「雨上がりは増えがち」「夕方のほうが刺されやすい」お散歩で赤ちゃんの虫刺されを回避する5つのポイント
まだまだ暑い日が続く時期。赤ちゃんとのお散歩は「なるべく木陰を通って」「比較的涼しい朝夕に」と考えるママ・パパも少なくないのでは? でも、人間が過ごしやすい場所や時間帯は蚊など虫の活動も活発になるそう。まだまだ油断できない虫対策、赤ちゃんとお散歩する時に注意したいポイントをお伝えします。
赤ちゃんはかゆみを我慢できない!「かき壊して悪化」を防ぐために、基本の対策を忠実に
蚊の多い時期の赤ちゃんの皮膚トラブルで多いのが、刺された痕をかき壊すことで起こる、とびひや水いぼ。一度できると治療には根気も時間もかかるため、赤ちゃんが虫に刺された痕を絆創膏で覆うなどして、なるべくかかせないようにしてあげましょう。とはいえ、赤ちゃんは無意識にかき壊してしまうことが多いため、完全にかくのを止めるのは難しいですよね。
そのため、やはり「刺されない」ための対策が重要です。虫が多い場所へ出かける時は長袖・長ズボンを着用してなるべく肌の露出を抑えるのはもちろん、屋外・屋内を問わず虫よけをつけましょう。また、虫が多い場所や時間帯を知り、虫との接触をできる限り減らす工夫もしてみましょう。
イヤな虫が多い場所・時間帯は?5つのポイントをチェックして、赤ちゃんを虫刺されから守ろう
蚊などの虫が多い場所や時間帯について、専門家に聞きました。
① 実は暑さに弱い蚊。涼しくなる朝夕は活動が活発に
暑い時期に活動するイメージのある蚊ですが、実は暑さに弱く、気温が35℃を超えると活動しにくくなります。反対に、最も活発に活動するのは気温が22~30℃の時。
そのため、暑い日の日中より、比較的涼しい朝や夕方に刺されやすくなります。この時間帯に散歩をする時は、肌の露出を抑える、虫よけをつける、蚊などの虫が多い場所を避けるといった対策を徹底しましょう。
② 日中は、蚊も木陰や屋内に避難している
暑い日の日中、蚊は木陰に潜んだり、軒下に置いたプランターや作業台などの物影に避難したりしています。軒下の物影に避難した蚊は、人が出入りするタイミングでエアコンの効いた涼しい室内に侵入することもあります。また、アカイエカなどのイエカは、家屋の室内や人の出入りが多いビル内、地下などにいて、テレビや冷蔵庫の裏などの暖かくうす暗い場所に潜み、夕方から夜に活動が活発になります。屋内だから、地下だからと油断せず、対策を続けましょう。
③ 雨上がりはもちろん、雨が降る前、強風の後も「刺されやすい」
小さな蚊にとって、雨は大きな脅威。たとえ小雨でも、蚊の活動を妨げます。そのため、蚊は気圧や気温の変化を敏感に感じ取り、雨が降る前に葉の裏や物影など雨宿りができる場所に避難すると考えられています。その間は血を吸うことができないため、雨が止んだ後は活動が活発に。特に雨上がりは多くの蚊が一斉に活動を再開するため、普段より刺されやすくなる可能性があります。
また、蚊は風も苦手。強風の時も雨の時と同じように避難し、活動を休止するため、強風の後も刺されやすくなる傾向に。雨上がりや強風の後は、茂みや物影に近づくのは避けましょう。急な夕立で木陰や軒下に避難するようなシーンでも、虫刺されに注意してください。
④ 「やぶ蚊」の活動範囲は50~100m
雑木林や竹林など木が多い場所はもちろん、公園や街中にも多く生息している「やぶ蚊」。でも実は、活動範囲は50~100mと、それほど広範囲ではありません。そのため、蚊が潜んでいそうな茂みなどの近くを通る時は、なるべく5m程度の距離をとるようにするといいでしょう。
⑤ 鉢植え・空き缶などわずかな水たまりも「やぶ蚊」の発生源に!
「やぶ蚊」はほんの少しの水たまりでも産卵し、10日前後で成虫になります。ベランダの鉢植えの水受け皿に溜まった水、外に置き忘れたジョウロやバケツ、雨除け用のビニールシートの隙間などに溜まった水も見過ごせません。自宅の周りに少しでも水が溜まるようなものがあれば、週に一度は水が溜まっていないかどうかチェックして、溜まっているようなら捨てましょう。
感染症の原因にも⁉かゆさだけではない虫刺されの被害。正しく知って、赤ちゃんを守ろう
毎年多くの死者が出るマラリア、妊婦が感染すると胎児に影響することもあるジカウイルス感染症など、世界には蚊などの虫によって感染する病気が数多くあります。日本での発症例はまれですが、過去には海外から流入したケースもあり、油断はできません。
また、日本脳炎やつつが虫病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など、国内の蚊やダニ、マダニが媒介する感染症もあります。これらの虫による感染症を防ぐには、虫に刺されないことが大切です。虫が多い場所に近づく時は長袖・長ズボンなど肌の露出を抑える服装を基本とし、屋内・屋外問わず、虫が活動する時期は虫よけをつける習慣を忘れないようにしましょう。特に自分で蚊を払うことのできない赤ちゃんは、ママ・パパが虫よけをつけて、虫刺されからしっかり守ってあげましょう。
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教えてくれたのは…
津田良夫先生/レック株式会社技術顧問。元国立感染症研究所昆虫医科学部第一室長。
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