長を促すには遊びがかたよらないことも大切。質が高いひとり遊びをさせるポイントは次の4つです。
【Point1】遊びのなかで生活習慣に触れること
1歳・2歳は、トイレや食事、着替えなどの生活習慣を教えていきたい時期です。ひとり遊びのなかで、生活習慣をテーマにした絵本などを見せるとイメージがふくらみ、「やってみたい!」という意欲がわくようになります。
【Point2】楽しく体を動かす時間を作ること
1歳・2歳になると、運動発達が目覚ましく、早歩きや小走りができたり、速い・遅いなど動くスピードを調整できたりするようになります。お姉さんやキャラクターなどが登場してリードしてくれる体操や音楽遊びなどのDVDがあると、ひとりでも楽しく体が動かせるように。
【Point3】知育グッズで考える力を養うこと
1歳・2歳は考える力がついてくるので、6種類ぐらいのパーツの絵合わせや探し絵遊びなども楽しめるようになります。成長に合ったものだと、ひとりで夢中になって取り組みます。
【Point4】ダンスや歌などで英語に親しむ
まねっこが大好きな時期に、英語に触れるのもおすすめです。DVDを見ながらダンスや歌、手遊びなどを通して楽しく英語に触れさせてみましょう。
なかには「うちの子、ひとり遊びをしてくれない」と悩んでいるママやパパもいるかも知れませんが、ひとり遊び=室内遊びと考えなくてもOK。たとえば知育グッズなどは、おふろで遊べるタイプを選ぶと、ママやパパが体を洗ったりしている間にひとりで遊ぶ子も(ママやパパは目は離さないでくださいね)。ママやパパが相手をしなくても、そばにいてくれると安心して、ひとり遊びをするようになる子もいます。
取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です