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0〜1才代は生涯で最も脳が発達!?赤ちゃん期の”浅い眠り”が大切な理由

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tatyana_tomsickova/gettyimages

ぐっすり眠りたいママに対し、赤ちゃんはしばしば目を覚ましがち。でも、寝ぐずりは赤ちゃんの成長過程で必要なもののようです。赤ちゃんが「なかなか寝ない」、「すぐ目を覚ましてしまう」理由と、すんなり眠る“寝る力”が育つかかわり方を、脳科学を専門とする成田奈緒子先生に伺いました。

こちらもおすすめ→【脳科学の専門医直伝】寝ぐずりをセーブ!“寝る力”を伸ばす6つの法則

赤ちゃんは浅い眠りの回数が多く目を覚ましやすい

「なかなか寝ない…』のはどうして? まずは、赤ちゃんならではの睡眠のしくみや特徴に迫ります。睡眠は、成長にどう影響をもたらすか。ここにもぜひ注目を!

赤ちゃんにも浅い眠りと深い眠りがある!

「人間の睡眠は、浅い眠りと深い眠りが、一定の間隔で繰り返されていて、これを睡眠リズムと言います。浅い眠りのときの脳は少し活動し、体は休息。一方の深い眠りでは、脳は休み、体は多少活動しています。
新生児期は脳が未発達なため、睡眠リズムとしてははっきりと表れないものの、大人と同じように赤ちゃんにも浅い眠りと深い眠りが存在します」

赤ちゃんの睡眠、その特徴って?

「深い眠りが始まって浅い眠りが終わるまでの間隔は、大人で約80~100分、新生児で約40~50分ごとに訪れるといわれています。言い換えれば、赤ちゃんは深い眠りと浅い眠りが小刻みに現れ、睡眠全体で浅い眠りの割合が大きいことが特徴といえます。
とはいえ、成長とともに、浅い眠りは少しずつ減少し、深い眠りの割合が増え、0~1才代では睡眠全体の約50%を、2才ごろでは70~75%を深い眠りが占めるように。個人差はありますが、3、4才ごろには睡眠リズムがきちんと整う子が多くなります」

生涯で最も脳が発達!?赤ちゃんの浅い眠りがスゴイ!

「浅い眠りの間には、その日に経験したことや得た情報などを整理・記憶するといった脳のメンテナンスをしているという説があります。睡眠全体の約50%が浅い眠りの0~1才代の赤ちゃん期は、生涯で最も脳が発達する時期と言っても過言ではないでしょう。
一方、深い眠りのときは、体の発育に欠かせない成長ホルモンがたくさん分泌されます。
分泌のピークは、22時から2時なので、しっかり眠れるようにサポートしてあげたいですね」

ママの笑顔とリラックスが“寝る力”を育てる最大のメソッド

赤ちゃんの“寝る力”を上手に伸ばすためには、ママの心と体の状態や、生活習慣も大きく影響します。肩の力を抜き、ラク~な気持ちで注意点を確認してみましょう。

ママもこまめに睡眠をとってリラックス

「ママの笑顔と穏やかな気持ちは、赤ちゃんの快眠を導く最大のメソッド。睡眠不足は心と体に不調をもたらし、イライラすることも。日中の10分程度の短い睡眠は、疲れを癒やすので、赤ちゃんの昼寝中は、一緒に横になって。ママがリラックスしていると、赤ちゃんはそれを本能で感じ取ります」

就寝前や寝かしつけのスマホ使用は避けて!

「スマホの絵本アプリなどを就寝前の赤ちゃんに見せると、脳を刺激して『メラトニン』の分泌を低減させ、覚醒させる危険が。とくに女の子は、スマホから放たれる青い光(ブルーライト)を長期間浴び続けると、平均よりも早く初潮を迎える(早期月経)恐れがあるともいわれています。ママもSNSの閲覧などは翌朝にするといいですね」

関連:「たそがれ泣き・寝ぐずり・夜泣き」3大泣きを減らすコツ#1★大前提ポイント

睡眠のカタチは十人十色。赤ちゃんの月齢や個性に合った安眠を導くコツをつかみ、家族みんなで睡眠を大切にしたいですね。(取材・文/茶畑美治子・ひよこクラブ編集部)

■監修/成田奈緒子先生
「子育て科学アクシス」代表・文教大学教育学部教授・医学博士・小児科専門医。神戸大学医学部卒業後、米国セントルイス・ワシントン大学医学部留学を経て現職。専門は乳幼児の脳の発達や睡眠。一女のママ。ワークショップ「子育て科学アクシス」を主宰。

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