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「お気に入りの子ども服を勝手にリメイク」「両家の顔合わせにファミレス指定⁉」などなど。モヤモヤが止まらない義両親・義きょうだいエピソード

更新

満足のいく若いアジアの女性。不満。
metamorworks/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーに「義父母や義理の兄弟姉妹・そのパートナーに対して、ちょっとだけ愚痴りたいことや、モヤモヤしたり嫌な思いをしたことはありますか?」と、エピソードを大募集。ドロドロエピソードからくすっと笑えるエピソードまで、たくさん集まりました。2児の母であり、子育てアドバイザーの長島ともこさんに聞きました。

便利なんだけど意外と厄介⁉ LINEでのモヤッとエピソード

「親の誕生日すら覚えていない夫。当然のごとく母の日や父の日に何かをプレゼントをしたこともない。なのに義母が、私にやたらと母の日アピールをしてくるので、感謝の言葉を長々とLINEで伝えたら返信はスタンプのみ。義母の扱いは難しい(汗)」(まる)

「夫があまり義母(夫の実母)の相手をしません。なので、夫への用事なのに私へLINEがきます。私から夫に聞いて私から義母に返信という、まさに伝書鳩扱いに疲れます」(ねんち)

「義母が、夫と私それぞれ個別に、同じ文面の長々としたLINEを送ってきます。グループLINEもありますが、そっちは嫌いなようです。私は気を遣って返信しますが、夫は既読&未読スルーが多いので、義母への返信内容を夫に伝えたりと、気苦労&手間が多い。そもそも夫は私の実父母と直接LINEしないのに、なんで私は義母の相手をせねばいけないの?せめてグループチャットにして一対一のストレスは無くして欲しい」(miri)

「義母は夜間でもお構いなしにLINEしてくる。しかも緊急性は0。『なにごと⁉』と、心臓に悪いし、本当に困っています」(ねここ)

なんでそうなる⁉ トホホなモヤッとエピソード

「義実家へ行ったとき、夫とリビングにいたら義父に『ちょっと来て』と、私だけ呼び出されました。何事かと思ったら『洗面所がビショビショだから、使ったら拭いてくれ』と。私は毎回、使った後は水滴を拭きあげています。つまりビショビショにしているのは夫です。なぜ、わざわざ私だけ呼び出す?しかも2回も(笑)」(おまめ)

「フリマで人気ブランドの子ども用ズボンを発見。サイズ的にまだ大きかったけれど、折り曲げて履かせていました。ある日、義母に子どもを預けることになり、お気に入りのズボンを履かせました。迎えに行ったら、ズボンにゴムをいれて勝手にリメイク。はっきり言ってダサい……。夫に愚痴ったら、夫は義母の味方をしてますますモヤッ。そのズボンは捨てました」(びぃばぁ)

「義母は元助産師ですが、知識は昭和で止まっています。会うたびに粉ミルクは~、指しゃぶりは~、と昔の知識を押し付けてくる。そろそろ聞き流すのが限界に……正直、会いたくない」(ぷーまま)

「義母の頭は昭和すぎてついていけません。やんわり指摘したら『お前らがこっちに合わせろ』と。いや、平成も終わって令和なんですけどー、みたいな。盆、正月だけ会えば十分かな(笑)」(さっちゃんママ)

「私たちは東北在住で、義父は関東で一人住まい。ある日、義父から『家を売却した』と、事後報告があり、仕方ないので私たち夫婦は東北に家を建てました。そしたら義父から『お金がないから貸してくれ』と連絡が。家を売却したお金を使い切り、年金も払っていないことが判明。知りません、笑えません!」(うーこ)

「おことばを返すようですが」義きょうだいモヤッとエピソード

「何かと『これお義母さんに買ってもらったの~』と、報告してくる義姉。別にわざわざ報告してくれなくても……と、毎回思っています(笑)」(おはなしママ)

「両家の顔合わせでホテルのレストランを予約。義妹の息子は好き嫌いが多く、料理はほとんど残すし、未成年なのにお酒を頼もうとする。挙句に後日、義妹から『ファミレスなら好きなものを食べられた』と、言われてモヤモヤが止まらない!」(ヨモギ)

「義家族を招いてお宮参り、お食い初めをする予定でしたが、どちらも子どもの体調不良で中止になりました。義妹から『お義姉さん(私のこと)がやりたくないんでしょ』と、夫に言っている声が聞こえて、今でも忘れられません。普段からそう思われているんだろうなぁ……」(プリン)

「義妹の子ども3人には、お誕生日やお祝いなどの節目にはプレゼントやご祝儀を欠かさず送っていました。いざ私たちに子どもができて誕生日を迎えても何もなし。納得いかずモヤッ」(あ~ち)

「生まれた次の日、まだぐったりしている私に『(赤ちゃんの)血液型は何型ですか?』と、聞かれたことかな(笑)今それを聞く?と、モヤッた」(たるたる)

「子どもが赤ちゃんの頃、なかなか寝なかったり泣き声が大きかったりと困っていたら『ママ似かな~?』と、義妹が義母に言ってた…忘れないからね~(笑)」(あんこもち)

上から目線の「やってあげた感」にモヤッとエピソード

「義母は何でも口を出したがります。自分の意見が正しいと信じ、他人の話を聞きません。そして家族の予定も『早めに教えて!』と、せかしてくるくせに、自分の予定はギリギリになって決定事項として話してくる。こっちはてんやわんやで大変なのに、やってあげた感がエグくて、モヤモヤ…」(かしま)

