青くま、茶くま、黒くま、あなたの目の下のくまはどのタイプ? タイプ別のOK・NGケア&オススメコンシーラー
「たまひよ」アプリユーザーから寄せられた目の下のくまの悩みについて、ヘア・メイクアップアーティストの榊美奈子さんにアドバイスいただきました。
あなたのくまのタイプをチェック!
まず、自分のくまはどのタイプなのか調べてみましょう。
◆青くまさん
寝不足やストレス、ホルモンバランスの乱れ、血行不良が主な原因。目の下のくまを軽く引っ張って薄くなる人は、青くまさんです。家事・育児、仕事の両立でお疲れ気味のママに多いのがこのタイプ。
◆茶くまさん
目や肌をよくこする、アイメイクが落とし切れないといった色素沈着のほか、紫外線が主な原因。目の下を引っ張ったり、上を向いたりしてもくまの色が変わらないのは、茶くまさんです。
◆黒くまさん
加齢による目のたるみや、むくみが主な原因。目の下の膨らみや凹みも特徴です。上を向いた時に、少し薄くなるのが黒くまさんの特徴です。
くまは、厚塗りとよれに注意!
ここでは、タイプ別にくまのケアとコンシーラーをご紹介します。
「くまには青くま、茶くま、黒くまがあります。同じくまでも、ケアとカバーできるコンシーラーの色が違うので、まず自分のタイプを知ることが大切です。
コンシーラーを選ぶ時は、テクスチャーが柔らかく、よく伸びるものを選びましょう。目元はよく動く場所なので、厚塗りするとよれやすくなるので注意してください。
コンシーラーをのせる時は、一番くまが濃い部分に平筆などでのせてから、薄い部分に向かって指でとんとんと馴染ませて、自然に見えるように仕上げましょう。チップタイプのコンシーラーは、直づけした後に指で馴染ませます。
くまは、シミのようにコンシーラーでしっかり隠すというのではなく、うまくごまかす、目立たなくすることが、厚塗りとよれを予防するためのポイントです」(榊美奈子さん)
●青くまさんケアポイント
青くまは、疲れや血行不足が原因なので、長時間のスマホやパソコンの使用は控えて。
ケアは、目の周りを乳液やマッサージクリームなどを塗ってから、やさしくタッピングして肌の血行をよくしましょう。何もつけないでタッピングすると、茶くまの原因になることもあるので、注意して。また、ホットマスクや市販のホットアイマスクで目元を温めてから、その後、丁寧なスキンケアするのもオススメです。ホットマスクは、週1くらいでOK。
青くまさんのコンシーラーは、オレンジ系、ピンク系、ベージュ系がオススメ。
●茶くまさんのケアポイント
茶くまは、洗顔やクレンジングをする時にゴシゴシ洗ったり、強く肌をこすったりする色素沈着が主な原因です。特に目元の肌はうすく、色素沈着しやすいので注意して!
洗顔やスキンケアは、優しく丁寧が基本です。そしてアイメイクは、アイメイクリムーバーなどで、こすらず優しく落としましょう。
茶くまさんのコンシーラーは、イエロー系とベージュ系がオススメ。
●黒くまさんのケアポイント
加齢による目のたるみや、むくみが原因です。
目元のエイジングケアとして、アイクリームでケアすることが大切です。また筋力の衰えを予防するために、眼輪筋を鍛える顔ヨガなどを取り入れてみるのも◎。目元や体のむくみを予防には、体を冷やすような冷たい飲み物は控えて、常温や温かい物を飲みましょう。
黒くまさんのコンシーラーは、ベージュ系とオークル系がオススメ。少しパールの入ったコンシーラーを選んで、パールの光でくまを飛ばすという方法も。
くまを目立たなくするオススメコンシーラー
●ローラメルシエ フローレスフュージョンウルトラロングウェアコンシーラー
美容液成分配合で伸びがよく、パサつきがないのが◎
●ローラメルシエ シークレットブラーリングフォーアンダーアイズ
コンシーラーのフィット感をキープしてくれる、目の下専用パウダー。繊細パールが、小じわやくすみもぼかしてくれます。
●キス コントロールカラーベース 02オレンジ
チップタイプなのでくま部分にのせやすい、コントロールカラーです。
●アンドビー ファンシーラー
伸びがよくて密着感あり! ほどよいオレンジは、使いやすいはずです。
●ケサランパサラン アンダーアイブライトナー
イエローとオレンジ両方入っている優れもの。自分のくまに合わせてベージュのコンシーラーと混ぜても。
くまを隠そうと厚塗りしてしまい、よれて不自然になることも。ごまかす、目立たなくするくらいのほどよいのせ方がポイントなのですね。
(取材・文/酒井範子)
榊美奈子さん
PROFILE)
ヘア・メイクアップアーティスト。日本化粧品検定1級を取得。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。HP:https://makeupsakaki.com
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。