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「赤ちゃん、泣いてもいいよ」の声を形にしたステッカーが話題!

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言葉が未発達な赤ちゃんは、泣くことでママやパパに自分の気持ちを伝えます。そのため、電車やバス、飲食店などで、思いがけず泣きだすこともしばしば。ママやパパは、赤ちゃんを泣きやませようとあわてたり、中には場所を移動したりする姿も…。そんなとき、「大丈夫だよ」「気になりませんよ」と、周囲が温かく見守っていることを知らせる手段として考えられたのが、“WEラブ赤ちゃん”ステッカー。スマホやパソコンなどにはって使えるサイズで、これまでに3万枚以上が無料配布されています。話題のステッカーを制作した、女性向け情報サイト「ウーマンエキサイト」の編集部にお話を伺いました。

発案したのは”先輩ママ”の紫原明子さん

――なぜこのようなステッカーを制作することになったのでしょうか?

「実はステッカーを発案したのは、エッセイストの紫原明子さんなんです。紫原さんがカフェで仕事をしていたとき、隣で静かに寝ていた赤ちゃんが、突然、泣き始め、周囲に申し訳なさそうにしているママを見たのがきっかけでした。紫原さんご自身も、2人のお子さんがいるママ。泣きやまない赤ちゃんを前にあわてるママたちへ、さりげなく『大丈夫だよ』と伝えるマタニティマークのようなステッカーがあったら…と思われたそうなんです。そんなときに、交流があった編集部へご相談をいただきました。編集部も紫原さんの考えに賛同し、早速ステッカーを制作することになりました」

「限定30人プレゼント」に900人の応募が!

―― ステッカーはどのように配布されているのですか?

「昨年5月に『WEラブ赤ちゃんプロジェクト』とし、ホームページでステッカーを「限定30人にプレゼントします」と呼びかけました。すると、900人から応募があったんです! 予想以上の反響に驚きました。反響を受けて、同じ年の10月に特設サイトを開設しました。ちょうど1年がたったのですが、このプロジェクトを応援してくださる人がクリックする『賛同者数』が、ついに1万人を達成しました。賛同企業も徐々に増えています。ステッカーは、賛同企業の店舗や飲食店などに置いてもらうことにしていて、配布している店舗はホームページで紹介しています。まだ全国までは届いていないのですが、徐々に広げていけたらと思っています」

ステッカーに気づいたママに「あ、この人…」と思ってもらえたら

――「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」がスタートして約1年半がたちますが、今後の展開について教えてください。

「ステッカーだけではなく、第二弾としてポスター、第三弾としてキーホルダーの制作もしています。ホームページでは応援コメントのほかに、『みんなのWEラブアイデア』として、今後の活用方法についてのアイデアも募っています。ストラップ、缶バッジ、著作権フリー化…など、たくさんのアイデアをいただいていますね。ぜひ今後の参考にしていきたいと思っています。

その一方で、そもそも赤ちゃんが泣くのはとても自然なことなので、わざわざステッカーにすることでもないのでは…というお声もいただいています。もちろん、ステッカーは一つの手段にすぎません。それでも、育児の真っただ中にいるママがこのステッカーに気づいて、『あ、この人…』と思ってもらえたらうれしいですね。

実は、赤ちゃんがいるママやパパにとって、意外とステッカーは堂々とはりづらいものだと思うので、赤ちゃんを育てた先輩ママ・パパ、もちろん育児をしたことがない人にこそ、はってもらえるといいなと思います」

赤ちゃん、そしてママやパパを温かく見守っていることを知らせる “WEラブ赤ちゃん”ステッカー。ホームページでは10代から60代まで、幅広い世代の方から続々と共感の声が集まっています。「泣いてもいいよ!」のメッセージが、赤ちゃんのいるママ・パパたちのもとへ届くといいですね。(取材・文/ひよこクラブ編集部)

■「WEラブ赤ちゃん」プロジェクトのサイトはこちら

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