筆者が実践!パパが今より積極的に育児したくなる魔法の声がけ5選
赤ちゃんが生まれた後、孤独感を抱えて育児を頑張ってるママもいるのではないでしょうか。
筆者もどうしようもない孤独感と疲労で、産後とても辛い時期がありました。
体力も思うように回復しない、ホルモンバランスが崩れてメンタルも不安定、睡眠時間も足りない…。
おまけに夫の協力も得られていないような気がすると、本当に辛いものです。
今回はその中でも、筆者が実践した中で効果的だったパパに動いてもらいやすくなる声かけをご紹介。
パパにどんどん活躍してもらって「赤ちゃんのいる暮らしをラクに楽しく」していきましょう!
【教えてくれたのはこの人】
吉川 永里子(よしかわ えりこ)
5人のママで、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。
片づけられない女だった過去の経験を活かし、「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーに活動。
個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など、幅広く暮らしの提案を行っている。
インスタグラムやブログも好評。
〇〇して欲しいんだけど、いい?
男性は、空気を読む・察するといったことが苦手。
ママが育児に追われてヘトヘトでも、残念ながら手伝おうか?とパパから声をかけてくることはあまり期待できません。
むしろ“頑張っているのを邪魔するのは失礼”と、頼まれるまで手を出さないようにしています。
だから、イライラしながら“ちょっとは手伝ってよ!”とオーラを出してもダメ。
声をかける時のポイントは
『オムツ替えて欲しいんだけど、いい?』
『ちょっと抱っこ交代して欲しいんだけど、いい?』
と、何をして欲しいのか、はっきり具体的にお願いすること!
パパはやりたくないわけじゃないので、いい?と聞かれたらYESで応えてくれます。
本当は頼む前にやってほしいけど、そこはこちら側の努力(笑)
どんどんリクエストして、自分の負担を減らしましょう!
〇〇してくれてすごく助かった!
ただしリクエストとセットなのが、感謝の言葉。
『オムツ替えて欲しいんだけど』とリクエストしてやってもらったら、『オムツ替えてくれて助かった~~、ありがとう!』と、具体的に感謝するようにします。
これも初めはなかなかうまく伝えられないんですが、ただ、ありがとうと言うよりもずっと伝わるんです。
そして“オムツ替えてあげると役に立つんだな”と、パパも実感を持つので、次に頼んだ時は、もっとはりきってやってくれます!
このあいだ〇〇してくれたの嬉しかった!
時間差攻撃で、感謝の気持ちを伝えるのもとっても効果的。
特にパパが自主的にやってくれたことに気づいた時は、褒め殺しチャンスです!
ただ、筆者は人を褒めるのが苦手だったので、最初は褒めポイントを見つけるのが大変でした。
『このあいだオムツのストック出しておいてくれたでしょ?嬉しかった~!』
と、何かやってくれたことに気づいたら、貯金するような気持ちで褒めまくっておきましょう(笑)
パパは“気づいてくれたんだ!しかも喜んでる!”と、ママを喜ばせられたことに満足し、ますます自主的に動いてくれるようになりますよ!
〇〇はパパに任せるね!
さらに、丸っと育児をお願いできるようになると最高。
お休みに赤ちゃんを任せることができたら、ママの自由時間も作りやすくなります!
そのためには、どんどん育児をパパにお任せしていくことが大切。
まずは『お風呂はパパに任せるね!頼りにしてるよ』
と、全面的に任せる育児を作っちゃいます。
ただし任せる場合は、ちょっとくらい仕上がりが雑でも、自分とやり方が違っても文句を言わないのがルール。
気になるし、言いたいけど、ここはこちらが我慢します(笑)
こうやって任せていくことで『今日はパパに任せるね!』と、1日見ていてもらえるようになるので、そこを目標にしましょう!
〇〇はパパが一番上手だね~
最後に、赤ちゃんの気持ちを代弁したかのように、パパのやる気をアップさせる方法。
第三者を通して間接的に褒められた時に嬉しさが増すという【ウインザー効果】
この要領で、『やっぱり寝かしつけはパパが一番上手だね~』とパパに聞こえるように赤ちゃんに話しかけます。
タイミングとしては、パパが寝かしつけしている時でも、ママが寝かしつけしていてパパが側にいる時でもOK。
ママに直接褒められるのも嬉しいですが、“赤ちゃんも自分が良いって思ってくれてるのかな?!”と感じられると、もっと早く帰ってきて毎日寝かしつけしよう!とやる気アップにつながります!さらにその場で“寝かしつけ代わろう?”とパパが聞いてきてくれたら、ママの声かけ作戦も大成功!
私たちママの本当の望みは、労力として育児をあれこれ手伝って欲しいわけではないですよね。
孤独なんだよ!大変なんだよ!一緒にやって欲しいんだよ!という気持ちを、唯一寄り添うことができる存在であるパパにわかって欲しいんです。
でも、私の気持ちをわかって!というリクエストはとても難しいので、ママはパパにやって欲しいこと・言って欲しいことをハッキリ具体的に伝え、自分のストレスを溜めないようにしましょう♪
(文:収納スタイリスト 吉川永里子)