【ベビー小物収納】子ども5人の収納スタイリスト直伝!もうごちゃごちゃしない、すっきりしまう収納のコツ
赤ちゃんの小物ってサイズが小さくて、引き出しやカゴに入れてもごちゃごちゃしがちですよね。ガーゼやタオルなんかも、数が多いとしまいにくく、結局いつもの決まった枚数を使い回していたり…
よく使う小物を使いやすくすっきりと整えて、「赤ちゃんのいる暮らしをラクに楽しく」していきましょう!
【教えてくれたのはこの人】
吉川 永里子(よしかわ えりこ)
5人のママで、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。
片づけられない女だった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーに活動。
個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など、幅広く暮らしの提案を行っている。
インスタグラムやブログも好評。
入れるものの大きさに合わせた深さの引き出し
ベビーの衛生用品っておうちにどんなものがありますか?
爪切りやヘアブラシなどの道具から、綿棒や清浄綿などの消耗品と、大きさも形も色々なものがありますよね。
これは収納のコツとして基本なのですが、入れるものの大きさにあった引き出しの深さを選びましょう。
例えば小さい爪切りや耳かきを、ドライヤーなど大きなものと一緒に入れたら…
当然小さいものが行方不明になったり、取り出しにくくなったりします。
一緒に入れるものの中で、一番高さがあるものがギリギリ入る引き出しの深さを選びましょう。
引き出しやカゴの中は仕切りケースで仕切る
リビング収納など、もともと引き出しの深さが決まっている場合は、入れ方を工夫しましょう。
特に引き出しが深い場合は、中を仕切って立てて収納すると取り出しやすくなります。
100円グッズや無印良品のメイクボックスなどを活用して、細かいものがごちゃごちゃしないように定位置を決めましょう。仕切りに使うケースは、ケースの角ができるだけ丸い形ではなく四角い形のものを選ぶようにしましょう。
その方が無駄なスペースがうまれず、すっきり収納することができます。
「平並べのルール」でガーゼやタオルをまんべんなく使う
タオルやガーゼなどは、たたみ方によって大きさを変えられるので、引き出しの深さや幅に合わせて収納しましょう。
たたみ方のポイントとしては、三つ折りを上手に活用すること!
三つ折りの重なり方を調整すれば、幅は好きなように変えられます。
また”左からしまって、右から使う”というような一定方向のルールを「平並べ」といいます。
タオルやガーゼなどをしまう際にこの方法を使えば、どのガーゼもまんべんなく使うことができ、使用感がかたよることがありません。
引き出しの場合は、”左右”だけでなく”奥からしまって手前から使う”というルールも使いやすくてオススメです。
毎日使う衛生用品や小物類を、すっきり取り出しやすく収納できたら、お世話にかかるストレスは軽減します!
ちょっとしたモノ選びと工夫で、育児の環境のレベルをアップしていきましょう。
※口に入れそうな小物や爪切りなどの刃物などは、赤ちゃんの手の届かないところにしまう、ロックをかけるなど注意するようにしましょう。
(文:収納スタイリスト 吉川永里子)