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子どもの習い事の始め時って? 1人で通えるようになってからでは遅い?

小さなバレリーナにバレエ
FamVeld/gettyimages

子どもの習い事、仕事をしていたり、きょうだいがいたりすると、なかなか手が回らないですね。
1人で通えるようになってからなら、親の負担も随分軽くなりますが、それでは遅いのでは?という不安を持つママも。
口コミサイト「ウィメンズパーク」のママたちの声をご紹介するとともに、家庭教育協会「子育ち親育ち」代表の田宮由美さんにアドバイスをいただきました。

子どもの意思、目標、何を習わせるのかなど、指標は様々

まずはママたちの声を聞いてみましょう。

■ 自分で通えるようになってからでも全く遅くないと思う
「送り迎えも大変だし、子どもの習い事、小学生になってからで遅くないと思います。と言うか、本来はそういうものなんだと思っています。
今って幼児期の小さいうちから親がかりで大変だなあ、と思います」

■ 何を習わせるかで違うのでは?
「何をさせるかによって、違うのではないでしょうか。遠くに行かないとできないような習い事なら、1人で行けるようになってからのほうがいいでしょうが、例えば、サッカーや野球など、小さいころからやっている子が多い場合、後から入ると、小さい子と同じことをすることになって、それがイヤになるかもしれません。
でも、そろばんや公文などなら、1人で通えるようになってからでも遅くないでしょう。自分のペースで進められますから」

■ 音楽、英語、体操は時期を過ぎると能力を上げることが難しいそう
「臨界期というワードで検索すればいろいろと出てきますが、音楽、英語、体操などは、一定の時期を過ぎると能力を上げることが難しくなるのだそうです。
例えば逆上がりなどは、小3までにできないと、基本的には一生できないと言われています。なので、何をやりたいか、どのくらい上手くなりたいのかによって違うでしょう。
上を目指したいけれど送迎などが難しいようなら、送迎にファミサポを使ったり、休日の教室を探したりという手を考えてもいいかもしれません」

■ 子どもの意思に任せるのでいいと思う
「私は専業主婦ですが、子どもの習い事は小学校入学後からでした。子どもがやりたいと言い出したのが、小学校入学後だったからです。
習い事は公文とスイミングで、どちらも徒歩で行き来できる距離だったため、私が付き添ったのは体験の申し込みと入会手続きの時だけで、後は子どもだけで通っていました」

■ 習い事でどうなって欲しいかで決まるのでは?
「目標で変わると思います。プロ野球選手にさせたいなら中学の部活からじゃ遅いけど、大人になってからも楽しむようなスタンスなら、中学の部活からでも十分でしょう。中学受験しないなら小学生の間は塾も必要ないし、逆に、英語などは本人が好きと思えば高校からや大学からでも大丈夫でしょう。
ただ、空手などやらせたくても高学年で初心者では低学年と同じクラスになってイヤといいそうだから低学年から始めたほうが、という考え方もあるかもしれません。
『みんながやってるから』じゃなくて、『なぜやりたい(やらせたい)か。どう習わせたいか』を考えるといいと思います」

適切な習い始め時とは

どんな習い事をするかだけでなく、親が習わせたい場合と子どもが習いたいと言い出した場合によっても、対応は変わりそうですね。
子どもの発達や教育にくわしい田宮由美さんに習い事を始めるタイミングや継続する際に気をつけることなどについてお聞きしました。

「子どもの習い事は、いつ頃から始めればよいのでしょうか。
例えば、英会話などは『ネイティブな発音に慣れるため、赤ちゃんの頃から始める方が良い』と言われていることが多いですし、プロスポーツ選手は、幼児期にそのスポーツを習い始めている人が多いですね。

このような話を聞くと、『1人で通えるようになってからでは、遅いの?』と不安を抱かれる親御さんもおられるでしょう。
もちろん習い事の種類や、将来の目標などによっても、適切な習い始めの時期は異なります。そのため一概には言えませんが、共通して言えることが2つあります。

1つは、その習い事に、子どもが興味関心を持った時期であるということ。

子どもが興味関心を持つきっかけは、『姉兄が習っているのを見て』『テレビで活躍している選手を見て』『友だちが習っていて楽しそうだったから』など様々でしょう。

大切なことは、子どもが『習ってみたい』『始めたい』という気持ちです。
親の一方的な希望で習わせても、技術の習得も遅く、イヤイヤ続けるのであれば、精神的にネガティブな影響を与えることも懸念されます。

もう1つは、その習い事を継続できる状況であるということです。
子ども自身が続ける意志があるにも関わらず、親の都合でやめさせるようなことは、親子の関係に溝を生じさせる危惧もあります。また意欲が低下する要因になることもあり、避けたいですね。
例えば経済的な面や、親の送迎負担などは、事前に考えておくべきでしょう。

このようなことから言いますと、子どもが小学生になり、交友関係や行動範囲が広がり、自ら興味を持ち、そして1人で通えるようになった頃が、適した習い始めの場合も多いと思います。

子どもが1人で習い事に通う際には、往復の道順を親子一緒に練習したり、防犯ブザーを携帯させたりするなどして、安全面に注意することを十分話しておきましょう。
また緊急時の避難先や行動の仕方など、約束事を決めておく必要があります。

そして欠席時の対応についても、先生や指導者と事前に確認しておきましょう。
例えば、欠席をする時は家庭から必ず習い事先へ連絡することや、欠席連絡がなく本人の姿が見えない時の家庭への連絡など、細かなことも徹底させておきたいですね。

習い事の種類や目標、そして各家庭により、様々な状況が異なりますので、習い事を始める時期もそれぞれでしょう。これまでお話ししてきたことなどを参考に、いつも子どもの様子を見ている親が、『我が子』『我が家』にあった時期を考え、子どもの将来を豊かにする一助として習い事を始められとよいでしょう」

確かに、オリンピックなどを見ていると、小さい頃から競技を始めて結果を出した選手が多いですね。
でも、親ばかり先走っては、いい結果になるとは限らないでしょう。我が家なりの習い事のさせ方がみつかるといいですね。
(取材/文・橋本真理子)

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

田宮由美さん

家庭教育協会「子育ち親育ち」代表。保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の資格を取得後、幼児教室、幼稚園、小学校で勤務。小児病棟への慰問や、子どもの悩みの相談員など、多方面から多くの親や子どもに関わる。現在は、執筆を中心に講演、個別指導等で活動。国内有数の子育てサイトをはじめ、新聞、雑誌、企業への執筆、監修記事は、多くの共感を得ている。テレビ・ラジオにも出演。著書に『子どもの能力を決める0歳から9歳までの育て方』(KADOKAWA)などがある。

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