年中さんの今だからこそチェックしておきたい! 小学校生活で起こる変化って?
小学校入学まで約1年半となりました。「まだまだ1年半ある」という方もいらっしゃるかもしれませんが、入学準備は今から始めるのがオススメです。年長さんの1年は何かと忙しく、時が過ぎるのはあっという間なのです。年中さんの今から始めておくと、慌てず小学校入学を迎えることができます。
ママたちはどのような入学準備を行っているのでしょうか。
●ひらがなカタカナ、水泳や体操、鍵盤ハーモニカとかを幼稚園でやってると、やはり低学年のうちは経験あるほうが有利です。
●思い切り体を動かすこと、体力をつけておくこと、集中力をつけることは入学前にしておいて良かったことです。
●座って話を静かに聞く、指示を聞く、時間で動くなど、もともとやっていたことは抵抗なく受け入れ馴染めるかなと思います。
やはり、入学前に準備をしておくと小学校に慣れるのも早く、スムーズに生活をスタートできるようです。それでは、小学校の入学準備が大切な理由は何なのでしょうか?
小学校入学で生活に起こる4つの変化
小学校に入学すると今までとは異なることがたくさん起きます。その中でも、特に大きな変化と言えることは4つあります。
1.時計を見て動く
これまでは先生に言われて動いていましたが、小学校に入ると、自分で時計を見て動かなければなりません。また、時間割を見て行動したり、時計を意識しながら動く生活になります。
2.家庭学習がスタート!
教科学習が始まり、家庭でのお勉強もスタートします。最初に「自分から」「楽しく」取り組めるかが重要になってきます。勉強を好きになるか嫌いになるかの別れ道のひとつと言えるでしょう。
3.45分間、座って授業を受ける
大人はみな「決められた時間、座って授業を受けるのは当たり前」だと思っていますが、子どもにとってじっと座って勉強をするというのは初めてのことです。
45分間、じっと机に向かっているのには集中力が必要になってきます。
4.連絡帳に自分で記入する。
翌日の持ち物や宿題など、連絡事項などを正確に字で書く場面が出てきます。
では、これらの変化に対応できるように、どのような準備をしていけばいいのでしょうか。
おうちで子どもとできる! 入学準備の2つのポイント
入学準備で大切なことは、「自分から楽しく取り組む」を習慣にすることです。
生活習慣の変化により、「学校に行って学ぶこと」は当たり前ではなくなりました。
どんなときでも、どんな場所でも、楽しく学ぶことができ、取り組む力が必要になってきます。
ただ、その習慣は一朝一夕で身につくものではありません。ゆっくりと「学ぶことが楽しい!」と感じてもらい、習慣づけていきましょう。では、どのように準備していけばいいのか、2つのポイントをご紹介します。
1.日常生活の中で時計・ひらがなを学ぼう!
小学校では、自分で時計を見て行動することが求められます。また、連絡帳を書いたり、宿題をするために、文字の読み書きも必要になってきます。
時計やひらがなは、「お勉強だよ」と言わなくても、日常生活でも学ぶことができます。子どもと話をする中で、時計を見ながら「いまは、〇時だね」と確認してみたり、指さしながら一緒に本を読んでひらがなを学んでみましょう。
2.まずは自分から楽しんで取り組めるようになろう!
「自分から」取り組む力は、身につくまでに時間がかかります。小学校入学直前に身に着けさせようとしても、焦ってしまうことも。だからこそ、年中さんの今の時期が大事。自分から楽しんで取り組むことを目標に、無理なく始めて、年長さんでは自分から習慣にすることを目標にしてみましょう。
まずは楽しく自分から取り組めるようにする、ということを家族みんなでやってみましょう。日常生活の中で話しているうちに、子どもが興味を持ってくれることも次第に増えていくはずですよ。
取材・文/ふくだりょうこ
取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です。