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「ママ・パパ」と呼ばせるのは小学校まで?「親の呼び方問題」を考える

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fizkes/gettyimages
※画像はイメージです
fizkes/gettyimages

●【8月20日は親父の日】賢いファミリービジネス、組織の世代交代を推進

大阪府に本社を置く株式会社トップコーチングスタジアムによって8月20日は「親父の日」に制定されています。トップコーチングスタジアムは中小企業専門のビジネスコーチを行う企業であることから、ファミリービジネスの事業継承と組織の世代交代を賢く進めるために、「コーチ型親父塾」を主宰しているとか。
この日が選ばれたのは8月20日を「0820」と表記して「082」=おやじと読む語呂合わせから。

外では「お母さん」、家では「ママ」というパターンもあります

「親父」と言えば父親の呼び方のひとつですが、これから言葉を覚えようとするわが子に父親を「親父」と呼ばせることはまずないですよね。
父親や母親を何と呼ばせるかは実は結構悩ましい問題。「ママ・パパ」は発音しやすいのですが、「お父さん・お母さん」のほうが何歳になっても呼び続けられる?など、考えるポイントはいろいろ。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちは、父親・母親の呼び方どうしているのでしょうか?

「最初はとーと、かーかと呼ばせていました。上の子は2才2カ月で弟が生まれたときに、夫が『これからはお父さんお母さんだよ』と教えたら変わっていきました。下の子たちは上の子のマネをして最初からお父さんお母さんでした。中高生の現在は全員『とーさん、かーさん』です。私のことは夫のマネをして名前呼び捨てなことも(笑)」

「最初は『かぁかぁ』でしたが、幼稚園年少くらいのときにある日突然『オカアサン』になりました。それとほぼ同時に、とーとーは『オトウサン』、ばぁばは『オバアチャン』、じぃじは『オジイチャン』になりました」

「もともと私も夫もパパ・ママではなく、お父さん・お母さんと呼ばせるつもりだったのですが、周囲が『パパ・ママ』と私たちのことを呼ぶのでそれが定着。でも、幼稚園年長の時に『来年小学生になるからパパ・ママ呼びは卒業、これからはお父さん・お母さんと呼ぼうね』と夫が誘導しました」


いろいろ呼び方はありますが、どこかの段階で「お母さん・お父さん」に変えたり変わったりしていくようです。

「小学校入学とともに、周りに影響されて『パパ・ママ』を辞める子が多い気がします」

「大きくなった息子からママと呼ばれることに私自身抵抗があったので、小学校を入学する前にママからお母さんに意識して変えていきました。『お母さん』と教えていったのですが、間もなく成人式の息子には『かーさん』と呼ばれてます」

「最初は『ママ』と呼ばせていました。幼稚園に上がるのをきっかけに『お母さん』と呼ばせるようにしました。ところが5才の時に『クレヨンしんちゃん』を見たことから、『母ちゃん』に変わって12年経ちます(笑)」


「ママ・パパ」呼びの場合は幼稚園入園や小学校入学を機に変えることが多いようですが、「変えない」「変わらない」という人も同じくらいいます。

「中学生の娘からママと呼ばれています。低学年のころは周りを気にして『お母さん』と呼んだ時期もありましたが、結局またママに戻りました」

「家ではママだけど、外だけ変えるという小6の男の子が近所にいます。『だってママって呼んだ方が嬉しそうだから』だそうで、大人な考え方にときめきました(笑)。ちなみに、うちは生まれてからずっと『お母ちゃん』と呼ばせています」

「娘たちは中学に入る頃から家ではママ、外では母・お母さんというようになりました。息子は小学校高学年の頃には外ではお母さん、家ではママでしたが、中学校を卒業するころには家でも母さんに。外での使い分けができていれば、家ではママのままで問題はないと思います」

「高校・大学、社会人になってもママと呼ぶ人結構いますよ。ママ自身も自分を『ママ』と呼んでますよね?この前、会社の新人くんが咄嗟に私を『ママ』と呼んで真っ赤になってました(笑)うっかりママ呼びはあるあるですね」


「家ではママ、外ではお母さん・母」というパターンも一般的。そもそも「大きくなってママと呼んではいけない」というのも別に明確な理由があるわけではないのですよね。

「母親と同じような身長の子(特に男の子)が『ママ』って呼んでると少し違和感は感じますが、今の時代そういうものかという気も。ただ、『パパ・ママ』から『お父さん・お母さん』に変えるのはストレスを感じる子もいますよね。一生『パパ・ママ』と呼ばせるつもりでないなら、最初から呼ばせなければいいのでは?」

確かに最初から「お母さん・お父さん」と呼ばせるのがスムーズな気はします。
でも、「ママ・パパ」と呼ばせるのにはこんな理由も。

「パパママって柄じゃないと思ったので、最初はお父さんお母さんで教えてました。でも、うちの子はなかなか言葉が出てこないほうだったので、保健師さんの指導もあって、言いやすいようパパママに変更したら呼んでくれるようになりました。めちゃくちゃ嬉しかったです」

子ども自身がある年齢になって「ママ・パパ呼び」が恥ずかしいとなれば変えていくでしょう。
必要な場面で「母・父」「お母さん・お父さん」と使い分けることができれば問題はないようにも思えますね。
(文・古川はる香)

■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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