赤ちゃんの[3大泣き]を減らすコツ#2★3~6カ月ごろの[たそがれ泣き]
赤ちゃんが何をしても泣きやまず、ついイライラ。自分も泣きたくなったという経験があるママ・パパも多いのでは? そこで、赤ちゃんの特徴的な「3大泣き」のなかで、3~6カ月ごろにみられる「たそがれ泣き」に困らないための方法を、「夜泣き専門保育士」として活動する清水悦子先生に伺いました。
3~6カ月ごろに多く見られる「たそがれ泣き?」と思ったらすぐすること3つ
夕方になると決まってグズグズすることはありませんか?
授乳してもダメ、おむつを替えてもダメ…。こうした泣き方は一般的に「たそがれ泣き」と呼ばれます。清水先生直伝、今すぐできる対策をご紹介します。
1.生理的な不快があるかどうか、まず確認を
夕方にグズグズしているからといって、必ずしもたそがれ泣きではない場合もあります。「おなかがすいた』「暑い」「寒い」など不快の原因がないか、赤ちゃんの様子をよく観察してみましょう。
<ここをCHECK!>
□おなかはすいていない?
□のどは渇いていない?
□おむつはぬれていない?
□暑かったり寒かったりしていない?
□眠くない?
□体のどこかが痛そう、衣類がチクチクするなどしていない?
□赤ちゃんに不安そうな様子はない?
2.抱っこしたり話しかけたりして赤ちゃんに向き合いましょう
ママが家事をしているときにグズグズしているのなら、いったん手を止めて向き合ってあげましょう。首がすわっていれば,
おんぶで家事をしてもOK。手が離せない場合は「ちょっと待ってね」と声かけして安心させて。
3.おなかをやさしくなでるなどベビーマッサージを試しても
赤ちゃんが低月齢の場合は、おなかにガスがたまっているのが不快で泣いている可能性もあります。赤ちゃんのおなかをやさしくなでたり、両足を持って動かしてあげると、腸が動いて落ち着くこともあります。
赤ちゃんが泣きやまないと、ママ・パパも睡眠不足になりイライラしやすくなりますね。けれど、たそがれ泣きは、個人差はありますが、ある一定の時期を過ぎればなくなります。今は泣くことが赤ちゃんの成長に必要なものと受け止め、おおらかな気持ちで向き合いましょう。(取材・文/中澤夕美恵、ひよこクラブ編集部)
■参考:「ひよこクラブ」2017年11月号とじ込み付録「たそがれ泣き 寝ぐずり泣き 夜泣きサポートBOOK」より