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内祝いインスタのフォロワー3万人超え！人気ベビーシッターでんちゃん先生に聞く！仕上げ磨きを嫌がる子どもに効くマル秘テクニック
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歯ブラシを見せただけで「いやだ～！」と逃げ回る子どもの歯磨きタイムに、「あなたのために心を鬼にしているのに」「泣きたいのはママ（パパ）の方だから……」と思わず心の声が漏れてしまった経験はありませんか？
今回はでんちゃん先生のInstagramでも人気のコンテンツ「ベビーシッターが声かけしてみたシリーズ」から、仕上げ磨きを嫌がる子どもにかける声かけのポイントを教えてもらいました。でんちゃん先生から飛び出した“魔法の言葉”とは……！
＜プロフィール＞
でんちゃん先生
3児の保育士パパ&ベビーシッター
大学卒業後、保育職に就き、保育園・幼稚園・障害児支援施設にて10年間勤務。2021年4月より、ベビーシッター業を開始。同時期に始めた育児ノウハウを紹介するインスタグラム（＠denchan_family_）では、フォロワー数3.7万人越えの人気インスタグラマーに。プライベートでは7歳の長女、5歳の長男、2歳の二男を育てる。
「年齢別×魔法の声かけ」で仕上げ磨きがぐっと楽しくなる！
自身のInstagramでユニークな声かけを披露しているでんちゃん先生。子どもの年齢に合わせて少しずつ声かけを変えると、仕上げ磨きがもっと楽しくなると言います。
「仕上げ磨きを嫌がる子には、歯磨きタッチペンがおすすめです。まずは、『この歯ブラシ、実は魔法の歯ブラシなんだ〜！』と自慢してみてください。そして、『ウデ』や『カタ』などと声のトーンを変えながら、歯ブラシの柄で体の部位に優しくタッチしてみましょう。子どもが興味を持ってくれたら、『〇〇くん／ちゃんの体もしゃべるかな？』『お口に入れたらなんて言うかな？』と、歯磨きタッチペンを『ホッペ』『カタ』と少しずつ口に近づけていくと……！ きっと『ハハハハ』と笑顔で歯を磨いてくれるはずですよ」（でんちゃん先生）。
歯磨きに興味を持ってもらう秘訣は、「パパやママが楽しそうにやること」だとでんちゃん先生。まだ言葉を理解できない小さな子どもには、歯磨きをしながら「パパパパ」や「キラキラキラ」などの「オノマトペ」が効果的です。
親として控えたい「仕上げ磨きを嫌がる子」に対する言動
毎日の歯磨きは、子どもの歯を守るために必要なことです。「虫歯になったら困るでしょ？」と、無理やり仕上げ磨きをしたことのあるパパやママもいるのではないでしょうか。
「無理やり仕上げ磨きをするのは、子どもの歯のことを考えた優しい行動なので悪いことではないと思います。でも、歯を磨いてくれないときに『歯磨きをしないと、もうお菓子はあげないよ』の声かけは避けてほしいです。他の日にお菓子をあげたら嘘になってしまうので、大人の言葉を信用してもらえなくなってしまいます」（でんちゃん先生）。
どうしても仕上げ磨きをしない子どもには、「ママは小さい頃、虫歯になってすごく痛かったんだ」など、実体験を話すと効果的。「〇〇しなさい！」と頭ごなしに叱るよりも、まずはパパやママがよいお手本になることが大切かもしれませんね。
でんちゃん先生のご家庭で実践する「歯磨きのルール」とは？
「子どもを笑顔にすること」をモットーに、子育ての困ったを解決してきたでんちゃん先生は、ご家庭で歯磨きをするときに気をつけていることがあると言います。
「歯を磨くタイミングは、子どもたちに決めてもらっています。大人でも、誰かにスケジュールを細かく管理されたら窮屈に感じますよね。子どもも同じです。歯磨きのタイミングは、お風呂の前や後、絵本の前、寝る前など、子ども自身に決めてもらいましょう。小さい子どもの場合は、歯磨きのタイミングを2択にして選んでもらうのもいいですね！ 自分で決めたことは守れることが多いですよ」（でんちゃん先生）。
また、歯ブラシをくわえながら歩き回る子どもの対応に困ったときは、子どもが世界で1番大好きな場所である、「ママ（パパ）のお膝に座る？」の声かけが効果的です。しっかり注意しなくていいの？ と不安に思うかもしれませんが、「お膝に座ったとき、『座って磨いているから喉に刺さらないね』と伝えてあげるだけで十分です」とでんちゃん先生が笑顔で教えてくれました。
仕上げ磨きを“楽しい時間”に変えるポイントは、パパやママが楽しむこと！ 「いやだ～」と逃げ回る子どもに戸惑ったときは、でんちゃん先生の魔法の声かけ＋α（笑顔）を思い出してみてはいかがでしょうか。
取材・文／佐藤 文子
