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【乳児湿疹・乾燥肌・おむつかぶれ】約7割の赤ちゃんを悩ます冬の肌トラブル そのケア方法は【医師監修】

更新

空気が乾燥する冬は、赤ちゃんの肌トラブルが起こりがち。『ひよこクラブ』の読者アンケート(※)でも、冬に肌トラブルを起こす赤ちゃんが多いことがわかりました。そこで、冬に赤ちゃんがなりやすい肌トラブルについて、治療やケアのポイントを簡単にまとめました。症状を悪化させないよう、早めにケアをしてあげることが大切です。スキンケアの基本を、専門家の馬場直子先生に教えてもらいました。

※7カ月~1才11カ月の赤ちゃんを持つママ213人にインターネットで調査を行い、結果をまとめたものです。(2021年9月実施)

約7割の赤ちゃんが肌トラブルを経験!

読者アンケ―トで、昨年の秋~冬、どのくらいの赤ちゃんに肌トラブルが起こったかを調査したところ、なんと約7割の赤ちゃんが肌トラブルを経験していることがわかりました。
年齢別に見ると、0才代は76%、1才代は66%の赤ちゃんに肌トラブルが起こっていたという結果に。

0才代の肌トラブル1位は「乳児湿疹」

皮脂分泌が大きく変化する0才代は「乳児湿疹」がダントツの1位。うんちの回数が多い低月齢のころに「おむつかぶれ」になる子も多数いました。

1才代の肌トラブルは「乳児湿疹」「おむつかぶれ」が同率1位

1才代は「乳児湿疹」と「おむつかぶれ」が同率1位。3位の「あせも」も僅差でした。「あせも」は暑い季節だけでなく、冬にも多いことが判明!

冬に多い赤ちゃんの肌トラブル①「乳児湿疹」

乳児湿疹は、皮脂の分泌量や、汗などの刺激が原因となって起こる肌トラブルです。生後2カ月ごろまでは、ホルモンの影響で皮脂の分泌がとくに盛んで、皮脂そのものや、皮膚にいる常在菌が刺激になり湿疹ができやすくなります。

2カ月ごろ以降、皮脂分泌量が少くなっても、よだれや汗などの刺激が原因で悪化することもあります。
顔や頭のほか、首やわきのしたなど、汗がたまりやすい部位に起こりやすく、赤くカサついたり、ジュクジュクしたブツブツが出るのが特徴です。
寒い冬は、つい厚着をさせてしまい、汗をかくことが多いので、肌トラブルは意外に多く見られます。

かゆみが強そうなときや、なかなか治まらないとき、一時的に治っても繰り返し症状が出るときは、小児科、または皮膚科を受診しましょう。

治療法やケア方法は?

非ステロイド系消炎塗り薬や、症状が重いときは弱めのステロイド入り塗り薬を処方されます。

おうちケアのポイントは、
● 湿疹をかきこわさないよう、つめを短く切ってなめらかに整える

●ミトンは繊維が肌にこすれることで、反対に湿疹が悪化することがあるため、使用は控える

●よだれや食べこぼしはこまめにふき取る

●1日1回、入浴時に洗浄料でやさしく洗う

上記に注意してケアしましょう。

冬に多い赤ちゃんの肌トラブル②「乾燥肌」

赤ちゃんの皮膚は、皮脂が少なく保湿機能が弱いため、空気が乾燥している冬は、とくに赤ちゃんの肌も乾燥しやすい状態になります。乾燥した状態をそのままにしておくと、ひび割れたり、皮がむけたり、湿疹ができたりします。

乾燥すると肌のバリア機能が弱り、そこからアレルゲン(アレルギーの原因物質)が皮膚の角層の下まで入りこんで、アトピー性皮膚炎を引き起こす原因にも。

かゆがって機嫌が悪いとき、赤みが目立つときは早めに受診を。また、かゆがっていなくても、肌がザラザラ・ブツブツしているとき、保湿剤を塗っても肌のカサカサが続くときは、小児科、または皮膚科を受診するといいでしょう。

治療法やケア方法は?

肌が乾燥しているだけなら、保湿薬や皮膚保護薬が処方されますが、赤みや湿疹、かゆみがあるときにはステロイド入り、または非ステロイド系の消炎効果がある塗り薬が処方されます。処方薬をきちんと塗ることが大切です。

赤みや湿疹、かゆみがある場合は、保湿剤だけでは治りません。保湿剤でかえって悪化してしまうこともあるので、受診し、医師の指示どおりに治療とケアを続けましょう。

冬に多い赤ちゃんの肌トラブル③「おむつかぶれ」

冬は、厚着をしたり暖かい部屋で過ごすことが多いもの。長時間おむつを着用していると、おむつの内がむれます。そして、おしりがふやけて傷つきやすくなったところに刺激が加わると、おむつかぶれになることがあります。

おしっこやうんちが肌に当たる、おむつが肌に合わない、おむつの繊維でこすれる、おしりふきでゴシゴシふくなどのことが、刺激になります。

赤いブツブツがありよくならないとき、水疱ができてジュクジュクしているとき、ただれがひどいときなどは、小児科か皮膚科を受診しましょう。おむつ替えのたびに泣くときや、市販薬を2〜3日塗ってもよくならないときも受診して。

治療法やケア方法は?

ワセリンや亜鉛華単軟膏などの皮膚保護保湿薬が処方されることが多く、症状が重い場合は、ステロイド入りの塗り薬が処方されます。

おうちでのケアは、

●皮膚保護保湿薬をこまめに塗って肌を保護する

●おしっこやうんちをしたらすぐにおむつを替える

●汚れはゴシゴシこすらず、やさしくふく

●できるだけ、うんちのあとは、シャワーや霧吹きで流すか、ぬるま湯をたっぷり含んだティッシュで洗い流すようにふく

●おむつを当てる前に、しっかりおしりを乾かす

上記がポイントです。
日中何度も繰り返すおむつ替え。根気よく続けることが大切です。


監修/馬場直子先生 取材・文/渡辺有紀子、撮影/矢作常明 ひよこクラブ編集部

赤ちゃんが、とくに冬に起こしやすい肌トラブルについて紹介しました。肌トラブルは、治療すると同時に、毎日コツコツとケアをしてあげることがとても大切です。
また、治ったからと自己判断で薬を減らしたりやめたりすると再発してしまうことも。処方薬や治療については、自己判断をせず、医師の指示に従うようにしましょう。

参考/『ひよこクラブ』2021年1・2月号特別合併号「冬こそ、スキンケアBOOK」

※掲載している情報は2022年1月現在のものです。

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