“◯◯ちゃんのママ”ではなく名前で呼ぶ、心許せるママ友に会えたらラッキーと思え、などなど。 あなたの“ママ友交友のマイルール”を教えて! 専門家に聞く
「たまひよ」アプリユーザーに「ママ友について教えてください。ママ友とどうやって出会い、どのようにして友達になりましたか?また、ママ友がいてよかったこと、逆に不安になったこと、あるいはトラブルになったことやモヤモヤすることなどあれば教えてください」と、質問すると、たくさんのコメントが集まりました。
今回は「ママ友との交友で心がけていること、教訓としていること」をピックアップ。ママ友がいたほうがいい! という声がある一方で、「期間限定の友人」「ママ友はいらない」というドライな声も届きました。そしてママ友のお悩みを子育てアドバイザーの長島ともこさんに聞きました。
ママ友はいたほうがいい! が多数。一方で距離感が難しいという声も
「私のママ友ナンパの常套句は『何ヶ月ですか?』です。その後は育児あるある話や近所の保育園・幼稚園情報、遊び場情報をネタにすると自然と話が盛り上がり、仲良くなれる事が多いです。
ただし育児の悩みなどは何度か顔を合わせて、ある程度の信頼関係を築いてから。自分の悩みを話すと逆に悩み相談されたり、お互いを支え合う戦友のように思えてきます」(づっきー)
「ひとりの友だちとして接するため『〇〇ちゃんのママ』ではなく『◯◯(ママ友の名前)さん(又はちゃん)』と、呼ぶ、です。
毎週行く児童館で気が合いそうな人とLINEを交換して友だちになりました。時々お散歩したりランチしたり、おしゃべりをたくさんしてストレスを発散。すごく明るくて良い方たちなので友だちになれて、本当によかったなーと思っていますり」(まいさん)
「妊娠中や産院で仲良くなった人とは長続きしない。園や小学校で仲良くなった人のほうが細く永く続く、かな。
子どもの誕生日が近い人とは最初は成長に関して話が盛り上がったけど、やがてママ友が職場復帰したり、引っ越したり、生活環境がバラバラになり疎遠になりました」(肩ロース)
「無理して付き合う必要はない。心許せるママ友と出会えたらラッキーと思え、かな。
ママ友がいれば園や学校の情報が入るし子どものことで助け合えるので、ありがたいことことは多いけど、狭い世界での付き合いだし、密に関わるのはほんの数年なんですよね」(だだんだん)
「軽々しく共感しない、話に流されない、かな。
ママ友がいると子育ての事など話ができて楽しいし、何かあった時にはお互い様とはなるけれど、やはりグループができると『◯◯の子は〜』とか『その親は〜』とか、悪口を聞く事が増え、私は『そうなんだ〜』と、言っただけなのに『あなたが言ってたでしょ』みたいな事がありました。
それからは『あまり知らないなぁ』『誰かわからないなぁ』と、返答するようにしました」(RURU)
「“子どもが同性の3人組の場合は軽い付き合いにする” です。
私の場合、なぜか3人組だとひとりは独占欲が強くて、ひとりを仲間外れにすることが多く、我が子がひどい目にあいました。
それからは3人組の場合は『居ても居なくてもいい』くらいのお付き合いにしています」(らび)
「適度な距離感をとる、じっくり人を見極める、お節介しすぎない、かな。
幼稚園の役員決めでトラブルにあいました。ママ友から相談されたので親身になっていたら、急に私を悪者にして吹聴。つらかったけど、今後の勉強になりました」(みみちゃん)
「“子どもの行事のときに会うくらいが丁度いい” です。
以前、毎日のように連絡を取っていたママ友がいましたが、途中で私がしんどくなりやり取りを止めました。今は幼稚園で出会ったママ友と、つかず離れずのいい距離感です」(モーリー)
「“ママ友はわざわざつくらない” です。
子どもたちが仲良く遊んでいれば、それでいいと思ってます。最近、夫の紹介で家族ぐるみのお付き合いが始まり、そのママと仲良くなりましたがお互いの時間優先で、夫たちが会う時にお喋りする程度です」(みー)
合わないママ友からのお誘い。どう断るべき? 専門家に聞く
ママ友トラブルでちらほらあったのが「タイプ的に合わなそうなママ友」問題。「頻繁にお誘いが来て断るのが大変」「LINEで予定を根掘り葉掘り聞かれた」などのコメントが届きました。
そのような場合はどんな対応が良いのでしょうか。2人の母であり、ママ友トラブルに詳しい長島ともこさんに聞きました。
「タイプ的に合わなそうなママ友から頻繁に誘われたり、LINEで予定を根掘り葉堀り聞かれたり。
無下にお断りするのも失礼だし、かといって、OKと意思表示するには少々勇気がいるし、どっちつかずになりがちで悩みますよね。
そもそもママ友は、“子どもを介したつながり”です。
タイプ的に合わなそうなママ友でも、子ども同士は仲良しで、園や学校でいっしょに遊んでいることもあります。ママ友からのお誘いの内容には、
・ママだけのランチやお茶
・複数の親子で降園後に遊ぶ
・複数の親子で休日お出かけする
など、いろいろあります。
子ども同士に交流があり『降園後、いっしょに遊ばない?』など、ハードルの低いお誘いの場合は、“試しに”OKと返答し、同じ時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
子どもが楽しそうで、ママ自身も『相手のママ、思っていたよりいい人だった』と感じることができたら、それはそれで幸せなことだと思います。
子どもは楽しそうだったけど、ママ自身は気疲れしたという場合は、次に誘われたたら仲良しの親子を誘っていっしょに参加するのもよし、気が進まない場合は『ごめんねー、今、実家がバタバタしてて・・・』など、体良く断るのもよし。
・子ども同士の関係
・誘われた内容
以上2つの視点でフレキシブルに対応できるとよいですね」
長島ともこ
フリーライター、エディター、認定子育てアドバイザー。教育、育児、妊娠&出産を中心に幅広い分野で取材、執筆、企画ディレクション等を行う。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに、書籍『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』『卒対を楽しくラクに乗り切る本』(厚有出版)を出版。All About子育て・PTA情報ガイド。大学生と中学生の母。
https://www.tomokonagashima.com/
文/和兎 尊美
※文中のコメントは「たまひよ」WEB・アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
妊娠中におススメのアプリ
アプリ「まいにちのたまひよ」
妊娠日数・生後日数に合わせて専門家のアドバイスを毎日お届け。同じ出産月のママ同士で情報交換したり、励ましあったりできる「ルーム」や、写真だけでは伝わらない”できごと”を簡単に記録できる「成長きろく」も大人気!
ダウンロード(無料)