「おやつ~!」とねだる子どもになにをあげる? ママたちのおやつ相談所
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●【毎月25日はプリンの日】プリンを食べて、みんな笑顔に
オハヨー乳業株式会社によって毎月25日は「プリンの日」とされています。
たくさんの方にプリンを食べて笑顔になってほしいという思いから2010年(平成22年)に定められた記念日です。25日が選ばれたのは、「プリンを食べると思わずニッコリ」ということから「ニ(2)ッコ(5)リ」の語呂合わせとか。
「夕飯の味見」をさせてあげる、なんてコツも!
プリンと言えば、子どもから大人まで大好きな定番スイーツのひとつ。赤ちゃんにはベビーフードのプリンもありますよね。しかし年齢が上がってくると「プリンだけじゃ物足りない!」なんて言われることも。離乳食が進んで「おやつ」がスタートしてから、子どもが小学生になっても、ママたちの「おやつ」の悩みは尽きません!
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちの体験談から子どもの成長と「おやつ」の悩みの変化がわかります。
子どもにとっては3回の食事より「おやつ」のほうが食べやすいものだったりしますよね。
まだ食事の習慣が身についていない3才ごろだと「おやつ」を欲しがって困ることも。
「現在3歳です。2歳くらいから時計がわかるようになり『おやつは3時になったら食べる』と約束してましたが3時以外も『おやつおやつおやつおやつおやつおやつ』と大騒ぎするようになり、疲れています…。どうしたらいいでしょうか」
「うちは保育園で午前と午後おやつがあるので、休みの日も1日2回おやつをあげています。1回にあげるのは小袋半分のおやつにしています。ですが、うちの子は運動量が多いのもあって、すぐにお腹空いたと言い始めるので、グミやラムネ一粒とか、野菜スティックとかをあげることもありますね」
「わが家はおやつ=甘いものなので、甘いおやつは3時に1つだけというルールです。夕方5時頃になると『お腹すいた~』と、おやつの棚の周りをうろちょろするのですが、そういう時は甘くない食べ物を食べさせます。ちっちゃなおにぎりとか、ミニトマト、ちくわ、チーズなど。夕飯が唐揚げなどつまみやすいおかずの時は、特別だよ~!ってちょこっと味見させたりも。チョコやクッキーなどの甘いおやつはどれだけ欲しがってもあげないようにしています」
「2歳と3歳の年子がいるので、外でどうしても騒がしいときはお菓子で釣ることも。上の子は4歳近いので割と聞きわけがよく、大人並みにご飯を食べるようになったこともあり、おやつおやつ言わなくなりましたが、偏食でまともにご飯食べないイヤイヤ真っ盛りな下の子は1日中『おやつおやつ』とうるさいです。ご飯の直前はさすがにお菓子は避けて、海苔やハムなどをつまみ食いさせて、早めにご飯にしてしまいます」
小さい子どもが遊びに来るときは「こぼす心配のないもの」を!
わが子なら親自身の判断でなんとかなるものの、お友だちが来るときはどんなおやつを用意するかまた悩みます!
「年中男子の母です。子どもが仲良くなったお友達をわが家にお招きすることに。幼稚園終わりにママと2歳の妹さんと一緒に来てもらうことになりました。お茶やお菓子はどんな感じで用意したらいいのか悩んでいます。アレルギーがない事は確認済みですが、4歳と2歳が一緒に食べられるものって?」
「2歳のお子さんならフルーツはどうかなと思いました!あとはマリーとかシンプルなビスケットならいいかも」
「うちはお友だちが来るときは小さいお菓子をいくつか用意して選んでもらうようにしています。グミ系やせんべい系が多いです。フルーチェなどのような『しっかり見張ってないと汚れそうな(こぼれそうな)もの』基本的に出しません。飲み物も基本的に紙パックでストローです。とにかく、こぼす・散らかす・落とすのを大前提に、『落ちても平気な物』を選びます」
わが家とお友達家庭の「おやつ」の感覚の違いに驚くこともありますね。
「幼稚園のお友達にチョコやクッキー、アイス、スナック菓子しか食べられない子がいます。先日初めてお家に来てもらい、果物とヨーグルトを出したら『これはおやつじゃない!』と言われてびっくりしました。うちの子もスナック菓子は食べますが、フルーツや焼き菓子(バームクーヘン等)の方が好きです。チーズやパンをおやつとして食べることも。これって少数派? おやつはお菓子売り場にあるものだけ?」
「果物とヨーグルトだとうちの子も嫌がると思います。少しでも酸味がある物が苦手なので。焼き菓子、チーズ、パンなどなら食べてくれたのでは?」
「うちではおやつ=間食の位置付けです。おにぎりやお茶漬け、お餅、サンドイッチ、お好み焼き。何でもおやつです」
「フルーツやバームクーヘンのような焼き菓子は、スナック菓子より高いですよね。子どもになそんな高級なおやつを食べさせないおうちもあるのでは。イチゴ1パックでスナック菓子5袋くらい買えますし」
さらに子どもが成長して、小学生になると「おやつを大量に食べる」という問題が。
「小学生の娘がお腹を空かせて帰宅します。休日分も考えると、毎日お菓子や菓子パン、アイスにジュースと経費が掛かります。お菓子や菓子パン以外で何か用意してるものがあれば教えて下さい」
幼児よりもぐっと食べる量が増えた小学生のおやつ問題。
これを乗り越えるには?
