貯まったら何に使う? わが家の「貯金箱」事情

●【12月11日は百円玉記念日】100円が紙幣から硬貨に
1957年の12月11日、戦後はじめての100円玉銀貨が発行されました。それまでは100円は紙幣が使われていました。1967年には、銀の価格高騰のため素材が銀から白銅に変更され、デザインも現在の桜になりました。
子育て家庭が「小銭」を貯めるべき一番の理由とは?
100円玉と言えば、子どもの頃にお小遣いとしてもらい、貯金箱に貯めていた記憶があります。今も100円をはじめ小銭は貯金箱に貯めている人もいるかもしれません。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちにも、貯金箱事情を聞いてみました。
「息子が去年の夏休みの宿題で作ったペットボトルの新幹線貯金箱に1円や5円などの小銭の貯金をしています。私がお金を入れるのを見るたびに息子が嬉しそうにするんです。『あ、使ってるんだー』といいながら顔がほころびるのを見ると、たくさんお金を入れたくなってきます」
「コインカウンター付のミニ金庫が貯金箱代わりです。鍵+ダイヤルの2重ロックで、4000円くらいするそれなりのものです。なぜ貯金箱にそんなにお金をかけているかというと…恥ずかしながら、息子が私の置き財布からお金を盗んでいたからです」
「『1日100円貯めていく』みたいな貯金箱を買いました。1000円ぐらいかけて…。でも全く貯まらず、常に買った1000円より少ない額しか入ってない状態でした(苦笑)」
小銭さえ入ればOK!ということで、意外なものを貯金箱に利用しているおうちも。
「うちは紙コップを使ってます。500円玉や100円玉を貯めておくと結構貯まります! 10円でも1年貯めると5千円くらいになってるものです」
「1リットルの牛乳パックの上部を切って使ってます。前回は5円玉のみでやっていたら、パック4分の3くらいの量で4500円くらいでした。なので今回は50円玉も入れてます」
「高崎のだるま弁当。あれは食べた後、貯金箱になります。いつもは捨てるんですが、今年は受験生の子どもがいるので片目入れて貯金箱にしています」
子どもがいる家庭こそ、「貯金」とは別の理由で「小銭」を貯める必要がある場合も!
「『貯める』目的の貯金箱は飾りと化しています。でも、金種ごとに小さい缶に入れた小銭と1000円札は常に常備しています。用途は「集金のため」。給食費、スポ少代、学期ごとのPTA会費などをピッタリに封筒に入れないといけないですからね」
とっさの「集金」で慌てないために小銭が必要とは! 深く納得させられました。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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