鈴木ちなみ、子どもと一緒にシンガポールの文化を体験できる、おすすめのおでかけスポットを紹介します!
こんにちは!シンガポールで3歳と1歳の子どもを育てている鈴木ちなみです。こちらのたまひよオンラインでは海外の子育てで感じたことを連載しています。
シンガポールに住み始めて3年目。こちらの文化が少しずつですが体になじんできているように感じますが、今日はシンガポールの文化を体験できる子ども向けスポットを紹介します!
「チルドレンズ・ミュージアム」は子どもも大人も楽しい
子どもと実際に行って楽しかったのが「チルドレンズ・ミュージアム」。こちらは12歳以下の子どもが体験しながらシンガポールの昔の暮らしや文化について学べる施設となっています。友だちから「あそこは楽しいよ」「よかったよ」と話を聞いて気になっていたので3歳の子どもと行きました。以前はこちらの施設が切手博物館だったことからでしょうか、1階には各国の切手やスタンプが紹介されているエリアが。子どもたちが切手の絵に色を塗って機械に読み込ませるとスクリーンに投影されていました。一階の別のスペースではシンガポールの昔の商店の様子や暮らしが再現されていて、私も勉強になることが沢山ありました。
子どもが楽しそうにやっていたのは船に荷物を積んだり降ろしたりするコーナー。麻の袋を一生懸命運んでいました。平日の昼間ということもありマイペースに遊ぶことができてよかったです。
シンガポール版フードコート「ホーカーセンター」体験も
2階に行くとシンガポールの文化の1つとして欠かせないホーカーセンターの世界が広がっていました。ホーカーセンターは日本でいうフードコートのような感じで、ショッピングモールの中だけでなく、集合住宅の下や街のいたる所にあります。私にとってもとても身近な存在です。
おもしろかったのはシンガポールの飲み物でおなじみのコピ(コーヒー)を入れるアクティビティ。スクリーンを使って実際にコピを入れているように体を動かします。私も子どもとやってみましたが、コピを作る工程を疑似体験できて子どもより夢中になってしまいました。
まだ子どもの年齢が低いこともあり言葉や文章で説明しても難しいので、このように楽しく体験しながら文化を学べる場所があるのはうれしいです。
シンガポールの文化にまだまだ見識の浅い私も勉強になることが多く、思いがけない学びの時間となりました。
仏教やインド文化…多国籍な文化に触れられる
シンガポールは多国籍な国なので文化も国や宗教によってバラエティーに富んでいます。
たとえば、仏教文化の穴場のテーマパーク「ハウ・パー・ヴィラ」。こちらはB級スポットとしても有名でちょっと不思議な像を見ながら仏教世界を学ぶことができます。
また、インドの文化を体験できる「インディアン・ヘリテージセンター」。インド系シンガポール人の歴史や遺産が紹介されているそうです。
わが家がシンガポールの文化に触れる機会はスーパーやショッピングモールに行った際に店内の装飾が変わっていたり、子どもが保育園から持って帰ってくるイベントに関するお菓子や、クラフト制作から学ぶことが多く、「何だこれ?」と思って調べてみると新たな発見が毎回あります。
子どもは保育園で体験しながら学んでいるようですが、もう少し大きくなったら一緒に文化に対する見識が広げられたらなと思っています。
今月のちなみセレクション
ちなみさんの最近のお気に入り♪を紹介します!
【お気に入り①】
公園に行った際に、砂遊びをしてみました。下の子も興味深そうに砂を触って砂場から離れたくないようでした。下の子が大きくなってきたので2人で遊ぶ姿も見られてほほ笑ましいです。
【お気に入り②】
移住してからずっと行ってみたかった中国茶が楽しめる「Tea Capter」というお店に行ってきました。本格的なお茶をいただきながら友だちと気兼ねなく話せて、心潤う時間となりました。
文・写真/鈴木ちなみ 構成/たまひよONLINE編集部
●記事の内容は2024年12月の情報で、現在と異なる場合があります。
鈴木ちなみ(すずき ちなみ)
©花盛友里
PROFILE
1989年生まれ。2008年モデルデビューし、ファッション雑誌「with」の専属モデルに。フジテレビ『めざましどようび』のリポーターをはじめ、テレビ番組やCM、映画などに出演。20年に結婚。21年に第1子、23年に第2子を出産。