実の親だから難しい!年を取った親といい関係を築くコツとは?
よく義理親との関係が話題になりますが、実は意外と難しいのが"実親との関係"。実の親だからこそ、お互いに言いすぎてしまったり、素直に甘えられなかったり...あんがい難しいですよね。そこで今回は、実の親と良好な関係を築くための付き合い方を探ってみました。
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みんなはどうなの?実親との関係
実の親との仲はいいですか?頼っていますか?
口コミサイト『ウィメンズパーク』に寄せられたママたちの投稿からも、実の親との関係は本当にさまざまだということがうかがえます。
甘えまくっています!
実家とは電車で15分の距離。2人目妊娠中で病院が実家の近くというのもありますが、1週間から10日に一度は実家に行っています。外食に行けばごちそうになったり、買いものに行けば払ってもらったり。でもそれより何より、上の子の面倒を見てくれるのが一番助かります。
突然の訪問がストレス
息子の出産時は、実家の隣にある実家所有の集合住宅に住んでいました。産前からいろいろと世話になりましたが、産後、実家に顔を出さない日でも勝手にドアを開けて来ることが多々。「ここは私たちの家だから。急に来られると驚く」と言うと、母は激怒。ストレスで母乳が止まりました...。
理不尽な発言にも我慢...
生後3か月の女の子がいます。実母は一人暮らしなこともあり、親孝行のつもりで生後2か月まで里帰り出産しましたが、激しく後悔しました。娘への過干渉や夫への被害妄想...ほかにもたくさんあって書ききれません。それでもやっぱり親だし、産後動けない体で母子共にお世話になっているのも事実だから、と感謝してひたすら耐え抜きました。意味不明な罵倒にも、奥歯を噛みしめて謝りました。
親がいてくれてよかった!と思う瞬間
ぶつかることも不満に思うこともあるけれど、親の存在に感謝する瞬間もきっとあるはず。ここでは、そんな「親がいてよかった!」エピソードをご紹介します。
家出したときに受け入れてくれた
夫とケンカして、生後1カ月半の息子を連れて初めて家出したときのこと。母は仕事で留守でしたが、父がおふろやオムツ替えなど喜んで手伝ってくれました。何も言わずに受け入れてくれた父に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「あいさつ」するマナー
子どものころから、親にはあいさつについて、しつこいくらいにしつけられました。おかげで知らない人にも気軽にあいさつすることができます。「あいさつできる」ってすごい得なことだって大人になってから気づきました。親に感謝しています。
本を読む大切さを教えてくれた
一番は、本を読むことをめんどうと感じないように育ててくれたこと。お出かけしたり、買い物に行くと、よく本を買ってくれました。実家は壁一面に本棚がありますし、図書館にもよく行きました。私が小学生時代から集めた小説の一部は実家に残っていて、今は娘がその本を読んでいます。昔から本は身近にあって当たりまえの存在だったせいか、私は作文が得意でしたし、知らないことを調べるのも新聞を読むのも好きでした。学生時代、本当に役に立ちました。
父母といい関係を築くために心がけるべきことは?
両親といい関係を築くためには具体的にどうしたらいいのでしょうか?最後に、親との付き合い方にまつわる心構え、コツを体験談からご紹介します。
祖父母の特権
無条件に甘やかし、孫の喜ぶ顔見たさに、なんでも買い与える。これは祖父母の特権です!!私もそうやって祖父母に甘やかされて育ったし、うちの子も親とはまた違う愛情を与えてくれる祖父母が大好きですよ。
ここ一番で頼りにすること
実の両親は、経済問題や夫婦間のトラブル、初めての体験のときなどにとても頼りになる存在です。しかし、夫のメンツをつぶしてしまうことになると厄介ですから、実の親を頼るのは夫の立場をよく考えながら、「ここ一番」に留めておくことが肝心だと思います。
本当に困ったときに頼る
実家は自宅の裏ですが、うちは基本的に私1人で何でもするので、本当に困ったときに頼るため、普段はあまり頼りません。両親は、「何でも頼って」と言いますが、自分で産んだので自分1人で育てられるという気持ちもあります。だから本当に困ったときと、親に余裕があって、孫たちに会いたいから手伝いに行きたい、と言うときに頼みます。
過干渉な母...
子どもが生まれてから、母が過干渉だと気づきました。「あれを買いなさい、これを食べなさい、これを飲みなさい、旅行に行きなさい」。「うちは今いらないよ」と言うと、母は「子どもがかわいそう」。今はいろいろあって会わないことに決めて、電話も取らないです。
いかがでしたか?結婚して自分も新しい家族を持つことで、親との関係性も変わってくるもの。なかなかうまくいかないこともあるけれど、ここでご紹介したようにつき合い方のコツさえつかめば、きっといい関係が築けるはずです。
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※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。