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ママが産休・育休中の減収時も家計負担は折半のまま?夫婦関係がぎくしゃくしない正しい選択は?

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●写真はイメージです 写真提供/ピクスタ

「たまひよ」アプリユーザーの共働き&家計別財布の夫婦に「産前産後でママが働けない等で、収入が減る時期にはパパが多めに負担する等の変更がありましたか?」と質問。「変更なし」は約42%という結果になりました。「もともと夫が多めに負担」という声が大半でしたが、中には「貯金を崩して…」という声も。ライフスタイルアドバイザーで1級FP技能士の前田菜穂子さんに聞きました。

Q.あなたの家計は夫婦別財布ですか?

夫婦別財布 49.4%
夫婦の収入を合算して管理(別財布ではない) 44.4%
その他 6.2%

Q.産前産後でママが働けない等で、収入が減る時期にはパパが多めに負担する等の変更がありましたか?

変更あり 53.7%
変更なし 41.5%
その他 4.9%


「変更なし」は約4割でした。
産休育休の期間中には、出産手当金や育児休業給付金が支給されることが理由のようです。ただし給付金は、本来の賃金よりも減額された金額です。不満はないのでしょうか。それぞれのコメントを紹介します。

「もともと夫が多めに払っている」など、「変更なし」のコメント

「もともと夫が多めに(家計を)払っています。(産休・育休中は)給付金が8割くらい出るので、そこから私の支出分は捻出する予定です」(しー)

「もともと夫が家賃、光熱費等を多めに払っており、私の出費がそこまでなかった。妊婦健診は夫婦共用の貯金から出したので、私はそこまで困りませんでした」(さっちゃん)

「産休・育休中は収入が減ったものの、手当で十分に賄うことができました」(miley)

として、変更なしでも納得のコメントが多数寄せられました。
ただ気になるのが、

「お互い貯金もあるし、出産祝いは私の収入とし、夫は学資保険に出資してバランスをとり、今まで通りです。夫は気にしてくれているようで、厳しくなったら適宜出してくれると思います」(こまき)

「生活費はすべて夫。私の保険、子どもの習い事や現金で支払う費用は私です。貯金があるので、ここまでの金額なら使ってもよしっ!と思って使っています」(うさぎのグーグー)

「愛する家族のために、なんとかします」(しろくま)

として、貯金を崩しているママもいるようです。そして不満の声も少数ながら届きました。

「育休手当があるとはいえ、収入は減っています。でも変わらず折半…」(たわし)

「今まで通り光熱費、保険費、外食費は夫、普段の食費、日用品費は私です。夫婦で育休中なので、食事は朝昼夜と3食分になり、ゴミ袋などの出費がやや多めになりモヤモヤ」(れもん。)

それぞれの夫婦の考え方がおもしろい「変更あり」コメント

「出産をきっかけに、夫がローンや光熱水道費などの大きい金額のものを担当するように変更しました」(むぎ)

「半々だった負担率を6:4へ変更しました」(ぽて)

「もともと折半だった光熱水道費は夫の全額負担に。ただし、出産時の入院費などは全額、私持ちでした」(かなみん)

「育休中は減収するので夫が多めに負担し、手当が振り込まれ次第、返す予定です。ただ、従来よりも減額して返すことになりました」(いおりんママ)

「家賃・生活費は半々でしたが、産休・育休中は夫が全額負担に。さらに私の個人的な買い物も払ってくれてとても感謝しています」(ゅゅ)

「私の収入が少なくなっても生活費は折半のまま。ただし、夫から私にお小遣いをくれることになりました」(ぶち)

「専業主婦になったので、まずは私の財布からだして、1カ月分家計簿をつけて、全額を夫に請求するシステムに変えました」(きゃれん)

「これから育休になります。これまで半々だった負担率を交渉する予定です」(みおと)

「産後1~2カ月は給付金が入らないため、夫に家賃や食費、日用品費を負担してもらいました。給付金が入ったら以前のように食費、日用品は私が負担、家賃や光熱費は夫が負担する予定です」(ゆき)

変更あり、変更なし、どちらもそれぞれの夫婦の考えが垣間見える結果となり、ほとんどのママが納得しているようです。
しかし職場復帰しても時短勤務での減収、一方で成長と共に増え続ける子ども費と、お金問題はこの先もまだまだ続きます。
ライフスタイルアドバイザーで1級FP技能士の前田菜穂子さんにアドバイスをいただきました。

「大事なのは“変更した・しなかった”よりも、“家計を定期的に洗い直す”こと」と、FP前田菜穂子さん

ライフスタイルが変わるタイミングでの家計負担額について、私が大切だと思っているのは「変更したか・しなかったか」よりも支出の見直しや予算組みを変更したかどうかです。

家族が増えてライフスタイルが変わると忙しくて「それどころじゃない」「あとで考えよう」と後回しにしがち。もしまだ見直しをしていない場合は、1カ月だけでいいので、今からでも家計を洗い直してみてください。

“今は産休・育休中だから期間限定の減収”と考えがちですが、復職後も時短勤務や残業ができないなどで、収入という入口は狭まりやすく、一方で支出という出口は子どもの成長とともにどんどん広がっていきます。

この構造を意識しないまま「今まで通り」を続けると、夫婦関係がぎくしゃくする可能性が高いです。私は実際に見てきました。

妻の貯金を切り崩している場合も注意が必要です。
「家族が増えたら一時的に取り崩す」と計画した上でなら問題ありませんが、足りなくなったから補っている場合はズルズルと惰性で切り崩し続けることになり、極端なケースでは、リボ払いやカードキャッシングに頼るようになることもあります。

昨今の「夫婦平等」という考えから、「夫に甘えてはいけない」という妻が増えているように感じます。でも妊娠・出産、そして育児の多くを妻が担う場合、対等の収入は難しいのが現実なのです。

夫婦別財布で「家計負担は科目別」は、実は不公平感が生まれやすい

コメントでは、家賃や水道・光熱費、食費、習い事、医療費など、科目ごとに負担を分けるご夫婦が多くいましたが、実はここにも落とし穴があります。

季節や子どもの年齢によって金額が変わっていく支出ほどコントロールが難しく、不公平感が生まれやすいからです。

年に1度は科目ごとに総額を洗い出し、負担割合が適正か話し合ってみてください。

赤ちゃんのお世話で“家計の交通整理”は後回しになりがちですが、保育園や学校が始まると、さらに忙しくなります。産休・育休のうちに一度、整えておくことをおすすめします。

前田菜穂子

PROFILE)
みつめFP事務所代表で、1級FP技能士(国家資格)、CFP®(日本FP協会)、日本学生支援機構認定スカラシップ・アドバイザー(平成29年10月~令和9年9月)、J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザー 、FPmamaFriendsおこづかい教室認定講師。猛烈に働いた13年間の会社員生活での挫折や長く続いた不妊治療経験など、人生の壁にぶつかったことをきっかけに、金融業界未経験ながら5年間猛勉強してFPの資格を取得。“今より幸せで円満な家庭づくりのお手伝い”をモットーとし、娘として、妻として、母として、そして専門家として広い視野をもち、親子や夫婦でも話題にしづらい「お金のハナシ」に向き合うきっかけを提供しています。プライベートでは一児の母。

みつめFP事務所「mtmfp.com」

Amebaブログ「オンライン親子おこづかい教室|家計診断FPなおママ」

FPmamaFriends「おこづかい」から始めるこどもの自立教育

(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2025年11月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数81人)
※記事の内容は2026年1月の情報で、現在と異なる場合があります。

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