【子育て世帯の温度・湿度・空気の管理】最適解はコレ! オイルレスヒーター、空気清浄機、加湿器3選。奈津子がレビュー
タレント・女優で1歳の息子の母である奈津子さん。元アイドルながら、家電が好きすぎて、家電製品アドバイザーの資格も取得。そんな家電を愛してやまない奈津子さんの連載「忙しいママ・パパ向け、家電女優奈津子のおきらく家電ライフ」第30回。
家電女優の奈津子です。子育てが始まると、より気になるのが室内の【温度・湿度・空気の質】この3つの管理対策ではないでしょうか。現在1歳半になる息子の育児中の私自身も、これらが子どものゴキゲンや体調面に直結するのでその重要性を実感しています。
今回はこの問題に最適な、快適に過ごせるヒーター、空気清浄機、加湿器の3つをご紹介します。
快適な暖かさかつ、安全面にも配慮されたオイルレスヒーターは子育て世代にマストな1台
CORONAのオイルレスヒーター「ノイルヒート DHS-1522」(市場想定価格:87,800円)は、オイルを使わずに直接空気を温めることができるので、室内が乾燥しにくく、風を出さないのでホコリが舞わずに最高。
温度ムラも少ないので、室内のどこに居ても快適で、暖房器具特有の稼働中のニオイもなく、運転音も静かなのでとにかく心地いいんです。外がどんなに寒い日も、これを稼働させていると室内が小春日和のごとく暖かい。
子どもやペット、シニアにも優しい機能がしっかり搭載されている!
使用中の表面温度は平均約60℃で火傷しにくく、電源のオン・オフができる便利なプログラムタイマー(3パターンまで)や、転倒OFFスイッチ、チャイルドロックなど細やかな機能も搭載。
リモコンが付属するので離れた場所からでも操作でき、足元が照らされる“フロアLED”機能は夜中に授乳していた時期は特に便利でした。
キャリーケースのようなデザインは移動しやすく、インテリア馴染みも◎。
エアコンほどの速暖性はないものの、同じような機能の他機種よりはスピーディーに暖まる印象です。
体感としては待機時間は5分ぐらいでしょうか。一度温まると、電源を消したあともしばらくポカポカしているので保温性も高いです。
最近は限られたスペースを暖める1~2万円台の小型ヒーターも多く見かけます。それと比べたら高価に感じられるかもしれません。
でも一台で13畳まで対応するパワフルさと、使用中の安心感、考え尽くされた快適な暖かさは唯一無二です。
快適な暖かさを求める方はぜひトライしてみてくださいね。
ダイソンの新作は有害物質“ホルムアルデヒド”にアプローチ。空気の質によりこだわる!
ダイソンの空気清浄機の新作「Dyson Purifier Hot+Cool Formaldehyde(以下:ダイソン ピュリファイヤ ホット アンド クール ホルムアルデヒド) 空気清浄ファンヒーター HP09 WG」(販売価格92,400円)は、空気清浄機としてはもちろんのこと、冬はヒーター、夏は扇風機として1台3役を担うのが特徴です。
ウイルスや細菌、ニオイの除去はもちろんのこと、捕集が難しいと言われる化学物質の“ホルムアルデヒド”を正確に検知・分解できるのが大きなポイント。
空気の質によりこだわりたいというご家庭に特に最適です。
“ホルムアルデヒド”は、程度によっては粘膜を刺激するため、目・鼻・皮膚に炎症を生じる可能性がありシックハウス症候群の原因とも言われています(※1)。
国内の建築基準法に基づいた建材で作られた住宅であれば、飛散量は高くないと言われていますが、家具などに使われる木材製品や、それらをつなぎ合わせるための樹脂、接着剤、塗料、壁紙やカーペットなどに含まれている場合があり、見た目では分からなくとも数年間かけて放散が続くことがあり、密閉性の高い最近の住宅では蓄積されて閉じ込められてしまうことがあるのだそう。
うーん、目視できないからこそ厄介なんですねえ……。
大人と比べて、子どもは特にホルムアルデヒドに注意が必要なんだとか
本機では家庭にそれらの潜む汚染物質を、目の細かい高性能のHEPAフィルターと、活性炭フィルター、そして酸化分解触媒フィルターで捉えることができます。
我が家でも、私・夫・息子の三人で同じ寝室で寝ているのですが、子どもが産まれてからはベビーベッドや赤ちゃん用のカメラ、カラーボックスなど、ベビー関連のグッズが続々と導入されたこともあり、限られたスペースに対して物が占める割合がグッと増えました。
そのせいか頻繁に掃除機をかけたり換気をしたりしてはいても、なんとなく「空気が澱んでいる」と夫婦で感じることが増えてしまったんです。
しかも子どもは大人よりも皮膚の感受性が高いうえに家具との距離が近く、いろんなものを口にいれてしまうので特にホルムアルデヒドに注意が必要だそう。
そこで状況を改善するためにも、「ダイソン ピュリファイヤ ホット アンド クール ホルムアルデヒド」をメーカーに借りてみました。使用して現在2週間弱となります。
専用アプリと本体ディスプレイで空気の質が確認できるので安心感が高い!
