9年ぶりに第二子妊娠中の安めぐみさん。夫は娘が生まれたときは夜な夜な離乳食づくり。「年齢を重ねた自分たちらしい子育てを」
先日、第二子の妊娠を発表した、タレントの安めぐみさん。夫・東貴博さんと、8歳になる娘・うたちゃんとともに、生まれてくる赤ちゃんを待ちわびながら、穏やかな妊娠生活を送っています。今回は、9年ぶりの出産や二人目子育てについてお聞きしました。
9年前の、自分の妊娠出産のデータを最新にアップデート!
――第一子の娘さんを出産されてから9年ブランクがありますが、不安に思うことはありますか?
安さん:最近、体調も落ち着いてきたので、仲良しのママ友たちとランチも行けるようになってきました。そこでいろいろ話していると、小さい子をもつママたちから、私のもっている妊娠や出産のデータが9年前から止まっていて古いと(笑)。今、最新の妊娠・出産事情について教わって、自分の中のデータを更新しているところです。
たとえば、子育てしている日常の写真を見せてもらうと、私が見たこともないような最新のグッズを使っていたり。あとは、ミルクはお湯がなければ作れないと思っていたけれど、今はお湯がなくても作れるんですよね。
そろそろ、ベビー用品の店にも行って、新しいグッズも探りに行こうとは思っています。でも、我が家の屋根裏部屋に、ベビーベッドなど眠っているものもけっこう残っていて、ある程度は使えそうです。
実は大人になってから、私自身が赤ちゃんの頃に着ていた洋服などを親に見せてもらって、すごくうれしかったんですよね。それで、思い入れのあるものや、ちょっと高価なベビー服などは、大切に取っておいたんです。
――逆に、9年あいているからこそ、楽しみにしていることなどもありますか?
安さん:来年の1月頃に出産予定なんですが、私は42歳になってすぐ、夫は54歳になります。お互いにそれなりの年齢になっているのですが、産まれてくる赤ちゃんのためにも、元気なママやパパでいたいですね。
そのために、妊娠中には体のケアもしっかりするようにしています。マタニティ専用のサロンに行って、つわりに効くお灸をしてもらったり、腰痛もちなのでケアをしてもらったり。あとは、できるだけウォーキングをするように心がけたり、YouTube動画を観ながら体を動かすこともしていますね。
34歳で娘を産んでから9年とブランクがあることは、年齢的にも体力面でももちろん不安ではあるのですが、一人目の時の反省点を今回は生かせそうかなと思っています。また、9年前よりも年齢を重ねた自分たちらしく、落ち着いた育児ができるのかなと思いますし、前とはどう違った子育てが待っているのかも、と実は楽しみだったりします。
実父のサポートをありがたく受け、夫はほめまくって育てる!
――第一子のときは、育休や産休などは取られましたか?また、第二子の出産に関してはどうされる予定ですか?
安さん:一人目のときは、出産の1カ月前ぐらい、産後は3カ月ぐらい休ませてもらいました。新生児のときは、自宅で受けられるインタビューだけは少しずつ再開していましたね。
仕事のときは、連れて行ける現場は連れて行きましたが、それ以外は自宅でマネージャーさんが見てくれたり、シッターさんにお願いしたりも。あとは、自宅のすぐ裏に住んでいる私の父が元気なので、娘の面倒をよく見てくれていたんです。娘が小学生になってからは、父にお願いする頻度も激減してしまったので、本人は寂しがっていたようで…‥。二人目ができて、「来年はやっと、仕事ができる!忙しくなりそうだ」と言ってくれています。
父の頃は、世代的に男性は仕事優先で、育児などは母にまかせっきりだったようです。それが父の中では心残りがあったようで、孫育てに積極的に関わってくれます。近くの川沿いをジョギングして、今から体力づくりをしてくれているみたいです。
――二人目育児については、どう思いますか?
安さん:きょうだいの年齢が近いと、上の子が赤ちゃんがえりをして、一時的に大変な時期もあると聞きますが、8歳違いなのでそのあたりは大丈夫かなと。まわりのお友だちも、ひとりっ子か、きょうだいがいても年齢差がないご家庭が多いので、周囲には同じ状況の方がいないんですよね。
娘には、「おねえちゃんになるんだね、やったね!」と、ポジティブになるような言葉をかけるようにしています。最近は胎動もかなり感じるようになってきて、眠る前に、娘が私のおなかに手を当てると、タイミングよくポコポコと動いてくれることが多くて。夫が手を当てると、全然動かないんですけどね(笑)。それを娘に伝えたら、「おねえちゃんが好きってことだ!」なんて言ってくれています。
学校でも、下のきょうだいがいるお友だちに、赤ちゃんのお世話の仕方などを聞いたりして、自分なりにデータを取ったらしいです。そんな感じで、赤ちゃんの誕生を楽しみにしてくれているようで、そのあたりは安心ですね。でも、年齢があいているとは言っても、娘の精神的なケアもしながら、赤ちゃんの育児もしていかなくちゃなと思っています。
――ご主人の東さんは、どのように育児に関わっていますか?
安さん:上の娘のときは、離乳食づくりをやってくれていました。夜な夜な、離乳食のストックを作ってくれたんです。産後もごはんを作ってくれたりと、サポートはしてくれていましたね。
今回は、「赤ちゃんが生まれたら出かけられなくなるから、今のうちに」と、先週はふらっと数泊、旅に出ていました。それ、奥さんじゃなくて旦那さんが言うんだ〜なんてツッコミたくなりましたが(笑)。夫も二人目育児をやる気満々なんだとポジティブに変換して、「わかった、じゃあ期待しているね!行ってらっしゃい」と送り出しました。
夫は、ほめると伸びるタイプというか、ほめればほめるほど育児も喜んでやってくれるんです。ダメなところを指摘するんじゃなくて、やったことをほめる方が効果的。夫はある意味わかりやすい人なので、私が陰で操っているかもしれないですね。
パパさんたちも、ママの体に起こっていることって、わかりたくてもなかなかわからないじゃないですか。そのあたりは、思いやりの精神でお互いに支え合うしかないかなと思います。そういう風に思えるようになったのも、二人目育児だからかもしれないです。
――最後に、これからどんなご家族になりたいですか?
安さん:赤ちゃんが無事に生まれてきてくれて、元気に育ってくれるのが一番ですね。そのためには、私も夫も元気でいなくちゃねと話しています。そして、子どもたちがすくすく育ってくれる環境づくりをして、愛情たっぷり注ぎたいです。
まだ4人家族になっている我が家が想像できないですが、きっとすごく賑やかで、大変だけど楽しい毎日になるんじゃないかなと思います。
写真提供/安めぐみさん 取材・文/内田あり、たまひよONLINE編集部
●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2023年10月の情報で、現在と異なる場合があります。
<プロフィール>
安めぐみさん
タレント。1981年、東京都生まれ。バラエティ番組や雑誌のグラビアなどでブレイク。現在はタレント・ナレーターなど幅広く活躍。11年、タレントの東貴博と結婚、15年に長女を出産。現在『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)準レギュラーとして出演中。夫・東MAXさんと8歳になる娘さんと三人暮らし。