もし、余命宣告されたら…。あなたなら何をしますか?
●1月5日は「遺言の日」
お正月で家族が集まる機会も多く、遺言について話し合えることから、相続のトラブルを少なくできる遺言書の作成の普及を目的に、さまざまな社会問題の解決に取り組む公益財団法人・日本財団が「遺言の日」に制定しました。
日付は「い(1)」「ご(5)ん」(遺言)の語呂合わせから。
残された人生をどう生きる?
遺言…。まだ若い世代や病気をしていない人にとって遠い話かもしれません。
でも、ある日突然、何があるか分からないのが人生。もし、あなたが余命宣告をされたら、何をしますか?
口コミサイト『ウィメンズパーク』で聞いてみました。
「時々リアルに妄想しています。とりあえず日記やアルバムなど遺族が捨てきれない物や見られたくない物を処分します。亡くなった母の写真や日記を捨てられずにいるので…」
「後片付けです。40年生きて荷物が増えました。本音を言えば、父にも後片付けをしてほしいです。闘病中の父にそんなこととても言えませんが。残された人が大変だなと怯えています」
身辺と荷物の整理はしておきたいですよね。特に、見られて恥ずかしくなるようなものは。思春期の頃の日記なんて見られたら、と思うと…。
「残された夫や子どもが日常生活に困らないように、家計に関するメモを残します。そして、家族それぞれに思いを込めた手紙を書きます」
「夫に伝えなきゃいけないこと(通帳の場所や子どもたちの情報)をしっかり叩き込みます。伝えて安心できたら、贅沢旅行をし、悔いのないように食べたいものを思いっきり食べたいですね」
ママがいなくなると、当たり前に回っていたことが回らなくなってしまいますからね。
「子どもたちに今まで以上に接する。記憶の中でいつまでも生きていたいから、今までよりも密に接して、思い出もたくさん作ります。ビデオレターもありかと考えましたが、重いといけないので、家族イベントでビデオカメラに収まる以外はせず、大切な事は言葉で伝え続けると思います」
「子どもが大人になった時のために社会常識や料理、進路の選択の仕方、お金の事、思春期に話す事…。考えただけで涙出そうです」
「アラフィフです。好きなことは沢山してきました。もしもの時、残された時間は自分のためではなく、家族のために使いたいです」
残された限りある家族との時間は、本当に大切な時間。もし、余命宣告されたらと改めて思うと、ガミガミ怒るのをやめてなければと思います。
「遺影を撮ります。自分が納得するように綺麗に。多分修正しまくります(笑)」
別人と思われないくらい、ほどほどに(笑)。
「えら削りの整形したいです! あと涙袋とか、小細工いろいろして、最後めいっぱい美人になって終わりたい。でも、運動は絶対いや! お金さえあれば、楽にキレイになりたい」
ここまでくると、遺影は別人ですね(笑)。
(文・井上裕紀子)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。