前述のホルムアルデヒドを含む「VOC」をはじめとして、ダイソンの専用アプリと本体のディスプレイの両方で空気の質がリアルタイムで確認できるので、グラフの数値が低いことを確認できると高い満足感があります。
空気を清浄中の稼働音もほぼしないので赤ちゃんの睡眠を邪魔しません。
温風も首振り機能を使うと風がすみずみまで室内を行き渡っていくのを感じ取ることができ、スポットとしてorメインの暖房器具のサポートとしては超優秀です。
設定温度に達すると自動で停止する温度制御機能があるので、省エネ性に優れている点も◎。
デザイン性も言うまでもなくカッコいい!
しかも扇風機のような羽根がないからこそ、赤ちゃんが指を挟んでしまう危険性がないのも親としては助かります。
本当は寝室の物を減らせるのがいちばん良いのでしょうが……都内の狭いマンションの限られたスペースで子育て真っ最中のいま、それはかなり厳しい。
だからこそ、ダイソンのパワフルな空気清浄能力の力を借りられるのは超心強い。
空気の管理って地味だけど毎秒、身体の中に入るものです。
環境という観点では親から子に与えられる重要な資産ですよね。
我が家のように物がとにかく多い、というご家庭には得に試してみていただきたいですね。
パワフル加湿を使い勝手の良さで選ぶなら、シャープの加湿器!
加湿器選びで重要なのは加湿機能はもちろんのこと、【給水のしやすさ】と【手入れのしやすさ】も重要なポイント。
シャープの「プラズマクラスター加湿器 HV-R75」(実勢価格:29,800円)は両者を兼ね備えていて、写真のように上からor給水トレーへと、好みのスタイルで水の注ぎ足しが可能です。この仕様がもう最高で、存在を知ってから秒で購入しました。
お手入れもご覧の通りのらくちんさ!
タオルを内部にグルリと通して中まで拭けるから、手入れがとにかく楽ちん。
フェイス用のスチーマーや洗顔ブラシなどもそうですが、水を扱う家電において、手入れに手間がかかってしまうと本当にストレスなので、それが抑えられる点は高ポイント。
手がよく触れる操作部には抗菌加工が施されており、チャイルドロック機能もあるので衛生面と安全面も◎。
プラズマクラスターならではの清潔できれいな空気を届けることができ、親子共々、乾燥が気になる日でも肌や髪がパサつかず乾燥が防げているのを実感しています。
ほぼA4サイズにおさまるコンパクト性もナイス!
巷にはデザイン至上主義の加湿器も多くありますが、操作やお手入れがめんどくさいことがあったりします。
子どもが産まれてアレコレと手間をかけられなくなった我が家には、本機の使い勝手の良さがジャストフィット。
そして何より素晴らしいのが性能の高さに対して値段が良心的すぎる。個人的に超高コスパ加湿器だと思ってます。
この冬の相棒選びの参考にぜひしてくださいね。
☆奈津子のこぼれ話☆
10年目になる日本舞踊を初めて大劇場で披露しました。「藤娘」という15分間にわたる大作の演目で、緊張しましたが一歳半の息子もおとなしく観劇してくれて嬉しかった・・!いつか念願の時代劇で披露できますように。