「大量のだんご虫に気づかず洗濯」「息子のタックルで大惨事」 私のやっちまった!事件簿
家事や育児で「やっちまった!」という経験はありませんか?「たまひよ」アプリユーザーの失敗やあわや大惨事のエピソードを聞くとともに、鳥居りんこさんのお話をお届けします。
時すでに遅し!私のやっちまった!事件簿
まず、みんなの家事や育児の事件なみのエピソードを紹介します。
◾️26時のボヤ騒ぎ?!
「スイートポテトを作ろうと、さつまいもをレンジで温めたら、何故か発煙。温めはすでに終わっており気を抜いていたので慌てました。火災報知器が鳴り響くも、換気をしまくり対応しました。時刻は26時。夜中に慣れないことはするもんじゃありません!」(あいーだ)
◾️ゼリーまみれ
「母乳パッドをつけたまま洗濯してしまい、服がゼリー状のものまみれに…」(みぃ)
◾️タックル事件
「コンソメを詰め替えるタイミングで息子からタックルされ、ほとんどこぼしてしまいました。息子には『あーぁ』と、私が悪いことをしたかのように言われました」(あーと)
◾️洗濯機を開けて絶望
「おむつを洗濯した時は、洗濯機の蓋を開けて絶望しました…」(なな)
◾️冷蔵庫が大惨事に
「はちみつが少なくなってきたので逆さまにして冷蔵庫にいれてたら、蓋がしっかりしまっていなくて漏れてしまっていたことです」(ましゅう)
◾️まるで漫画
「漫画みたいだけど、クッキーの砂糖と塩を入れ間違えてしまった。そのクッキーはもはや塩として料理に使っています」(ニノ)
◾️なかなか落ちない
「ポケットにティッシュやペンが入っていて洋服が汚れてしまったことが…。ペンは特に落ちないです」(えもん)
◾️洗濯機がゴミだらけに…
「お昼寝マットを洗濯機に入れたら洗濯禁止だったみたいでボロボロになり、洗濯機もクズまみれになっていました」(みほ)
◾️自分、疲れてんのかな?
「まな板の上に包丁と菜箸を置いて、まず菜箸を取ろうとしたら菜箸の上に包丁があったみたいで。包丁に襲われかけました…。火にかけていた片手鍋に手が当たって鍋が傾き、鍋に入っていた熱湯が足にかかり、卓上の塩の蓋を閉めようとしたら床にぶちまけ、水を流したらスプーンにクリーンヒットで水がかかりました。さらに、料理中にトイレに行きたくなったけど火をかけてるし、離れられないし…でも漏れそうだし……と、トイレに行きました。軽く漏れていました…。以上が晩ごはん作っている最中に立て続けに起こって、自分、疲れてんな…って…」(隆菜)
◾️負のスパイラルに
「色もののタオルと洗濯したら服に色うつりしてしまい、『やっちまった』と思ってハイターにつけたら、今度は服の色がハイターで抜けてしまいさらに『やっちまった』となってしまいました」(どんちゃんず)
◾️味噌汁が床にダイブ
「仕事終わりに晩ごはんで、味噌汁を作った鍋を入れやすいようにテーブルに置いてたら、腕が当たって床にダイブ。せっかく作ったのにというショックと、片づけがめんどくさすぎっていう苛立ち。下にカーペットを敷いてなかったから、まだ助かったかもですけど…」(リーヤん)
◾️コーヒーをぶちまけ
「洗ったマットにコーヒーをこぼして、また洗濯。子どもならまだしも、自分がこぼした時は、やるせない気持ちになりました」(4兄弟ママ)
◾️タオルの糸だらけに
「抱っこ紐とタオルを一緒に洗濯機に入れて洗濯したら、タオルの毛が抱っこ紐にいっぱい付いてしまいました。抱っこ紐専用ネットに入れて洗ったのにそうなったため、以降、抱っこ紐は単体で洗っています」(ふくまる)
◾️殺人現場?!
「ワインボトルみたいなビンに入っていたベリーのシロップを、床においていたことをわすれて倒してしまい、瓶が割れてシロップが血のように広がり殺人現場のようになったこと」(ひよこママ)
◾️掃除機を落としたことが原因?
「コードレス掃除機を階段の掃除中に落としてしまい吸いが悪くなってしまいました。そのせいで髪の毛が吸い込み口にあるブラシにごっそり集まってしまい、絨毯に掃除機をかけると集めた髪の毛が全部絨毯に撒き散らされます。もはや掃除しているのか、汚しているのかわかりません!」(ちくわ)
我が家の「だんご虫事件」……洗濯する時は要注意!
ここでは、鳥居りんこさんの「やっちまった!」エピソードを聞いてみました。
「この手の失敗には事欠かない私。先日は我が家でのホームパーティの席上、話に夢中になって、『エイヒレ』をオーブントースターで焼いているのを忘れたんです。結果はあいーださんと同じ状況。白煙と焦げ臭さの中、火災報知器が鳴り響きました。慌てて換気をして事なきを得たのですが、その後、みみっちくも食べられそうな箇所を探して、ゲストにエイヒレを提供。皆さん、いい人だったので大笑いしながら『香ばしくて美味しいよ』と言ってくれましたが、多分、この日のゲストは『エイヒレ』を目にするたびに、この夜の出来事を思い出すことでしょう。いいんです。怪我もなく、誰も傷つかない『笑いのネタ』は、ないよりあったほうが!?
このように料理の失敗も数限りなくありますが、洗濯における失敗も挙げたらキリがないかもしれません。
夫の白のYシャツを桃色に染め上げるなんてのも1回、2回じゃないですね。『ピンクのYシャツも可愛いじゃん!』とおすすめしたものの却下され、買い直しになったお財布痛しの記憶がございます。
ティッシュを洗濯するに至っては数知れず。洗濯前に確認しているつもりなんですけどね、なんで失敗しちゃうんですかね~。昨日も携帯用カイロであるホ〇カロンを洗濯しましたわ。洗濯後、その形状を保ったままだったことに驚愕しましたが、多分、メーカー様はそういうことも『想定内』という認識の元、開発されているに違いありません!?
洗濯で困るのはジェル系のものです。子育て中のママ・パパは母乳パッドや紙おむつで経験済みの人が多いかもしれません。吸収ポリマーは水分を吸収するとゼリー状の粒になるので、洗濯物に付いたら乾かしてはたくが原則ですが、洗濯槽を数回はすすぐ必要があるので、水道代を考えると『やっちまった感』が強くなりますよね~。
まあね、それもこれも『暮らしあるある』ということですが、ママ・パパたちにはひとつだけご忠告を。公園帰りの子どものポッケだけは見たほうがいいです。私、大量の落ち葉とだんご虫を一緒に洗濯したことがございますの。こちら、中々にシュールな光景になりますので、要注意事項として心の片隅に置いていただけると幸いです!?」
(鳥居りんこさん)
誰しも「やっちまった!」には、思い当たることばかり。大失敗を取り返すには、友人との笑い話のネタにするしかありませんね。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年2月の情報で、現在と異なる場合があります。
鳥居りんこさん
PROFILE)
作家、教育アドバイザー、介護アドバイザー。2003年、学研より『偏差値30からの中学受験合格記』でデビュー。実体験に基づいた『中学受験シリーズ』が人気。著書に『親の介護をはじめる人へ 伝えておきたい10のこと』(学研プラス)、『消化器内科の名医が本音で診断「お腹のトラブル」撲滅宣言!!』(双葉社)など多数。執筆・講演活動などを通じて、子育てや受験、就活、介護に悩む母たちを応援している。