「うちでは帰宅後、おにぎりやご飯一膳をおやつに食べてます。お腹がすいて宿題ができないらしいので…」
「小1男子と幼稚園女子のきょうだいです。チューペットは生協で箱買いしますが1週間でなくなります…。お菓子はおせんべいなど、しっかりかじって食べた感のあるものに。あとは残りご飯に混ぜ込みワカメなどでおにぎり。卵焼きも」
「小学生や幼稚園児のおやつは補食と考えていいのでは。おにぎり、お茶漬け、お好み焼き、サンドイッチ、お餅、ふかし芋などでお腹を満たしてから、甘いものを少しだけ食べさせるようにしています」
小学生に限らずですが、「おやつ」は食事だけでは足りない栄養を補うもの。
つまり「おやつ=甘いお菓子」でなくてもいいってことなんですよね。
実際保育園などで出されるおやつはおにぎりやサンドイッチだったりすることもあるそうです。
「複数のお菓子の中から選ばせてあげる」などぐずらないための工夫も
ただ、やっぱり「おやつ」には食事とは違った「お楽しみ」の要素もほしいところ。
そこでこんな工夫をしているママたちも。
「材料をたくさん買わずに手作りできるおやつを作っています。家にある小麦粉でホットケーキやクレープ、蒸しパン、パウンドケーキなど。バナナも小腹が空いた時にいいです」
「お菓子類をいろいろ買っておき、本人にその日の気分で2~3種類選ばせます。例えばグミなら小分け一袋(6粒くらい)。クッキーは箱から出して2枚。粒チョコ1個。この程度で守らせているうちに習慣になりました。お菓子をまとめ買いするときにはお金が出て行くけれどちょっとずつ楽しんで毎日自分で選べるのが楽しいようです」
さらに成長して小学校高学年になると、もはや「補食」の域すら出てしまいます。ママたちも身に覚えがあると思いますが「1日4食(もっと多い場合も?)」時代に突入です。
「小学校高学年の女子のおやつのことで相談です。冷凍チャーハンにはハマっていましたが、量を食べ過ぎてしまうので小分けになっているものがいいなと思っています。肉まん、スーパーの100円海苔巻き、冷凍ピザなどを出しています。ほかにどんなアイデアがあるでしょうか?」
「トーストはトッピングを変えたらいろんなものができますよ。食パンでウィンナーを巻く。残りものにチーズをのせてピザやグラタン風。(カレー、シチューの他、野菜炒めや煮物にチーズ乗せて焼くとおいしい!)マヨで四角く囲い、中に卵を割り入れて、魚焼きグリルで焼くなどです」
「うちの娘も家に帰った瞬間からお腹空いた~です。なので、子どもが帰るタイミングに合わせてお米を炊いておにぎりやお茶漬け食べてます」
「おにぎり、食パン(トーストかピザパンにする)、お餅(ぜんざい)など夕食もちゃんと食べられるなら、1食増やすくらいのつもりでもいいと思います。ウチの小学6年生の長女も1日4食になりました」
「わが家は食べ盛り男子10歳なのですが、放っておくと冷凍グラタン、ポテサラなどおかず系を食べてしまうので、おにぎりを握っています。おそらく今が人生最大の身長伸び期なので、少しでもカルシウムを摂ってほしくて、おかか、こんぶ、シラス、ごまなんかを入れています。気休めですけどね。できればグラノーラに牛乳とか、ヨーグルトを食べて欲しいんですがなかなか…」
「おやつにどんなものを食べさせたらいいのか」は子どもが大きくなってもママたちの悩み!ということなんですね。
そんなママたちの頑張りがあって、子どもたちの食生活=体と心の育ちが作られているんだなと再確認します!
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。