「結婚式、妊娠、出産と、義父が何事にも干渉してきて本当に困っています。しかも、言葉足らずで、こちらが思っていることとは違うことが起きることもしばしば。なのに『してあげてるんやから』『ありがたいやろ』と、感謝を押し付けてくるところが、ほんとに無理(笑)」(チャン)

「次男を出産した時、義母に『ご苦労様ね』と言われた事が、いまだにモヤっとしている。深い意味はなく、労いの言葉なのだろうけれど、『お疲れ様ね』の方が素直に受け入れることができたかな」(eye)

所詮は他人⁉ 距離感にモヤっとエピソード

「義母と同居しています。普段はうまくいっているのですが、自分の娘(私にとって義妹)が一緒の時は態度が豹変し、私に対して偉そうな言動が多くなります。義妹が味方してくれると思い、強気になるのかな。その二面性が怖くて心の距離が近づきません」(あーと)

「コロナ対策として、ゴーグル・手袋・マスク・消毒も頻回にして実家に遊びに来た義姉。あちこち触るのも消毒してからで、ため息混じり。そんなに大変なら今日遊びにこなくて良かったのでは?と言いそうになりました」(りーしお)

「義兄(姉の夫)かなぁ。私は結婚当時から義兄を家族として受け入れており、名前で読んでいます。でも義兄はいまだに私のことを『妹さん』と呼ぶ。名前覚えてないのかな……」(ココ)

くすっと笑える!モヤったエピソード

「わたしは医療者です。義兄が内科系疾患で治療をすることになった時、義母から『腎臓のね、ほら、あの病気。あれね。治療も、あれするのよね、わかるでしょ?』 ……全くわからない(笑)」(くまくま)

「家電の調子が悪くなると、私に相談してくる義母。でもだいたい説明書に書いてある不具合なので、簡単に直ります。『何でわかったの?』と、毎回聞かれて『説明書に書いてあります』と、返す私。デジャブです。そもそも私だって機械に弱いのよ。自分で説明書を見てやってくれ」(猫三)

「義実家はかなりせっかち。なんでもすぐ予定を埋めます。生まれる前からお宮参りの話をされたときは、さすがに苦笑いでした」(きなこもち)

ときどきはいいよね、チクッと反論エピソード

「義実家に1週間、孫の顔見せないと、何かしら理由を付けて家に尋ねてきます。次の週末まで我慢できないらしい。居留守をしているとは思われたくないので『寝てました♪』と、答えています。起きている確率は半分くらい(笑)」(こっこ)

「おっぱいが大好きなで、離乳食がなかなか進まない我が子。義母は毎回『普通は食べるのにね~』と、繰り返し言ってきます。うちの子は普通じゃないの? 私の作る飯がダメってか? と、モヤモヤ。義母はミルクだったそうなので『うちは完母だからかな~』と、チクッと言い返すようになりました」(たいちゃんのまま)

大人のお付き合いを…と、心がけながらも、チリも積もればとモヤるパターンが多いようです。2児の母であり、子育てアドバイザーの長島ともこさんに聞きました。

「これが正解、という対処法はないけれど、期待は捨てて心の平和を優先に」と、長島さん

「義父母・義きょうだいにまつわるモヤモヤの大元を分析すると、LINEによるコミュニケーションのズレ、価値観の押し付けや過度な干渉、比較、相手との距離感…。このあたりがキーワードになってくるのではないでしょうか。

LINEにまつわるエピソードについては、最近は義父母世代もLINEなどのモバイルメッセンジャーアプリを活用する機会が増えてきたことによる“あるある”がつまっているように感じました。

夫が義父母からの連絡をスルーしがちなのは良く聞く話で、妻がその“フォロー役”を担わなくてはならないのは、地味にストレスですよね。ここは、妻として、夫に、義父母とのLINEのやりとりで困っていることをはっきり伝えましょう。“夜間LINE”についても『妻は、昼間は子どもの世話に追われて夜はしっかり睡眠をとりたいから、緊急のとき以外は連絡を控えてくれると助かる』など、夫を通して毅然と伝えてもらえると良いですね。

義母の『昔ながらの育児の常識』の押し付けについても、今どきママにとってはストレスのもと。『へ〜、そうなんですね』と、一旦は受け入れつつも、ときどきは『でも、近くの保健所の保健師さんから直接教えてもらったんですよね』など、こちらもプロの助言を受けながら育児と向き合っていることをさりげなく伝えましょう。

かわいい孫・甥っ子姪っ子ができたからこその、義父母や義きょうだいの善意や親切心の押し売り、ポロッとひと言などにモヤッとする気持ちもよくわかりますが、これもひとえに我が子に関心を抱いてくれているから。『気にかけてくれてありがたい』という感謝の気持ちを忘れず、一瞬のモヤモヤをまずは自分で受け入れつつ、笑顔でスルーするクセをつけていけたらいいですね。

義両親や義きょうだいとの関係は、人それぞれ異なるため、一概にこれが正解という対処法はありません。『自分の気持ちを大切にする』『夫とのコミュニケーションをしっかりとる』を基本に、『相手に期待しすぎない』『無理に関係をよくしようとしない』などを心にとめつつ、日々平和に過ごす方法を考えていきたいものです」

長島ともこ

フリーライター、エディター、認定子育てアドバイザー。教育、育児、妊娠&出産を中心に幅広い分野で取材、執筆、企画ディレクション等を行う。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに、書籍『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』『卒対を楽しくラクに乗り切る本』(厚有出版)を出版。All About子育て・PTA情報ガイド。大学生と中学生の母。

https://www.tomokonagashima.com/

(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

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